双葉社から、アクションコミックスの再刊が続いています。最初の発売は昨年の6月でした。「鎌倉ものがたり30周年フェア」に併せて、青春奇談の2巻が発売されました。
当初は続いて刊行されるのか、よくわからなかったのですが、どうやら全巻刊行されるようです。これまでに発行された、新アクションコミックスです。
2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2013.10.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2014.2.10 第1刷発行 定価:本体700円+税
2014.2.10 第1刷発行 定価:本体694円+税
アクションコミックスとして最初に発売された『ヒッパルコスの海』も再刊されました。
2014.7.10 第1刷発行 定価:本体694円+税
この機会に『ヒッパルコスの海』のコミックス化の状況をまとめてみました。
アクション・コミックス 昭和52年(1977年)5月25日 初版発行 480円
アクション・コミックス(A5判) 1990年10月195日 第1刷発行 730円(本体709円)
3Coinsアクション・オリジナル 2001年10月17日 第一刷発行 本体286円+税
双葉文庫名作シリーズ 2010年8月22日 第1刷発行 本体600円+税
このように、これまで4種類のコミックスが発行されています。今回の新B6判コミックスで5種類となります。最初のコミックス発行が1977年なので37年前になります。長い時間を感じますね。
なお、3Coinsアクション・オリジナルは全話が収録されているわけではありません。
また、1997年から2000年にかけて発行された、双葉文庫『西岸良平名作集』全5巻には、アクションコミックスのシリーズから作品が集められています。第1巻には『ヒッパルコスの海』から10作品が収録されました。
名作集1 1997年2月27日 第1刷発行 定価600円(本体583円)
今回の新アクションコミックス『ヒッパルコスの海』には「本書は、アクションコミックス『ロマン劇場 ヒッパルコスの海』(1990年10月19日初版発行)を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたものです。」との注意書きがあります。元にしたのはA5判のアクション・コミックスのようです。
どの部分を「再編集」したのか、探してみました。収録作品、収録順などは変わっていません。作品間のイラストは新しくなっていますが、「再編集」の場所はわかりませんでした。
また、『赤い雲』、『可愛い悪魔』、『ポーラーレディ』は、「一部修正を加え」となっています。
『蜃気郎』はアクション・コミックス(A5判)では、完結編が含まれていませんでした。完結編=黒猫やまとの冒険=3話は『タイム・スクーター』に収録されていました。今回は文庫版と同じように、2冊で完全版となっています。
このため『タイム・スクーター』をどのような形で刊行するのか、楽しみです。文庫版の『タイムスクーター』は「蜃気郎」3話がなくなったため、非常に薄い残念な造りになっていました。『ヒッパルコスの海』は264ページですが、『タイム・スクーター』は176ページしかありません。
双葉文庫名作シリーズ 2010年12月25日 第1刷発行 本体524円+税
今回のコミックス化では、ぜひ、コミックス未収録の作品を入れて欲しいですね。漫画アクション系の雑誌に掲載された作品にも、コミックス未収録の作品があります。
『ヒッパルコスの海』に収録されている「ビー玉のゆくえ」は『漫画アクション 増刊』昭和52年1月7日号に掲載されました。雑誌掲載時は「絵のある絵本」とのタイトルも付いていました。そして2月1日増刊号には、「絵のある絵本」として「鳥の世界」が掲載されています。2色16ページで、西岸良平、木村泰子両氏の共作です。
この作品も『タイムスクーター』にぜひ収録して欲しいですね。また、「百鬼探偵局」もコミックス未収録だと思いますので、ぜひぜひ収録をお願いします。
新アクションコミックスは、これからも刊行されると見込まれます。旧版との違いは全部刊行された時点で確認したいと思います。
※Amazonの予約で次の新アクションコミックスの内容がわかりました。どうやら『ミステリアン&タイム・スクーター』の合本になるようです。発売日は9月10日の予定です。
当初は続いて刊行されるのか、よくわからなかったのですが、どうやら全巻刊行されるようです。これまでに発行された、新アクションコミックスです。
2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2013.6.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2013.10.12 第1刷発行 定価:本体667円+税
2014.2.10 第1刷発行 定価:本体700円+税
2014.2.10 第1刷発行 定価:本体694円+税
アクションコミックスとして最初に発売された『ヒッパルコスの海』も再刊されました。
2014.7.10 第1刷発行 定価:本体694円+税
この機会に『ヒッパルコスの海』のコミックス化の状況をまとめてみました。
アクション・コミックス 昭和52年(1977年)5月25日 初版発行 480円
アクション・コミックス(A5判) 1990年10月195日 第1刷発行 730円(本体709円)
3Coinsアクション・オリジナル 2001年10月17日 第一刷発行 本体286円+税
双葉文庫名作シリーズ 2010年8月22日 第1刷発行 本体600円+税
このように、これまで4種類のコミックスが発行されています。今回の新B6判コミックスで5種類となります。最初のコミックス発行が1977年なので37年前になります。長い時間を感じますね。
なお、3Coinsアクション・オリジナルは全話が収録されているわけではありません。
また、1997年から2000年にかけて発行された、双葉文庫『西岸良平名作集』全5巻には、アクションコミックスのシリーズから作品が集められています。第1巻には『ヒッパルコスの海』から10作品が収録されました。
名作集1 1997年2月27日 第1刷発行 定価600円(本体583円)
今回の新アクションコミックス『ヒッパルコスの海』には「本書は、アクションコミックス『ロマン劇場 ヒッパルコスの海』(1990年10月19日初版発行)を再編集し、新たな装丁でリニューアルしたものです。」との注意書きがあります。元にしたのはA5判のアクション・コミックスのようです。
どの部分を「再編集」したのか、探してみました。収録作品、収録順などは変わっていません。作品間のイラストは新しくなっていますが、「再編集」の場所はわかりませんでした。
また、『赤い雲』、『可愛い悪魔』、『ポーラーレディ』は、「一部修正を加え」となっています。
『蜃気郎』はアクション・コミックス(A5判)では、完結編が含まれていませんでした。完結編=黒猫やまとの冒険=3話は『タイム・スクーター』に収録されていました。今回は文庫版と同じように、2冊で完全版となっています。
このため『タイム・スクーター』をどのような形で刊行するのか、楽しみです。文庫版の『タイムスクーター』は「蜃気郎」3話がなくなったため、非常に薄い残念な造りになっていました。『ヒッパルコスの海』は264ページですが、『タイム・スクーター』は176ページしかありません。
双葉文庫名作シリーズ 2010年12月25日 第1刷発行 本体524円+税
今回のコミックス化では、ぜひ、コミックス未収録の作品を入れて欲しいですね。漫画アクション系の雑誌に掲載された作品にも、コミックス未収録の作品があります。
『ヒッパルコスの海』に収録されている「ビー玉のゆくえ」は『漫画アクション 増刊』昭和52年1月7日号に掲載されました。雑誌掲載時は「絵のある絵本」とのタイトルも付いていました。そして2月1日増刊号には、「絵のある絵本」として「鳥の世界」が掲載されています。2色16ページで、西岸良平、木村泰子両氏の共作です。
この作品も『タイムスクーター』にぜひ収録して欲しいですね。また、「百鬼探偵局」もコミックス未収録だと思いますので、ぜひぜひ収録をお願いします。
新アクションコミックスは、これからも刊行されると見込まれます。旧版との違いは全部刊行された時点で確認したいと思います。
※Amazonの予約で次の新アクションコミックスの内容がわかりました。どうやら『ミステリアン&タイム・スクーター』の合本になるようです。発売日は9月10日の予定です。