ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

外論の外 慢性不良、制約、タブー・・・猫の首の鈴④

2008-08-06 | ISO外論
企業の抱える難題のうちタブーは客観的に見ると愛嬌がある。
同属企業の社長のわがままや、社長の馬鹿息子のそれや《失礼》、
背伸びしているなとか、ムリして格好良く見せたいとか、少し外から見ればよくわかるのに、社内の人はなにも言わないので本人はだんだん大胆になる。
まさに「裸の王様」である。

得意先がタブーを作り出すこともある。
最近ISOの影響で外注先に監査に行く。
物を知っている連中ならまだしも常識のない連中がずけずけと踏み込んでくる。
普段自分の会社で受けたことのない待遇を受けるから舞い上がる。
言っては失礼に当たることもお構いなしにはなす。
受ける側はお客様から言われるから直さなければならない。
誰がいったかは問題でなく何かいわれたら直すことだけ考える。

受け手も悪い。
顧客にもう少し説明すればいいのに、それをしない。いや、出来ないのかもしれない。
その結果、不要なタブーが増える。
一度タブーを集めてみることを薦める。
これらが会社の発展の障害になっていることは容易に理解できるだろう。
上の人から、そんなこと気にするなと話してもらうと良い。

次のステップはタブー破りの提案でも集めると良い。
こんな面白いことをちかじか、どこかで試してみたいと思っている。
コメント
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