真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

第二章 天人一貫の妙理 (八)人生同天

2023-09-22 20:29:41 | 天道の淵源

(八)人生同天

われわれの天性は無極の真、老〇様(ラウム)から給わったものであります。

陰陽二気かが交感して万物を化し、同時に秀麗なる霊と自在な形体を賦与されているのであります。

万物は一陰一陽によって生じます。

われわれ男女の交感によって生まれます。

男は乾(けん)で女は坤(こん)です。

また、われわれの性命も先天と後天とに分かれております。

懐胎十ヶ月に満ち、先天の性が後天の気に接したときに泣く一声で、霊が気に合して秘竅(ひきょう)より体内に性が宿ります。

この時、先天の気が隠れ、後天の気が口と鼻より入り、肉体が性に支配されることになります。

先天の性は後天の気と相対関係となり、身体(象)と深いつながりを持つことになります。

この性は純粋な霊理なる絶対的善であります。

父母が未だ生まれていない以前の真の面目であり、始まりもなく終わりもありません。

天真にして、独り露(あら)われた真常の本体には凡聖もなく賢愚もなく貴賤貧富(きせんひんぷ)の別もありません。

天地は仁義礼智死信の五常の徳を中心にして運行しており、人間もまた同じく五常の徳を中心に行動し生活しなければなりません。

孟子様は「万物皆我に備わる。」と申されておりますが、全宇宙にあるものは悉(ことごと)くこの小さい体にそなわっているのであります。

真の理天はわれわれの身体の霊にあたり、気天は気脈・体温・呼吸にあたり、象天は身体にあたります。

身体における一呼一吸は生存を保ち、神経の感、気脈の循環は一分一秒といえども、忽(ゆる)がせにできず、密接な関係によって体内珀骸(体内非薬害)・五臓六腑(ごぞうろっぷ)のことごとくを活かしております。

人間の身体を構成している原子などは肉体であり、象天であります。

性霊は形体も声音も味覚も臭覚も無いからといって全然ないのではなく、霊的感覚は寸時も怠っていません。

たとえば頭を殴れば頭に痛みを感じます。

身体だけではなく、精神的にも痛みます。霊・気脈・身体、この三者は一体に組み合わされ、結合は全く天然的にできており、実に妙合だといえます。

もし、霊を欠けば、呼吸できず。ついには身体は亡んでしまいます。

気天・象天の瓦解は恰(あたか)も人間の老衰にたとえられ、年と共に漸次、視・聴・味・香・触感が薄れ、健康がすぐれず、五行中、何かが衝動を起こすとついに息を引き取り、肉体は亡んでしまいます。

ただ霊のみ勃然(ぼつぜん:突然起こる様)として残り、生前に造った功徳か罪業かに従ってそれぞれ、天堂・地獄へと別れてゆくのであります。

生前に成した因果は死後その霊が享(う)けるので快楽・苦痛の境界は結局、生前に成した業績如何(いかん)によって定まるゆえに、天人ともに一貫の理が含まれているのであります。

老〇様(ラウム)を大きな清泉に譬(たと)えれば、われわれの霊は一つの碗中の水にひとしく、この水を清浄に保たねばなりません。

また老〇様(らうむ)を発電所に譬(たと)えていえば、われわれは電燈であります。

電源がなければ電燈は点(とも)りません。

一寸(ちょっと)のまであっても連絡を切ることはできません。

電気の消費分量は正確に記録されるごとく、われわれの一挙一動はすべて、老〇様(ラウム)の許(もと)に逐一知らされています。

罪が多いか少ないか、重いか軽いかは糸毫(しごう)の差もなく報告されています。

不思議なことは、妄想、意の善悪、これらは一つの思想反応となって、われわれの態度に顕れてくるものです。

蔵(かく)しても蔵し通せるもではありません。

顔回(がんかい)様は己を克服するのに「礼に非ずば視ず、礼に非ずば聴かず、礼に非ずば言わず、礼に非ずば動(おこ)なわず。」と述べ、これを四勿(しぶつ)または四非(死火)と称しますが、曽子(そうし)様は「吾、日に三度(みたび)吾を省みる。」と述べ、心にゆるみを生ずるのをおそれ、「戦々恐々、深淵に臨むが如く、薄氷を履(ふ)むが如し。」 また「十目の視る所、十手の指す所、それ厳なるかな。」と絶(た)ゆまない努力をされたのであります。

