露花便り

福山市の庭師のブログです。庭師の仕事や日々の生活の中からやさしさに包まれる出来事や気付きを綴っていきます。

長野の旅

2016-10-02 03:50:44 | 旅行
先日、長野から帰ってきました!

苗物の生産者さんや新しいメーカーさんとの出会いもあり、良いご縁ができました。




商品が入荷次第ご紹介していきますね。



長野は山も空気も街並みも綺麗で素晴らしかった~

いや~、あの美しい山を見るだけでテンション上がりっぱなし。

気温は15度~19度で湿度も快適。蚊もいないのでストレスゼロです。


中央アルプス

「軽井沢レイクガーデン」


素晴らしい庭園でした。

どこを見ても絵になる景色。

「Sweet Juliet」

「Sister Elizabeth」



園内のあちこちでローズヒップが実り、幸せな気分にしてくれます。


このバラ、ちょっと感動的な出会い・・。

しなやかで可憐。



かなりの距離を歩いたと思うけど、全く疲れを感じない時間が経つのを忘れる空間でした。



建築と庭探訪。


「室生犀星 記念館」旧軽井沢


室生犀星記念館 旧軽井沢の詳細はコチラ


cafe「涼の音」でランチ

別荘の建物は国の登録有形文化財ですが、飾りつけは所々ファンシーに仕上げてあります。
cafe 涼の音


「旧三笠ホテル」
この時代の木造建築ファンにはたまらない。





建具や調度品等、細かい細工にいちいちツボって大興奮




こんなところにもドングリ・・
旧三笠ホテル


「白糸の滝」

10度を下回る冷気でした。

水が勢いよく湧き出して、円形状の地形から滝になって流れ落ちます。



軽井沢は空気が清らかで自然の景色も建築も研ぎ澄まされていました。




今回一番嬉しかったのは大好きなリブさんご夫妻に半年ぶりに会えたことでした!

松本発 手作りオベリスク工房 「ガーデンクラフト LIB」さん


Facebookページはコチラ


美味しい手料理の数々

生地から手作りの超絶ピザ

写真に撮りきれなかったけど、どれも最高!

そして松本のお酒は美味しい!!

だから松本の男性は酒豪なのか~。
20度の日本酒グイグイ・・地元のワインも頂きましたが、飲むほどに頭が冴えわたる澄んだお味でした。

やっぱり水が違うんだろうなぁ~・・

あまりに楽しくて夜中まで居座ってしまいました。


最後は懐中電灯を持って4人で真夜中の「マジカルミステリーガーデンツアー」

これが最高に楽しかった!!真っ暗でしたが、懐中電灯で照らしながら植物を一つずつ紹介してもらって、お庭をぐるりと一周!
愛情をかけて育てられた植物と手作りのデッキや物置など、憧れのリブズガーデンを満喫させて頂きました


夜中だったので写真が上手く撮れてなかった・・みなさんにご紹介できなくてごめんね。

帰ってきてからも頂いたお土産を眺めながら幸せ時間に浸るのでした。

リブさん、幸せな時間をありがとうございました!

松本最高でした!



いろいろに影響をうけた長野県の旅でした










展示会とお店の散策。

2015-09-14 01:08:18 | 旅行
先日、東京の展示会に行ってきました。

毎回歩き疲れてクタクタになり、途中で諦めてしまうのですが、

今期の展示会はとても面白い内容で、探していたものにも出会えたので、最後までくまなく見て回りました。

9月中旬から10月にかけて買付した秋物、冬物商品が入ってきますので、facebookなどで入荷商品をご案内していきますね。


展示会以外にも今回は自由が丘を中心にお店を散策。






繊細なアイアンの手すり。



この無塗装の屋根の感じ、いいな。



ピーターラビットカフェ




ハーブやセロリがいっぱい詰まったウサギのためのポタジェ風植え込み。



アンティークの家具などを揃えたインテリアショップ。







店の前の大きな樹はボトルツリー。


今回いろんなショップを見て思ったのは「植物を扱う」ということの業種間の垣根が無くなったということ。


例えば、園芸店と造園業、観葉植物の店などはいずれも植物を扱う業種ですが、これまでは業種内容はかなり違っていました。

家具や雑貨を扱うインテリアショップでも、最近は造花ではなくて生きたグリーンを扱う店が多いです。


以前はこれらの業種で働いている人に求められることは全く違うものでしたが、今はその壁がなくなり、意外な場所で生の植物が扱われていたり、
造園や園芸という植物のプロにもインテリアやアロマ、食の知識が問われたりするのだなと感じました。


