今年の流行語大賞に「品格」という言葉がある。
数学者藤原正彦先生の「国家の品格」が基である。
藤原先生の本は是非読んでいただくこととして、「品格」について考えたい。
最近の企業、ISOで基準化され個性がない。
言葉とか概念は好みからいうと、控えめでにじみ出るほうがよい。
文書化を騒ぐISOは自分を一生懸命顧客に伝えようとするあまり、藤原先生のいう品格に欠ける。
詩人の佐藤春夫が詩の心得として、「言葉は浅く心は深く」と話していた。
最近テレビで山頭火の句作りのコツを聞いた。
「言ひすぎは言ひ足らないよりもよくない」
最近の企業は言いすぎである。夢中に外部に向かい主張するが、内容がない。「品格」がないのである。一流といわれる企業でもクレームやリコールはある、ましてわが社ではという発想が油断を生む。クレーム処理とは、クレームをださないようにすることだが、出しても顧客の信頼をどのように確保するかの技術のような勘違いがある。
初期のISO9000では、外部品質保証、内部品質保証という区別がされ、認証に使う規格は外部品質保証という説明がされていた。
これからは内部品質保証をもう一度検討する時期にきていると思う。
企業の品格を忘れてはならない。
数学者藤原正彦先生の「国家の品格」が基である。
藤原先生の本は是非読んでいただくこととして、「品格」について考えたい。
最近の企業、ISOで基準化され個性がない。
言葉とか概念は好みからいうと、控えめでにじみ出るほうがよい。
文書化を騒ぐISOは自分を一生懸命顧客に伝えようとするあまり、藤原先生のいう品格に欠ける。
詩人の佐藤春夫が詩の心得として、「言葉は浅く心は深く」と話していた。
最近テレビで山頭火の句作りのコツを聞いた。
「言ひすぎは言ひ足らないよりもよくない」
最近の企業は言いすぎである。夢中に外部に向かい主張するが、内容がない。「品格」がないのである。一流といわれる企業でもクレームやリコールはある、ましてわが社ではという発想が油断を生む。クレーム処理とは、クレームをださないようにすることだが、出しても顧客の信頼をどのように確保するかの技術のような勘違いがある。
初期のISO9000では、外部品質保証、内部品質保証という区別がされ、認証に使う規格は外部品質保証という説明がされていた。
これからは内部品質保証をもう一度検討する時期にきていると思う。
企業の品格を忘れてはならない。