顔曽両聖は敬(うやうや)しく、これを心に抱き寸刻も良心を偽ることがなっかたのであります。

曽子様は心の意念一度うごけば十目十手から鑑視される如く慎めと戒めているのであります。

肉体は親が生んでくれたものに違いありませんが、もっと大事な霊魂を生んで下さったのは天地生育の神、老〇様(ラウム)であります。

われわれは父母に対する孝養を怠らないとともに、老〇様(ラウム)に対しても、ひたすら孝行の赤心を捧げねばなりません。

孝行も道とは神に求めるのではなく、老〇様(ラウム)の求めに忠実に応え、一人でもより多くの岐路に迷える同胞を人の世の苦海から輝かしい天道の恩典に浴せしめることであります。

済度の好機を誤らないように、少しでも多くの功徳を建てねばなりません。

孔子様曰く「身を立て道を行い、名を後世に掲げ、以て父母の名を顕わすはこれ孝の終わりなり。」と、心すべきお言葉を諭(さと)されました。

どうか一日でも早く天人一貫の理を悟り、更に勤行練達(ごんぎょうれんたつ)して原霊を回復させ、天人に一貫できる霊光を、ますます光り輝かせるよう望むしだいであります。

続く


五戒~六、酒戒(二)最終回

2023-09-22 20:28:25 | 五戒~活仏師尊慈訓

酒戒(二)

(11)善人が遠くなり悪人が近づきます。…類は累を呼びます。共に集まったのは皆、酒肉の友達です。

(12)心身が散乱し、正定から遠く離れる。…新進は定まることができずに、いつも非現実的なことを考えます。

(13)非法をたくさん行い、正法から背く。

(14)思うようにいかないことが多くあり、憂いや苦しみが増加する。…戒を犯した後、良心は安ずることがなく、恐怖に襲われ、心に気にかかることがあり、心が平らかにならない。

(15)時間を無駄にしてしまい、悪習はなかなか改めにくい。

(16)身体を壊し、命が亡くなり、死んだ後地獄に堕ちる。

三、病気を治す必要のために、薬の中に酒をまぜても大丈夫ですが、酔わないようにします。

外用薬に酒を加えても大丈夫です。

四、ポリタビンなどの酒精成分の含んでいる薬は飲んではいけません。

飲むと非常に強壮(強健)で淫慾が増加するのでよくありません。

五、酒戒を犯す果報

(1)神智はすがすがしく、静かで落ち着き安寧です。将来講師となり、判断力があり、思いが乱れず、ぼんやりとせず又、精神が分裂しません。

(2)四重を善持して重罪を犯しません。…殺、盗、淫、妄の四戒を持戒するのが容易になり、更に重罪を造りません。

(3)来世は天道の人として生まれ、三途に堕ちません。

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性理題釋~八十一、智 人

2023-09-22 20:27:18 | 性理題釋

八十一、智 人

智人の智とは知であります。ただ智慧(ちえ)のある人は、天道のある事を知って之を修め、聖教ある事を知って之を学び、明師ある事を知って之を求め、善ある事を知って之をなし、罪ある事を知って之を懺悔(ざんげ)するのであります。

その上世間のある事を知って世間を出で、輪廻因果(りんねいんが)を超越することも出来るのであります。

昼間に太陽がるが如く、又夜間に灯があるが如く、能く知り能く見ることが出来て、善悪の応報(おうほう)を一度知見した後は、即ち悪を捨て善に従い、邪(じゃ)を改め正に帰す、理に非ざれば説かず、道に非ざれば行わず、又理に合わぬ物は取らずして、念々中正(中世)、常に真実にして、功徳を積み名をなして、後世に伝える事の出来る人こそ、実に智人と名づけるべきでありましょう。

総論すれば、仁義(じんぎ)を講じ、道徳を説き、己(おの)れが立って人を立たし、己が達して人を達せしめ、人々を聖人や賢人の境地に到達せしめる事を目的とする人を智人と申すのであります。

続く


【🌎プレアデスのミラ&アシュタール司令部ヴァリオン】政府は崩壊しています~次々起こる終焉・・・基地の閉鎖・闘いの終止符・使命の完遂・ベールの消失・・・人類の旅が終わる日が間もなく迫っています

2023-09-22 19:01:19 | 弥勒浄土

ディスクローズによって地球市民のアセンションが興り、そのタイミングで「ある特定の出来事(動画の中で6:40)が起こるの待っているだけ!」とは、人類が根源に帰還する聖なるシステムで、古来から「弥勒浄土」と伝承されてきた世界的な聖なる基底構造です。この動きは一般的に認識されないまま生活は飛躍的に改善され、各々穏やかに推移します。

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