露花便り

福山市の庭師のブログです。庭師の仕事や日々の生活の中からやさしさに包まれる出来事や気付きを綴っていきます。

露花劇場「ロカゲキ」うどん屋編

2014-11-24 23:55:55 | ロカゲキ
ある日のうどん屋。

天井からどんぶりめがけてクモが降りてきた。









うわおーとか言ってると




「クモはええやつじゃけえワシの体につけて帰る」




クモは嫌いじゃあないがこの発想、私にはない。





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露花劇場「ロカゲキ」親方のひとりごと。

2014-11-24 23:51:10 | ロカゲキ
ある日の親方








サザンカの花芯を指にのせて眺める親方・・・







いろいろ突っ込みたい衝動に駆られる親方の言動。


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ドウダンツツジの植えつけ

2014-11-24 23:00:15 | 庭仕事


20~30年もののドウダンツツジ!

こんな仕立てのドウダン、見たことありません。

前景の樹は重要ですが、なかなか思うものに出会えず何度も変更していた親方でしたが、
このドウダンに出会ってからはこれしかないと決めていたようです。

幹もきれいだし太い、大切に育てられた一本もの。

O先生の手助けのおかげで無事に植わりました!





最近はドウダンに限らず、何の樹でも株立ちしか売れないため、
生産者が年数をかけて作っている樹も根元で切られて株立ちにされています。

住宅事情が変わり、仕立てられたものより自然樹形のサラッとした樹形が求められることと、
幹に虫が入った時に全部枯れてしまうというリスクが少ない、
大きくなりすぎたときに更新ができるなどが株立ちのメリットです。

私も数年前までは絶対株立ちじゃろ~という考えでしたが、
露花に入り、年数が経ったものが美しいという価値観に変わりました。

株立ちの樹は樹種にもよりますが、数本で命を分け合っているため、一本の寿命は短くなります。
下から生えてくるひこばえを上手に更新して仕立てないと古い枝が一気に傷んでくるのですが、
ひこばえを急に大きくするとそちらにばかり栄養を取られるため、バランスを見て仕立てます。

植えたときはいいけど、案外きれいに育てるのは難しい・・。

その点、一本で育った樹は素直で美しいです。
ぐりぐりに切り詰めて仕立てるのではなくて、樹本来の樹形になるよう透かし剪定で大きくしたいですね。




久しぶりに来れましたらあちこち紅葉して錦絵図の庭でした





なかなか来られずジレンマの親方ですが妥協はしないと決めているようですので、完成までついていくしかありません


O先生、Y子さまの優しいお言葉に甘えて、まだしばらくは時間を頂くことになると思います

いつもお心遣いありがとうございます!!





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M邸庭工事はじまりました!

2014-11-21 01:45:31 | 庭仕事

新しい庭の工事が始まりました!

最初に声をかけてくださってからずいぶんお待たせしました。

穏やかで優しいMさまご夫妻に感謝します!

ご夫妻の育児観にもとても共感していますので、私も想いが入ります



子どもたちが外に出ると表情がイキイキしてくる庭がいいなぁ

ブランコや滑り台、ボールなどの子ども用に用意された遊具で遊ぶのは楽しいですが、
おもちゃやゲーム、遊具に頼らず庭の中の植物や石、土、水など、当たり前に身近にあるものを見て触って五感をフルに刺激するのは楽しいですよ。

こどもたちが成長していく姿を一コマ一コマ記録していきたくなるような庭になればと思います。







割り出した岡山県産御影石を親方が手でノミ切りした沓脱石。
600キロの石を丸太の上に乗せ、丸太をゴロゴロ転がして搬入。


外構やカーポートなどが設置済みのため、クレーンや重機は使えないことと、一部狭い通路を通るため手作業の搬入でした。


心配していた作業でしたが、ご主人のサポートですんなり入りました


そしてそしてYくん
可愛い~可愛い~!!目がキラキラ!そのうえすごいやる気と仕事ぶり!

毎日手伝ってくれるのでとってもラクさせてもらっているわたくしヘヘッ

なんと一センチのレベルミスにも気が付く目ベラー(目ベルが正確な人)です






最近は外構はしたものの庭は手付かずで・・というご相談が多いです。

こういう場合は問題点も共通しています。


掃き出し窓から庭に降りられない。

植物は好きだが一面に生える草とりは面倒。

隣接部分の目線が気になり年中カーテンが開けられない。

緑が少なく乾いた感じがする・・・などが代表です。



これらの問題点を解決するためには、コンクリートを打って、デッキをつけて、
二階から日除けスクリーンを垂らせばオッケイ!と思われるかもしれませんが、
コンクリートを一面に打つと照り返しで灼熱地獄です

デッキで重要なのは出て何をするのか、何を見たいのかです。

デッキでバーベキュー・・といっても周りに背景や植物が何もないのであれば、
仮設舞台みたいになっちゃいますし、無理やり乗ってる感じで落ち着きません。


視線を集める舞台の上でのバーベキューは恥ずかしく、気が付くと
「座布団や枕干し場にしか使ってない」なんてことになりかねません。

日除けスクリーンも場所に応じては良いのかもしれませんが、二階から垂らしたり
三面に垂らしてる家を見ると家が風呂敷に包まれてるみたいで悲しくなります。





庭の中の構成で大事なことは、目的がはっきりしていることです。

洗濯物を干す、お茶を飲む、新聞を読む、子どものプールを出す、
花火や夕涼みする、花や野菜を育てる、物置に道具を取りに行く、七輪でサンマを焼いて食べる、、、等々。

特にすることやしたいことがない人は何かをしたくなるような空間を作っておくと良いですよ。




よほど広い庭園かガーデニング大好き人でない限り意味もなく散策することは稀です。

生活の中の庭では何かをするためにどこかに行くのであって、
何となく思い付きでそっちの方向に歩くことはありません。

言い方を変えると、そっちに行ってみたい何かがあるから歩いていくんですね。

歩きにくい道だったり、障害物がある場所へは行きたくなくなるし、
草ぼうぼうやカンカン照りの場所へも出ていきたくありません。


こんな心理をうまく生かして庭の導線をとります。

スムーズに導線が取れてストレスフリーになると庭に出るのが楽しくなります。

想いが多すぎて話が長くなってしまった・・




中から眺めるだけではなくて外に出ていきたくなる庭を作ります




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