ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

銚子電鉄 袖山里穂さん生誕祭

2019年10月25日 | 銚子電鉄
10月22日(火・祝)、銚子電鉄仲ノ町駅で、車掌の袖山里穂さんの生誕祭が開催されました。主催はサンショップ大阪、銚子ぬれ煎餅クラブ。記念弧廻手形が発売されたので、行ってきました。

10時に仲ノ町駅に到着。残念ながら雨です。会場は2000形(2002+2502)の車内でした。





車内に入るとすでに受付は始まっており、長い列ができていました。しばらく並んで記念券とりほ弁当のセットを購入。

記念弧廻手形


イベント参加入場券。ハート型改札鋏による入場改札


りほ弁当


パンケーキ


りほ弁当、「りほの好きな素材でお腹いっぱい!」。おいしかったです。



弁当の掛け紙も販売していたので購入


りんごあじの ほっとけぇき で「りほ」


グッズもたくさんありました。記念入場券も各種そろっています。








なぜか「犬吠ミサキ&観音レナ」のキップも含まれていました。これは銚子商業高校の生徒さんによるキャラクターですが、りほさんのイラストも同じ作者によるものでしょうか。


硬券タイプの入場券もありました。



抽選によるグッズもありました。犬吠埼のりほさんです。


メダルキーホルダー


ヘッドマークデザインの缶バッジ


記念ノートもありました。



「犬吠ミサキ&観音レナ」のノートもありました。



私は、外川つくし、初海あおい、犬吠ミサキ&観音レナの4人を「銚子電鉄4人むすめ」と呼んでいるんですが、「銚電りほ」のキャラクターも加えて「銚子電鉄5人むすめ」にする必要がありますね。

銚子電鉄4人むすめ

応援に来てくれた「千葉の鉄ドル斉藤のん」さんのグッズも、銚子電鉄関連のグッズを購入


「電車ごっこ1185(栃木県)による思川結萌えキャラ」のグッズも購入


撮影会やサイン会には参加しないで帰りました。

記念弧廻手形をもう一枚購入し、この日の日付を押してもらいました。


通常の弧廻手形も購入。なんとまだ緑色バージョンなんですね。ピンク地に変わっているのは、まだ犬吠駅だけなんでしょうか。


雨が強くなってきましたが、犬吠駅まで行ってきました。灯台ワールドサミット開催記念列車でした。








銚子電鉄によるお知らせでは、翌日の10月23日(水)からの運行になっていたので、うれしかったです。

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弧廻手形の歴史 その3

2019年10月16日 | 銚子電鉄
「弧廻手形の歴史 その3」です。

私の持っている第Ⅰ期の弧廻手形で一番新しいのは、1998年(平成10年)2月3日に使用したもので、運賃は「大人620円、小児310円」でした。


右上のイラストMAPが変更になった、第Ⅱ期の弧廻手形です。私の持っている第Ⅱ期の弧廻手形で一番古いのは、この2001年(平成13年)8月23日使用の弧廻手形です。


第Ⅱ期はイラストMAP以外にも大きな変更がありました。

まず、左下写真の電車がデハ701からデハ1001に変わっています。



デハ1000形の入線は1994年(平成6年)でした。入線記念のテレホンカードです。


弧廻手形の登場は1993年なので、デハ1000形の入線前ですね。

次に、左側の地紋が変わっています。






わかりにくいので、色補正をしてみます。



第Ⅱ期で地紋は銚子電鉄の紋章に変わり、これ以降の地紋に変化はありません。

右下のサービス券も変更になりました。「犬吠駅内チャイナムーン」がなくなり、「電車レストラン」のサービス券になっています。また、新たに「日本画家 後藤純男美術館」が入りました。

なお、平成10年(1998年)の第Ⅰ期弧廻手形では「食在犬吠」の中に電車レストランはなくなっており、チャイナムーンだけになっています。そして、第Ⅱ期の平成13年(2001年)には新たに「電車レストラン」が入っています。

「犬吠埼のテラスでランチ」と記されたこの「電車レストラン」は、犬吠駅の南側にあった電車レストランではなく、絵はがきに描かれた、駅に隣接する電車レストランですね。


そして、犬吠駅内チャイナムーンの営業が終了し、後藤純男美術館が開館しています。

後藤純男美術館は1999年(平成11年)10月10日に開館しているので、第Ⅱ期の弧廻手形に変わったのは、その頃かも知れません。

また、よく使われたと思われる「ぬれ煎餅」一枚サービス券が一番下になっています。ポートタワー、地球の丸く見える丘展望館の割引券と合わせて、弧廻手形サービス券の定番となりました。

