「今だめなのは、以前よかったから」という言葉がある。高度成長時には何をやってもうまくいった。たまたまうまくいった、偶然が重なって成功したというのもある。今後とも続けばよいが、運が強いだけでは成功の再現する保証はない。特別な才能やひらめきのある人は別にして(多くの人は自分の能力について過大評価しているのだが)、ここでは組織で仕事をする場合の成功の原則をまとめたい。誰にでもできる方法に改善がある。改善の考え方や手法は「7つ道具」といわれるように、誰でもすぐ使えるように工夫されている。しかし、組織の総合力が発揮され企業文化になるまで繰返される継続的改善は極めて少ない。そこで、成功の障害となる思い違いや誤解の多い7つのポイントをまとめたい。
1.弱い点を是正するより、強い点をより強くすることを心掛ける。
2.管理とは全ての人がPDCAによる自主管理を実践することである。
3.品質を無視しておきる損失は大きい。損失の予防のため品質を管理すること。
4.問題は部門内よりも、部門間連携のまずさの方が大きい。
5.製品や事業の成否は上流、源流段階に総合力を結集することで決まる。
6.それぞれの階層で解決すべき問題がある。階層間の協力が大切。
7.治療、対策は大切だが、正しい診断技術があってこそ役立つ。
1.弱い点を是正するより、強い点をより強くすることを心掛ける。
2.管理とは全ての人がPDCAによる自主管理を実践することである。
3.品質を無視しておきる損失は大きい。損失の予防のため品質を管理すること。
4.問題は部門内よりも、部門間連携のまずさの方が大きい。
5.製品や事業の成否は上流、源流段階に総合力を結集することで決まる。
6.それぞれの階層で解決すべき問題がある。階層間の協力が大切。
7.治療、対策は大切だが、正しい診断技術があってこそ役立つ。