全日本タワー協議会の名称が変更になりました。新しい正式名称は「全日本タワー連盟」です。
「全日本タワー協議会は、各加盟タワーがより結束を深め、日本の展望業界を更に盛り上げていくことを目指し、この度2025年4月1日より、「全日本タワー連盟」へ名称を変更いたします。」
タワー連盟ホームページの「全日本タワー連盟とは?」の説明です。
1961年(昭和36年)に、東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔の3塔にて「全日本タワー協議会」として発足。以降、今日に至るまで60年以上に渡り、会員相互の情報交換やイベント活動を行ってきました。
2024年に行田タワーが入会し、現在20タワーが加盟しています。
2025年4月より、団体名称を「全日本タワー連盟」と改め、日本の更なる観光発展に寄与すべく、これからも活動を継続してまいります。
この説明は、連盟の名称について省略している部分があると思います。
まず設立年ですが、以前の「全日本タワー協議会」のホームページでは、設立は昭和35年4月だったと思います。今回の説明では「1961年(昭和36年)」となっていますが、設立時の資料があれば公開していただきたいですね。
次に当初の名称は「タワー懇談会」であったと考えています。根拠は『通天閣30年のあゆみ』の年表です。
「タワー懇談会」を当社にて開催。東京タワー、名古屋テレビ塔出席。(1961.11.11)
名古屋テレビ塔主催「タワー懇談会」に出席。(1962.9.29)
「タワー懇談会」当社にて開催。東京タワー、名古屋テレビ塔出席。(1963.3.15)
当社主催「タワー懇談会」開催。東京タワー、名古屋テレビ塔、横浜マリンタワー、京都タワー出席。(1965.3.23)
函館五稜郭タワー主催「タワー懇談会」出席。(1969.9.17)
年表から「タワー懇談会」関係記事の一部を抜粋しています。
大阪タワー主催「タワー協議会」出席。(1970.4.13)
1970年に「タワー協議会」に名称が変わりました。参加タワー(名称が出てきたタワー)は東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔、横浜マリンタワー、京都タワー、札幌テレビ塔、神戸マリンタワー、函館五稜郭タワー、大阪タワーでした。
当社主催「全国タワー協議会」46年度春季総会開催。(1971.3.17)
1971年に「全国タワー協議会」に改称されており、しばらくは「全国タワー協議会」の時代が続きます。
全国タワー協議会時代の絵はがきセットです。
大阪タワー主催「全国タワー協議会」出席。(1976.10.7)
京都タワー主催「全日本タワー協議会」出席。(1977.4.6)
1977年に「全日本タワー協議会」に名称が変わっています。これからしばらくは「全日本タワー協議会」の時代が続き、今年2025年に「全日本タワー連盟」に改称されました。
タワー連盟の名称は
「タワー懇談会」→「タワー協議会」→「全国タワー協議会」→「全日本タワー協議会」→「全日本タワー連盟」と変わってきたと考えています。