「食器などの生活雑貨とインテリアグリーン」、「造園業とインテリア雑貨」、「園芸店と自然食レストラン」・・・等々、垣根を超えてコラボしたお店が年々増えています。




インターネットの普及の影響が大きいと思いますが、全体的にナチュラル志向が高まって、若い人にも植物が身近にある生活が受け入れられるようになってきたんだろうと思います。



ちょっとした流行りなどではなくて、ライフスタイルとして植物との暮らしが定着して欲しいですね


そのためにお世話が楽しくて日々苦痛にならない管理の方法をお伝えしていこうと思います。





こちらは自由が丘の革製品のお店「SLOW」さん。


店内はこだわりの革製品が丁寧に並べられています。



SLOWさんで一目惚れした財布を購入した親方。
嬉しくて大切に持ち移動していましたが、ホテルに着いた時にはどこにも見つからず・・・

「もうだめじゃーーーーー!誰かに取られて売り飛ばされとるわ!!!!]



・・・絶望感でどん底の親方に代わって、移動してきた沿線の駅から警察、立ち寄った銀行やお店に電話しまくりました。



ここは、日本。



新しい財布は贈り物のように大切に袋に入れられているから、親切な人が届けてくれるだろうし、
こっちが届け出しなきゃ落し物を届けてくれた人にも失礼だと必死で親方に説明するも・・・。







翌日も絶対に財布は見つかると信じて電話しまくった結果、なんと!りんかい線の大井町駅にそれらしきものが届けられているとのこと。






この袋を改札まで持って歩いて届けてくださった親切な方!

できるなら直接お礼をお伝えしたいのですが、それも叶わず・・この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

本当にご親切にありがとうございました!!






見つかったお財布。

クーズーという動物の革にダメージ加工が施してあり、使い込むと味が出て光沢が出るそうです。
年月をかけて大切に使っていきたいですね。


お客様にお話ししたら「ラッキーアイテムですね!」って言われた幸運の財布です


親方・・もうなくしませんように・・・・!



新作の植木鉢や雑貨は今週から入荷します!

入荷情報はfacebookでご紹介していきますのでこちらもよろしくお願いします




丘の上のつるばらやfacebookページはこちら












京都へ照明器具の買付け旅

2015-04-05 22:43:29 | 旅行
先週はつるばらやの照明器具の買付に京都へ行きました。



明治・大正時代のものから、昭和レトロなものまで本物のアンティークを扱うタチバナ商会さん。


ガラスも細工も繊細で美しい・・親方大興奮!!


購入して帰った照明が店舗に取り付けられるのが楽しみです。





時間が少し空いたので、前回撮影日で見学できなかった町屋「奈良屋記念杉本家」に立ち寄りました。






残念ながら中は撮影禁止だったため公表できませんが、こちらがもう~素晴らしかった!!

庭といい、建築といい、、、。


雨でしたが、庭は縁側に通してもらえたため、ゆっくり座して眺めることが出来ました。

明治時代の作庭ですが、構成も素材も素晴らしい。

先人の作庭を今もつなぎ続ける庭師も素晴らしく繊細な方が手入れされていました。

日本人がどれほど清潔好きで見識や美意識が高いのか思い知らされます。

親方と行くと意味合いや素材のルーツなど解説して頂けるので感動のツボがあちこちに。




奈良屋さんはもう一度訪ねたい感動的な住宅でした!


「奈良屋記念杉本家」





山梨へ仕入れの旅。

2015-04-05 21:57:34 | 旅行
汗ばむような陽気になりましたね

露花はつるばらやのオープンに向けて、着々と準備が進んでいます

先月末からは仕入れや買付であちこち走り回っています。


3月は山梨県のコマツガーデンさんに長尺苗の仕入れに・・。

オープンしたばかりの新店舗も見学させて頂きました!











