あこう通信

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日本道での活動

日光発祥の地・・・No.1101

2024-06-23 05:15:01 | Weblog

コロナ禍が落ち着き、日光東照宮の陽明門では海外からの観光客や遠足の子供達で大変賑わっていました。日光は江戸時代初期に徳川家康が東照宮に祀られて有名になりましたが、発祥は古く奈良時代に遡ります。日光を開山したのは勝道上人という方で、礼拝をささげた折に石の辺りから紫の雲が立ちのぼり男体山の方へたなびくのを見て霊地としました。その紫雲石のそばに四本龍寺を建立したそうです。

賑わう東照宮のそばにありながら四本龍寺は静寂のなかにあり心静かに日光を楽しめました😊。勝道上人は標高2436mの男体山の頂上に祠を祀りました。二荒山(ふたらさん)神社のご神体は男体山だそうです。二荒山とは男体山のことなのですね。

二荒山神社には山頂の奥宮にお参りする登拝口があり、片道3〜4時間をかけて山頂に登る方も多い様です。神社には登頂回数の一覧があり、千回以上も登頂された方もいるようで驚きました。

勝道上人は湖畔に中禅寺を開創し、雨を祈って雲をおこすなどさまざまな霊験が伝えられているそうです。日本仏教の二大教祖の空海と最澄が活躍するおよそ20年前のことです。その中禅寺湖から見た男体山の頂上には雲がかかっていましたが、高野山や比叡山のような霊山の雰囲気を感じました。あらためて日光の歴史の奥深さを感じた旅になりました。

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