コロンビアレコードのオリジナル・シングル復刻盤『青春グラフィティ』です。
3枚組1,800円で、1983年5月の発売でした。
「白馬のルンナ」、「大都会の恋人たち」はダブルジャケットでしたが、これもそのままに復刻されています。
今となっては貴重ですね。3枚組復刻盤の帯です。
帯の裏面には『青春グラフィティ』のカタログが掲載されていました。
小林旭、守屋浩の1950年代後半のレコードから、1960年代の梶光夫、本間千代子の青春歌謡、ブルー・コメッツ、エミー・ジャクソンのGS・ポップスまで多彩です。
1971年発売の平山三紀「真夏の出来事」も廃盤ブームの中心にあった曲ですね。1983年には廃盤シリーズの曲を集めた「恋すれど廃盤シリーズ」などのオムニバスアルバムも発売されています。
1980年代、時代はレコードからCDに変わっていきました。かなりマイナーな作品もCD化されるようになりました。
「恋すれど廃盤全集」もCDで発売されています。
1988年11月21日の発売です。山本富士子「君を想えば」1956年3月発売から、花井その子「キューピッドLOVE」1982年12月発売まで、長い期間をコレクションしています。
このようなオムニバスCDでなければ、アルバムはCD化できてもシングル盤をCD化するのは難しいです。
MEG-CDはそこを狙った発売だったと思います。注文を受けたシングルレコードをCD-Rで製作、レコードジャケットはデジタル印刷で復刻するので、レコードの復刻より簡単でした。
最初にMEG-CDを買ったのは2009年(平成21年)11月で、茨城県日立市の吉田正音楽記念館でした。『寒い朝』『異国の丘』の2枚を購入しています。
続いて2010年(平成22年)6月にザ・ピーナッツのシングル盤3枚を、船橋東武デパート内の「イトウミュージック」で購入しました。
MEG-CDは2020年4月から販売を休止し、現在はLABEL ON DEMANDに引き継がれているようです。
「白馬のルンナ」「恋のホロッポ」はMEG-CDにも入っていません。これらのシングルレコードは自分でCD化しました。
CD化することによって手軽に聴くことができます。CDも今後どうなるかわかりませんが、もう少しコレクションを楽しみたいですね。