コマツガーデンさんはこだわりの品種と厳しい品質管理でバラの苗を生産されています。

冬に裸苗を手にしたとき、熱いものがこみあげてくるほど感動しました。



植物は根っこが全てです。根っこが健康でないと成長できません。

お客さんに売るということが目的ではなくて、お客さんの家に植えられた後、

どんな環境でも育つことを大前提に苗を鍛えて生産されています。


生産者も販売店もこのことを大前提にしているところばかりではありません。

・・というか、そうでないところの方が多いかもしれません。

苗の段階で水と薬を多用して温度をかけ、一瞬の見栄えを良くするために必死の生産者もおられます。


その反対に生産者が苦労してどんなに締まった良い苗を作っても、販売店で日陰に置かれ、
水をダラダラとかけられて徒長したり病気になってゴミになってしまうのを頻繁に見かけます。



苗を健康な状態で植えてもらうこと、嫁いだその地で元気に成長することを願って、生産者も販売店も努力していきたいですね。


コマツガーデンさんは最も信用できるバラの生産者です。

櫻井さん、みどりさん、お忙しいシーズンの訪問でしたが丁寧に応対頂き、ありがとうございました


「コマツガーデン」


帰りがてら立ち寄った諏訪湖やアルプスの景色に感動~



ひょ~~っ




地形で環境が違うことに改めて気付かされることもあり・・



白樺・・芸術的に美しい




見渡す限りのシラカバ、アカマツ、カラマツ。


アカマツの巨木があちこちにあるので大興奮



瀬戸内海で見られるような下草や竹類は見られません。

富士山が美しすぎて何度もシャッターをきりましたが、
帰ってきて見てみると本物の美しさを伝えられるカットは一枚もなかった

本物の富士山は圧倒的なオーラを放っていました。





八ヶ岳倶楽部では野鳥に囲まれて噂のフルーツティー頂きました



金額に大ブーイングだった親方も飲んで納得のフルーツ盛りだくさんのお味でした。






「八ヶ岳倶楽部」



強行仕入旅でしたが、いろいろにインスピレーションを頂いた貴重な経験となりました。

ありがとうございました!




京都町家と庭園巡り

2014-01-13 07:55:45 | 旅行
お正月休みを利用して京都へ行って参りました。
その一部をご紹介します




目に飛び込んできた町家の木賊垣。


枯竹がなんとも上品です。


町家の料理やさん。





旧川崎家 「紫織庵」







大正時代、和と西洋文化の合わさった理想の住宅。
こんな家に住みたい。







最高に美しい。
今回こちらに来れて良かった!!





庭師用通路。

















橋本関雪記念館 「白沙村荘」




うわーー




残念ながら建物の中からは撮影禁止でしたが、建具の繊細さを通して見る庭園が見事でした。







建仁寺











銀閣寺の赤松。




松も雑木も素晴らしく美しい剪定でした。
勉強になりました。


生垣も見事な透かしです。





鹿苑寺。
お天気は良かったけど剪定が頂けなかった。
あちこちにお賽銭を投げる場所を設けてあり、外国人観光客がゲームのように
投げていたのが残念。




今回の旅行ではいろんな発見がありました。


「温故知新」


故きを温ねて新しきを知る。



古いものが全てではありませんが、長い年月をかけて現代まで生き残っているものはそれなりの理由があります。

伝えていきたいのは先人が何故そうしたのかという理由、つまりそこに込められた思いやりと心配りです。

建築や生活様式が変わっても日本人の心は伝えていきたいですね

庭を和風、洋風という括りで分けてしまうのではなく、なんとなく格好良いからそうするのでもなく、

全てに生活する人、訪れる人への心配りをするという理由があって初めて良い庭と呼べるのではないかと思います。


そうして家族が大切に手入れをしていきたくなる庭になり、長い年月記憶を刻んでいけるんだろうと思います。



まだまだ未熟ですが、今年もブレずにこのスタンスで精進して参ります。

















雨の足立美術館

2013-11-26 00:08:47 | 旅行

雨の足立美術館






久しぶりの更新です
みなさまお元気ですか?

先月は緑化祭に足をお運びいただきありがとうございました!
三原のKさま、新市のKさま、Mさま、露花を目指して来てくださった方々、お会い出来て嬉しいです。
たくさんの新しいご縁にも感謝します
ありがとうございました!!

庄原の花会議のみなさま、せっかくお越しいただいたのに留守の時で申し訳なかったです
またいつかお会いできる日を楽しみにしています



最近は相変わらず手入れの日々です。
夕方から夜中までは図面を作ったり見積もりを作ったりしていますが、
雨が降ると親方の気分で突然京都の材料屋に
お邪魔したり、あちこち飛び回っています。



先日は足立美術館に行ってきました。
足立美術館は中根金作の名庭で有名ですが、親方は京都時代、中根庭園研究所で修業されてましたので、
親方のルーツですね。
私は数年ぶりに訪れましたが、丁度松の手入れが終わったばかりで、
わあ~~!!!っとひれ伏したくなるぐらいの凄まじい美しさでした。




