お久しぶりです♪
お元気ですか?
ここ数日、雨が続いていましたが、ついさっきから太陽が顔を出しました
今日は、先日施工しました金閣寺垣をご紹介します。
「金閣寺垣」とは、臨済禅宗の名刹鹿苑寺(通称金閣寺)の境内にある竹垣で、
足下垣の名作として知られる竹垣です。
大きな特色は、胴縁(どうぶち)を用いずに、柱間に低い立て子を一列に配して、
上に特に太い半割竹の玉縁(たまぶち)を掛けることです。
聞きなれない言葉が多いですよね
写真をまじえてなるべく解りやすく説明したいと思います
それでは、手順の説明です。
今回も竹は藁で洗います。
水が冷たくないのでありがたい
手拭は紫陽花です。
まず、はじめに親柱(おやばしら)という両端にくる柱を立て込み、
その間に間柱(まばしら)をたてます。

水糸を張り、立て子をかきつけていきます。
今回は2本と1本を交互にたてています。

立て子の上に半割竹を両側から掛けて、曲がりを調節していきます。
さらに笠竹用の割竹をかぶせてドリルでもみ、釘を打ちます。
この半割竹、長さが9メートル弱あります。
途中で接がない一本ものの半割です。
この竹を綺麗にまっぷたつに割るのが難しいそうです。

お師匠が一発で割っていたので、簡単そうに見えましたが、
短いものでもなかなか上手くいきません
なんかね、割り箸を割るときに似てる
のかな。
左右から同じ力で一気に引かないと、偏ってしまうよね。
押縁(おしぶち)用の太割竹を表と裏から立て子に水平に掛けます。

押縁と立て子をシュロ縄で結びます。

完成!
足下はシダとリュウノヒゲと伊勢砂利のみでスッキリ仕上げました。

作業中や完成後にも施主様や通りを通るたくさんの方に温かい言葉をかけて頂きました。
ありがとうございました
お元気ですか?
ここ数日、雨が続いていましたが、ついさっきから太陽が顔を出しました

今日は、先日施工しました金閣寺垣をご紹介します。
「金閣寺垣」とは、臨済禅宗の名刹鹿苑寺(通称金閣寺)の境内にある竹垣で、
足下垣の名作として知られる竹垣です。
大きな特色は、胴縁(どうぶち)を用いずに、柱間に低い立て子を一列に配して、
上に特に太い半割竹の玉縁(たまぶち)を掛けることです。
聞きなれない言葉が多いですよね

写真をまじえてなるべく解りやすく説明したいと思います

それでは、手順の説明です。
今回も竹は藁で洗います。


手拭は紫陽花です。

まず、はじめに親柱(おやばしら)という両端にくる柱を立て込み、
その間に間柱(まばしら)をたてます。

水糸を張り、立て子をかきつけていきます。
今回は2本と1本を交互にたてています。

立て子の上に半割竹を両側から掛けて、曲がりを調節していきます。
さらに笠竹用の割竹をかぶせてドリルでもみ、釘を打ちます。
この半割竹、長さが9メートル弱あります。
途中で接がない一本ものの半割です。
この竹を綺麗にまっぷたつに割るのが難しいそうです。


お師匠が一発で割っていたので、簡単そうに見えましたが、
短いものでもなかなか上手くいきません

なんかね、割り箸を割るときに似てる
のかな。
左右から同じ力で一気に引かないと、偏ってしまうよね。
押縁(おしぶち)用の太割竹を表と裏から立て子に水平に掛けます。

押縁と立て子をシュロ縄で結びます。


完成!

足下はシダとリュウノヒゲと伊勢砂利のみでスッキリ仕上げました。


作業中や完成後にも施主様や通りを通るたくさんの方に温かい言葉をかけて頂きました。
ありがとうございました

9mの竹を半分に割るってぇのも感心しました
お師匠さんすばらしい
そこで修業してるLusyも・・
竹垣大好き!!なんです。
竹仕事はなくなってほしくない日本文化の一つです。
日本の竹って、肉厚で本当に良質なんです。
昔から、日本人は竹と共に生きてきたんですね。
生活のあらゆるものに竹が使われてきたんだなーと改めて竹の素晴らしさに感心しました。
私はまだまだ未熟者ですが、今回「庭師さん」「職人さん」とたくさんの方に声をかけて頂きました。
その響きと温かさにジ~ンと感動(*_*)
時間がかかっても本物になれるように頑張ります。
今回の竹仕事には続きがあってね、そちらもまたご報告したいと思います。
…ところがこの記事をアップしたあと、パソコンがバグってしまいました。
わ~!どうしよっ、かっつん(>_<)
モバイルから書き込みながら、途方に暮れてまーす(T_T)
結局直らなくて、初期化されてしまいました
データを保存しておく方法なんて、知らなかったので、今までの努力は全て消えちゃいました。
ホムペもまたさいしょっからよ~
ショックのあまりパソコン嫌い病になりました。
でもこのまんまじゃいかんと、久しぶりに開いたら、かっつんのコメが来てたので、すごく
嬉しかったです
ありがと...かっつん
金閣寺垣参考にして頂き嬉しいです
建築様式も変化し、竹仕事は少なくなってしまいましたが、先人の美意識と技を伝えていきたいですね
私もひろしさんのコメントに励まされました。
お互い頑張りましょうね
昔の人は小刀ひとつあれば何でも作れるほど器用に使いこなすという話を聞いたことがあります。
私もそうなりたいですが普段から使っていないとなかなか難しいですね
竹垣に使う竹は竹屋でなるべくまっすぐなものを選んで購入しますが、完全にまっすぐではないので、笠竹の下の半割竹の曲がりを調整するのが一番難しいです
長いとかなり反動がかかります。
こちらの金閣寺は今も変わらず美しい状態を維持しています
初コメントありがとうございました!!