晴耕雨読とか

本読んだり、いきものを見たり。でも、ほんとうは、ずっと仕事してます。

お庭の生きもの調査

2009年09月25日 | 
今日、登録しているメーリングリストで「お庭の生きもの調査」のことが流れてきました。

ざっくり言って、みんなで自宅の庭の生きものを調査しよう、、、というものです。

お庭の生きもの愛好家として、早速登録してみました。なかなかレベルが高くて、どれぐらいできるかは謎ですが、、、。

わたし自身も、例えば都内のヒキガエルなんかを考えるとき、けっこう庭は重要じゃないかと思っていました。庭はあっても、その存在だけでなく、その質や構造が変化すれば当然生きものたちは影響を受けるはずです。

ヒキガエルも都内の池のあるような家が、相続で土地が分割されたり、建て替えで池がなくなったり、あるいは塀が地面から構築されることで、どんどん生息地が分断化しています。彼らの寿命は結構長いので、まだまだいる、、、と思っていますが、どこかでガクッと見られなくなるような気がします。

都会周辺の雑木林にせよ、お庭にせよ、分断化され、個別の生態系も独特に改変されていたとしても、あるまとまり全体でその地域の生態系をつくるベースとなっているのは明確です。

その意味で、この「お庭の生きもの調査」はなかなか、意義がありそうな調査だと思いました。「5本の樹計画」の積水ハウスが協賛しているあたり、だれかがうまいこと考えて、仕組んだのでしょう。