赤松!!赤松の繊細さと存在感。








葉っぱ一枚も落ちてない。














余韻に浸って感動が家に帰るまで続きました
7人の庭師の方々、尊敬します。


またすぐに観に行きたいですが雪が降ると難しいでしょうか・・・。
誰か冬に運転できる方、連れて行ってください








アンリ・ル・シダネル展

2012-08-16 02:20:30 | 旅行


ひろしま美術館で開催中の「アンリ・ル・シダネル展」に行きました。
待ちに待った日本で最初の本格的な個展です。








私にとって、シダネルは特別な存在です。
ちょっと長くなりますが、不思議な縁を感じる出来事があったので、お話したいと思います。


16歳の誕生日、私は倉敷にある「大原美術館」を初めて訪れました。
数々の名画に感動しましたが、この絵の前に立った時、強い衝撃と懐かしさを感じました。





        「夕暮れの小卓」{ヌムール}   アンリ=ル=シダネル



あぁ、この絵の中の場所に私は居たな。

この光景はよく見た懐かしい景色・・。

ごく自然にそう感じて、この絵の前に立ち続けました。
人は描かれませんが、さっきまでここに居た気配と遠景の窓からこぼれる明かりが水面に移り、
泣きたいような懐かしい感覚。


それから何度この絵に会いに行ったかわかりません。
インターネットなどない時代でしたから、「シダネル」という人がどんな人かも
どんな作品があるのかもわかりませんでしたので、大原美術館に会いにいくのみ。
小さな複製画を購入し、部屋に飾っていました。


月日が経ち、30歳の誕生日。
お世話になった方より「フランスの美しいバラの村、スミレの村」という本を頂きました。



当時ガーデナーとしてもてはやされ、テレビや新聞に取り上げられて
自分のアイデアで何でもできるというような錯覚に取りつかれていた私は、本からのインスピレーションを嫌いました。
美しい写真集として本を開くことはありましたが、文章をじっくり読んで共感してしまうと、
なんだか負けたような敗北感を感じる気がしていました。
未熟者の私は文章を読むこともなく、でもどこか不思議な魅力の詰まったこの写真集を大切にしていました。



そして三年前、親方と出会って沼隈に越してきました。
親方はこの写真集を見るなり、美しいバラの村「ジェルブロワ」に感動されました。
古い石畳、煉瓦と左官の溶け込んだ壁、歴史を刻むこの村の美しさと、
壁を覆う生命力に溢れたツルバラ。
「正直、バラを美しいと思ったことなかったが、バラに対する考えが180度変わった」
と言われました。
親方の言葉に影響を受けた私は、頂いてから6年も経ってから初めて全ての文章を読んでみました。


読み進むと、衝撃を受けました。

「ジェルブロワ」は中世の時代、フランス王とイギリス王に覇権を争われ、
500年もの間破壊と再建が繰り返された町でした。
殺戮や戦火、略奪などの幾多の苦難と波乱の歴史を乗り越え、1592年に休戦協定が結ばれました。
要塞が取り壊され、急に静かになった町は人も減り、滅びゆきつつありましたが、
20世紀初頭、一人の芸術家がこの町を訪れ、町に生気を取り戻させるのです。



その芸術家が、「アンリ・ル・シダネル」でした。
シダネルはジェルブロワの素朴な美しさに魅了され、バラを植えて村を再建していきます。
彼の努力と功績でジェルブロワは生まれ変わり、今ではフランスでもっとも美しい村の一つに選ばれています。
シダネルは過去の事物を愛し、賞賛しました。




「私が追及し続けた道は、おそらく、しかしそれが目的ではないが、
現代の様々な研究と対立する。実際は私が追及した道は自然の流れをたどり、
私が得られた共感もまた、我々の道に付随する光なのである。」
(小林晶子翻訳「アンリ・ル・シダネル」カタログより)




何気ない庭の片隅や植物、自然の穏やかさとやさしさ、そこに人が介入することで
生まれるあたたかい調和と安心感。


庭もそうでなければ意味がない。
どれだけ立派で、斬新で、かっこいいかではなくて、どれだけ愛情を注いで管理していけるか。
植物と造形物の調和ではなく、植物と人間の調和が優先です。
没後73年経っても全く色褪せないシダネルの精神を受け継いでいきたいです。