私の持っている、第Ⅱ期の弧廻手形を並べてみます。変わっているのはサービス券の部分だけです。



平成15年(2003年)10月9日使用の弧廻手形です。「乗務区D」とのスタンプがありますから、車内購入の弧廻手形ですね。

「電車レストラン」がなくなり、「イルカ・クジラウォッチングまたはサンセットクルーズ」乗船割引券になっています。このサービス券は珍しいですね。

残りの3枚は、発行時期の推定ができない弧廻手形です。平成13年(2001年)当時の弧廻手形と同じ内容です。

当時は君ヶ浜でゴミゼロ運動のイベントが行われており、その参加記念の弧廻手形です。


西海鹿島駅発行ということは、イベントに使われた弧廻手形でしょうか。なお、後藤純男美術館は平成16年(2004年)に閉館しています。


「22.2.22」のスタンプのために使用されたものでしょうか。


ここまで、入手した弧廻手形の「日付」を頼りに、弧廻手形と犬吠駅の変遷を推定してきました。

弧廻手形はキップ販売をしている駅に置かれています。販売枚数は駅毎に異なるので、新デザインの弧廻手形の登場にタイムラグが生じます。一番多いのが車内販売、次が犬吠駅でしょうか。おそらく一番販売枚数が少ないのは、笠上黒生駅でしょう。

また、購入してあった弧廻手形を後日使用することもできるので、購入日と使用日が大きく離れることもありえます。

このため、弧廻手形の変遷を「日付」に頼りすぎるのは問題であることは承知の上で、もう少し弧廻手形の歴史を追ってみます。

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『弧廻手形の歴史その3』、その前に・・・

2019年10月12日 | 銚子電鉄
『弧廻手形の歴史 その2』から大分時間が経ってしまいました。『その3』に入る前に、前回の疑問点、「電車レストラン」の位置について、もう少し掘り下げたいと思います。

1993年(平成5年)から始まったⅠ期のサービス券には、「お食事割引券」として「犬吠駅内チャイナムーン又は、電車レストラン「海鮮市場」のどちらかに限り一割引きいたします。」とありました。



「電車レストラン」というと、次の絵はがきのような、駅舎に隣接した電車レストランを思い浮かべます。


これはいつ頃の絵はがきなんでしょうか。駅舎入口の看板には「世紀越えカウントダウン あと216日」と書かれているように読めます。1999年、又は2000年の写真で間違いなさそうです。

次に、犬吠駅新駅舎建設当時の絵はがきです。犬吠駅舎に向かって右側には「電車レストラン」はありません。


夜の犬吠駅の絵はがきです。


駅舎の向かって右側は磁気自動車の車庫で、そこからくねくねと自動車用通路が延びています。この通路は今も残っています。


(2019.10.5撮影)

次は第1回 平成9年度(1997年度)「関東の駅百選 認定記念」のテレホンカードです。


電車レストランはありません。

これらから、1993年の弧廻手形発売時には、電車レストランは道路をはさんだ線路沿いにあったと考えて良さそうです。

犬吠駅新駅舎は1990年12月に竣工しました。当時の犬吠駅についても調べてみました。銚子市の地方紙『大衆日報』の記事です。

「銚子電鉄リフレッシュ計画の一環として、新犬吠駅新改装工事に着手。8月27日(月)午前11時から、同駅で上棟式を行う。」(1990.8.24)

そして、年末の記事には「29日に落成式 銚鉄犬吠駅リフレッシュ
・・・犬吠駅を斬新なアイデアで、新築中のところ、このほど完成したので、その落成披露を12月29日(土)正午から犬吠駅で開く。」(1990.12.21)

