あこう通信

日々の気づきや出来事について
日本道での活動

八重の桜・・・No.443

2013-11-03 04:39:34 | Weblog
毎週、日曜日の夜のNHKの大河ドラマ『八重の桜』を
楽しみに見ています。普段、あまりテレビドラマは
見ないのですが、このドラマだけは習慣化しているのか
必ず見てしまいます。歴史好きという事もあります。
このドラマを見て感じる事なのですが、通常、歴史は
勝者側から書かれているため、敗者に視点をおくことは
あまりありません。主人公の八重は幕末の敗者である
会津藩の出身者です。このドラマを見るまでは会津藩
出身の人々が明治維新後、各界で活躍していたとは
知りませんでした。明治政府からは賊軍扱いされ、
逆境にありながらも活躍していく、その強さには
心打たれるものがあります。学校の教科書で学ぶ歴史は
政権を取った側、すなわち勝者の歴史であるため、
敗者がどうなったのかについて、ほとんど知らなかった
のです。『勝てば官軍』という言葉があるように勝者が
正義であり、敗者は悪者になって、歴史の片隅に埋れて
しまいます。しかし、勝っても負けても、当然の事ながら
関わった人達の人生は続きます。そういう意味では、
『八重の桜』で会津出身の人達がハンディを背負いながらも、
立派に活躍をされた事を知り、改めて凄いと感じました。
チョット気がかりなのは最近、このドラマの視聴率が
下がっている事です。『倍返し』も、良いですが、歴史の
『裏返し』も良いのでは無いでしょうか(笑)


コメント
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