            「離れ屋」{ジェルブロワ}





16歳のときには庭に携わるなんて思ってもみませんでした。
仕事で庭に携わるようになっても、若い私にはシダネルの精神は理解できなかったと思います。

あの日から23年経ち、たくさんの方との出会いから、いろんなことを教わり、
この時期、このタイミングで気付くことができたんだなと思います。
数々のご縁に感謝します。

今はばらばらだったパズルの一つづつが繋がってきたことをじっくり噛み締めています。
ゆっくりちょっとずつしか進めませんが、これからも本物のちいさなかけらを見つけていきたいです。

長々となりましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました


会期中に行けて本当に良かった~

画像や画集では細部の色使いがはっきりしませんが、生で見ると引き込まれるような
美しさですよ。

ひろしま美術館では9月2日まで開催で、会期中は無休です。
お近くの方は是非足を運んでみてくださいね。



あっという間にお盆休み終了です~


瀬戸内のしまへ。

2011-08-16 00:52:00 | 旅行
お盆休みを頂き、せとうちの島へ行ってきました。
尾道から橋を渡り、愛媛へと続く小島を巡る「しまなみ海道」。
橋を渡るごとに海の碧さが濃く、美しくなっていきます。

生口島にある耕三寺。
財を尽した「潮聲閣」(1927年)






床はケヤキの一枚板。


夏建具が美しい。


杭谷一東作「未来心の丘」

イタリア大理石の白さで目が痛い。


瀬戸田産のデコポンジェラート

さっぱりしてるから暑い日は最高!



橋を渡り大三島へ


海が碧い~~~!!
のどかなみかん畑と海の碧さが目にやさしい。




「大山祇神社」
天照大神の兄神、大山積神を祀る全国一万社の神社の総本社。

国宝、重要文化財に指定されている全国の武具、甲冑類のうち8割を収蔵している紫陽殿、国宝館には源義経の鎧などがあり、
こわいぐらい霊気を発してました。



大山祇神社の楠。
樹齢推定2600年。



トトロが住んでいても不思議じゃない



こちらは樹齢3000年。
主木は枯れて、ひこばえらしき枝が代変わりしています。





紫陽殿、国宝館には入れましたが、時間が間に合わなくて本殿と拝殿には参拝できず残念
またゆっくり訪れたい空間でした。





近くの茶屋にあった土壁の建物。

こんな事務所がいいな~。


今回は時間制限があり帰路につきましたが、近くには多々羅温泉やミュージアムもあり、のんびり過ごせそう
海に沈む夕日を眺めて過ごすのもいいなぁ~。
うっとり~


はっ!
明日から現場だった!!
いそいで寝ます
今日もありがとうございました。
おやすみなさい

京都 大原 三千院

2010-08-23 00:18:43 | 旅行
先日、出張で京都に行きました。
久しぶりの京都でしたが、さすが、京都!!!
恐ろしいくらいの猛暑でした

仕事が早めに片付いたので、お師匠が修行時代に
手入れをしていた庭を見に行くことになりました。

はじめに「大原三千院」へ行きました。

長~い上り坂の途中に駐車場がたくさんあるんですが、
なぜか一番下の駐車場に停めてしまったお師匠...
歩きながら、駐車場を通り過ぎる度に「失敗した~」とぶつぶつ独り言。
「駐車場のおばちゃん、上にもあるよって、教えてくれたらええのに...。」
教えてくれるわけないじゃん(笑)
おばちゃんもビジネスだよ。

そういえば、敬愛する茨城の東親方も一番下に停めてしまって、長い距離を歩いたと
以前のブログに書いておられたな~と、思い出しました。
ははは!
正直者は一番最初に
見つけた駐車場に停めるのです




目に染み込む苔の美しさ。苔の中の童地蔵、楽しそう♪



苔むした美しい手水。
こんなとこにも童地蔵




つい、こけ玉何個作れるじゃろうか...と考えてしまう


厳しい修行時代、怒られた記憶を辿るお師匠。
「休憩中は休むことは許されず、ここで破れた寒冷紗を縫っとったな。」
「この支柱を作るのに、上にのぼらされてめちゃくちゃ怒られっとった。」

そんな記憶を辿りつつ、庭を見てまわりました。
木漏れ日と、流れの水音に癒されます。
なかでも、紫陽花はたくさん植えてありました。
6月7月は美しかっただろうなー...しっとり感が苔とよく合う。

昔もピートモスを株元にまいていたそうなので、
鮮やかなブルー系の花が見事だったに違いない。


個人的には写経がしたかったのですが、時間がなくて断念
かなり広いので、ゆっくり時間をとって歩きやすい靴で行かれることをおすすめします