会場の案内図も載っています。


犬吠駅の道路をはさんだ南側にも会場があります。これが電車レストランがあった場所だと思います。

残念ながら、12月29日以降の年内の新聞は残っていません。しかし、1月11日の記事に犬吠駅落成披露の記事が載っているので、これが紹介記事かも知れません。

タイトルを拾ってみると

「犬吠駅をポルトガル風に」、「〝銚子ユネスコ村〟構想」、「やるじゃないか!銚電恒産」とあります。少し長くなりますが、紹介記事の抜粋です。

 「JR銚子駅を含めて〝銚子ユネスコ村〟構想として、十ある銚子電鉄の駅舎を十ケ国の異国情緒あふれる建造物に立て直し、銚子の観光のための一助としたい」とする(株)銚電恒産および銚子電鉄(株)両社では、それに先がけて12月29日(土)犬吠駅をポルトガル風に新築、落成オープンさせた。

地中海の別荘か、はたまた中世のお城を彷彿とさせる白亜のレストラン兼駅舎。その前面には1300㎡もの広さを持つ駅前広場。周りに植えられた椰子の木が南国ムードを盛り上げる。広場入口には、大きなパンジーの花時計。そして中央には犬吠埼を中心とした世界地図が描かれており、こうしたかくれたところにアイディアと銚子の観光にかける意気込みが満々と・・・。

改築前より30メートル延び、全長73.3メートルとなったホームは、白とブルーを基調とし、美しく清潔なイメージに生まれ変わった。

「二階はレストラン 本格的な中華料理楽しむ」

 ユーラシア大陸の最西端ポルトガルのロカ岬と東端犬吠埼の関わりにちなみ、その名も〝ポルト犬吠〟。〝犬吠〟という駅名もローマ字でINUBOUと。

駅舎一階は、改札口、事務室の他にも水槽で泳ぐ生きのよい魚介類を買うこともできる鮮魚コーナー、グッズコーナー、バーカウンターを持つレストランコーナーがあり、二階はレストランで、約70名を収容できる宴会スペース、鮮魚をさばく板前さんの実演コーナーなど。

読みやすいように、適宜改行をいれました。紹介はまだまだ続きますが、落成祝典は29日から3日間にわたり盛大に行われました。

そして、「シンボルキャラクターのゴリラ〝アルカッポレ君〟の磁気自動車でのお目見え等観光客のみならず銚子市民をも夢中にさせる出し物が続々と登場し、華々しいスタートを切った。」とまとめられています。

このゴリラはアルカッポレ君と言うんですね。当時の絵はがきです。



また、1月1日付けの大衆日報には「元旦は犬吠が楽しい」との記事があり、当時の年越えの様子を紹介しています。これもまた長くなりますが、少し引用します。

「元旦の朝は、銚子電鉄に乗って、犬吠の初日の出を拝もう。そして、ニューイヌボウ・ステーション・フェスタを楽しもう!」

「新装成った銚子電鉄犬吠駅では、12月31日の大晦日に、銚子電鉄を終夜運転し、記念キップを発売すると共に、年末年始にかけて、ニューイヌボウ・ステーション・フェスタを開催し、犬吠駅へ全員集合を呼びかけている。」

12月29日発売の記念キップです。


「暮の12月29日~31日まで、“アルカッポレショー”や、“銚子はね太鼓”、“学生バンド”、“フラメンコショー”など、サウンドアンドダンスショーなどが行われ、元旦は、除夜の鐘が鳴り、'91新年おめでとうのあと、深夜0時15分から、お笑いステージ「蛇踊り初笑いショー」3時30分から、お笑いステージ「初笑いショー大道芸人大会」そして、朝6時に、千葉テレビの「吠えろ!初日の出サンライズ'91」が生中継され、7時から銚子はね太鼓、和太鼓の新春邦楽演奏会が行われる。」

「なお、第二会場では、お汁粉、たこ焼き、やきそばなど、おいしい模擬店が出店・・・」(1991.1.1)とあります。

すばらしい盛り上がりだったんですね。

現在の銚子電鉄の財政状況からすると、過大な投資に見えるかも知れません。新しく経営を担ったのが工務店であったことが関係していることは確かですが、もう一つの要因があったように思います。

1986年(昭和61年)1月1日オープンの「地球の丸く見える丘展望館」が、1991年(平成3年)5月5日で入館者100万人を達成しました。


そして、同年1991年(平成3年)6月23日には「銚子ポートタワー、ウオッセ21」がオープンしています。


銚子電鉄の積極的な投資は、この銚子市の観光の発展が大きな要因であったように思います。

今から振り返ってみると、1991年は銚子の観光が一番輝いた年だったのかも知れません。

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令和元年10月ポートタワー入館料改定

2019年10月07日 | タワー
10月1日(火)、消費税率が10%になったのに伴い(合わせて)、展望タワー等の料金も改定になりました。10月1日は「展望の日」なので行きたかったんですが、用事があり行けませんでした。

