晴耕雨読とか

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上高地のサル

2009年05月06日 | 生き物
ということで残雪の北アルプスに行ってきたのですが、上高地の小梨平でサルに出会いました。10頭ぐらいの群れで、移動しながら草をむしって食べていました。



最近はいつ上高地に行ってもサルがいます。温暖化の影響なのか、それはさっぱり分かりませんが、昔はそんなにいなかったような気がします。

観光客との関係はこんな感じです。



みんな、「わー、サルだ!」と言いつつ、デジカメやら携帯を向けていました。サルたちは、あまり気にすることなく、草を食べていました。

当然移動していくのですが、観光客の脇を通っていくので、サルと人の距離はかなり近くて、とりまく女子たちからは「コワッ!」と声が上がっていました。

率直な感想を申し述べるなら、意外と悪くない感じでした。

サルたちの挙動を見ていると、あまり餌付けの感じがなく(事実かどうか知りませんが)、けっこう自然に動いていました。

観光客たちも、エサをあげるよりも写真を撮ることに一生懸命で、あんまりエサをあげるという発想もないようでした。

サルが、わたしの50センチぐらいの脇をタタっと走って過ぎていきました。

昔、マダガスカルでワオキツネザルとすれ違ったときのことを思い出しました。

「お前のことは知ってるけど、べつに好きじゃないし、油断はしないぞ」という感じです。

時代と共に人と野生動物の関係も変わりますが、ま、これはこれでアリな感じです。



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