8月17日(日)、ラドンナ原宿で開催の「西島三重子バースデーライブ2025」に行ってきました。
ラドンナ原宿でのバースデーライブは2017年から継続して行われ、毎年参加していました。しかし、昨年は台風の影響で特急しおさいが運休になり、参加できませんでした。
今回も11時開場、12時開演と早い時間です。朝7時台の特急で東京に向かいました。夜のライブの時は、千代田線赤坂駅付近のホテルを予約し、千代田線で明治神宮前駅まで来ます。会場に近いので炎天下を歩く距離が短くなります。腰と膝が痛いので、なるべく歩かなくて良い順路を探しています。
昼のライブは東京から山手線で原宿駅まで来て、歩くことになります。東京は本当に暑いですね。何度も日陰に入りながら、休み休みラドンナ原宿に向かいました。2年ぶりなので、どこで曲がったかわからなくなっており、電話で確認しました。
11時の開場少し前にラドンナ原宿に到着しました。
席は最近はいつも同じ席です。舞台に向かって右側のいちばん前です。
12時ちょうどにライブ開始です。オープニング曲は「青春のシュプレヒコール」でした。第一部の選曲では「風花」が久しぶりに聴いた曲でした。アルバム『Bon Courage』からの選曲です。
デビュー30周年記念盤です。今年がデビュー50周年なので、もう20年も前になるんですね。第二部でも「夢の足跡」が選曲されたので、同じアルバムから3曲歌われたことになります。
「風花」の歌われたライブを探してみたのですが、最近のライブでは見つかりませでした。
10曲目が「カルナバルの朝」でした。この曲もライブで聴くことはなかったように思います。個人的にはこの日いちばんの歌唱でした。
「カルナバルの朝」はアルバム『想いのとどく日』からの選曲です。ただし、CDのみの収録で、レコードには収録されていません。
家に帰ってきてからCDを引っ張り出して聴いてみました。ライブではハミング(と言ってよいのでしょうか)がずっと多くて豊かだったように感じました。
西島三重子さんには、もう一枚「カルナバルの朝」があります。
佐藤正美さんのアルバム『テンポ・フェリス』で「MANHA DE CARNAVAL/黒いオルフェ」にボーカル参加し、ハミングで歌っています。
佐藤正美さんは「冬のカルナバル」の編曲を担当していました。
シングル盤の発売日が1986年9月3日、アルバム『冬なぎ』の発売が1986年10月22日でした。
そして『想いのとどく日』の発売が1988年2月5日で『テンポ・フェリス』の発売が1990年7月11日です。「冬のカルナバル」編曲の交流からアルバム参加の依頼となったのでしょうか。
次の曲が驚きの新曲でした。映画『さよならをもう一度』に触発される形で、みろくさんが作詞を担当して作り上げた新曲です。
「So What~だから何?」実際の曲名がどのような表記になるのかわかりません。何度も聴いてみたい曲になりました。CDが欲しいですね。
続いて研ナオコさんへの提供曲「河は流れる」、シャンソン「時は過ぎていく」そして「サイレント・デイズ」へと続いていく構成は最高でした。ライブの醍醐味を感じることができました。
アンコールは2曲で、「池上線」と「そうよスマイル・アゲイン 」でした。
「そうよスマイル・アゲイン 」は東芝EMI時代のアルバム『SHADOW』のラストナンバーです。
5月2日開催の『Live 2025』のラストナンバーが「One O'clock Rhapsody」でした。テイチク・コンチネンタル移籍後の最初のアルバム『BYE- BYE』のラストナンバーです。
いずれもライブの最後を飾るにふさわしい曲だと思います。今回も、平野融さんの終奏が続く中で西島三重子さんがステージを去るという印象的な終わり方でした。
この日のセットリストです。
第一部
1 青春のシュプレヒコール(『Bon Courage』)
2 目黒川(「目黒川/時の扉をノックして」)
3 Imagination Canvas(『LOST HOUR』)
4 リルケの詩集(『水色の季節の風』)
5 風花(『Bon Courage』)
6 泣かないわ(『SHADOW』)
7 おひさまのたね(『夢のあとさき』)
第二部
8 星のTapestry(『SOFT-I』)
9 夢の足跡(『Bon Courage』)
10 カルナバルの朝(『想いのとどく日』)
11 So What~だから何?(新曲)
12 河は流れる(for.研ナオコ)
13 時は過ぎていく(シャンソン)
14 サイレント・デイズ(「おひさまのたね/サイレント・デイズ」)
アンコール
15 池上線(『風車』)
16 そうよスマイル・アゲイン (『SHADOW』)
この日購入したCDです。サインには忘れずに日付を記入していただきました。
次のライブは12月14日(日)南青山マンダラです。
「50th Anniversary Live」です。