10月5日(土)に、銚子ポートタワーに行ってきました。


何と展望室入場券が新しくなっていました。

新しい入場券。横長になり、入場料の記載はありません。



消費税改定の前日、9月30日の入場券です。



入場券の種類はこれまでどおり4種類です。他の3種類は、割引入場券、特別割引入場券、小中学生用の入場券です。



これまでの「団体」が「割引」になっています。これまでは「入場割引券」を使うと「団体」の入場券だったので、「割引」の方が適切ですね。



「特別割引」は65歳以上での入場や県民の日の入場で使われていました。



パンフレットも料金部分が改定されています。



これまでのパンフレットです。


大人の通常料金は380円が420円に改定されましたが、小・中学生の料金は200円と同額です。また、教職員が引率する小中学生は150円から100円に値下げされています。

続いて、銚子電鉄犬吠駅に来ました。


この日の弧廻手形です。


9月30日の弧廻手形です。


銚子電鉄の乗車料金は、銚子駅~犬吠・外川駅の料金改定がありましたが、弧廻手形の金額は700円で変わりませんでした。弧廻手形の地の色がピンク色に変わっていて驚きました。


新しい通常版の弧廻手形は、これまでのように変化はないだろうと思っていましたが、改定があるんですね。これからも注意深く見守っていきたいです。

地球の丸く見える丘に来ました。


この日の入館券です。



9月30日の入館券です。



入館券は同じです。4月末にはまだ変わっていませんでしたから、最近変わったようですね。



銚子ポートタワーと同じで入館券は4種類ですが、まだ新入館券に変わっていない入館券もあります。




パンフレットも料金部分が改定されています。



以前の料金表。


料金改定の内容は銚子ポートタワーと同じですね。

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マニアフェスタ Vol.3

2019年10月02日 | タワー
9月29日(日)、秋葉原で開催中の「マニアフェスタ Vol.3」に行ってきました。会場は「アーツ千代田3331」の2階体育館、もと中学校の校舎を利用したアートセンターです。

「3331」って何? と思っていたら、「江戸一本締め」のリズムを表しているとのこと。

秋葉原駅から歩いて10分(私の場合20分)くらいで到着です。





幾つかのイベントが平行して開催されています。

「マニアフェスタ」に来た目的は、 TOWERUP! さんの「展望タワー・展望台マニア」のブースです。「新潟レインボータワー本」の購入が一番の目的でした。

今年2月に開催された「Vol.2」の時に発行されたんですが、その時は来られなかったので、今回は楽しみにしていました。



会場に入るとすぐ、TOWERUP! さんのブースへ。本当に入口を入ってすぐの所でした。『新潟の虹が消えるまで』、幸い購入することができました。


「新潟には45年間、虹が架かっていた。平成最後の冬、虹は姿を消した。」

2011年3月11日、東日本大震災により営業を休止、2018年5月2日に解体が発表された、レインボータワーの解体撤去までの記録です。

タワーグッズマニアである私のコレクションには、絶対に欠かせない本です。購入できてうれしかったです。

今回のマニアフェスタでも新刊が発行されていました。


『東京展望』。奥付のタイトルには小さく「令和夏」と添えられています。

「東京3大タワーの魅力」など、全54ヵ所の「東京展望スポットの全て」が紹介されています。やはり都会です。ビルの展望室や展望ロビーが多いですね。

そして「誰が何と言おうが」船堀タワーは東京3大タワーの一つなんですよね。

会場はもと体育館ということで、冷房はなくて、とにかく暑かったです。他のブースも見て回り、気になって購入したグッズです。

空想地図マニア、タナザキテさんのクリアファイルです。



空想都市「多奈崎市」の啓発グッズで、市そのもののPRです。この設定が面白いですね。

他にも「自販機横のごみ箱」など数種類のクリアファイルを購入しました。

帰りはスカイツリーに行くか、リニューアルオープンした東京タワーか、久しぶりに船堀タワーかと迷ったのですが、暑いので結局どこも行かないで帰ってきました。

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