真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

家人経(三)

2023-09-05 19:41:40 | 家人経(家族経)

家人経(三)

師母様曰

乾坤男女は分別があります。

それは性理的な仕組みが異なることによって考え方の方式が異なることによって、プラス歴史・文化の加えるものがある為に、人類が両性別の戦争を生み出すのも仕方ない。

聖書によると以前、上帝は、楽園の中でアダムを創りだしました。

上帝はアダムが淋し過ぎないようアダムの体の中から一つの骨を取り出してイブを創り出しました。

ヘブライ文章によると、イブの元の意味は生命という意味です。

その中からわかった事は、上帝がイブを創ったのは生命を続けさせるためである。

生命

上帝の一番素晴らしい創作です。

そして生活はすなわち人類自体の芸術の創作です。

両性別を考え、思考の創作によってまるで互いに補うようにできています。

あなたの欠陥は丁度相手の長所であり、長所は丁度相手の欠陥です。

両方の凸凹の異なる物体は丁度素晴らしい組み合わせになっています。

歴史文化から社会現象まで、皆さんに覚醒してほしい事は、いかに互いに尊重すること、互いに補うこと、圧迫しすぎると必ず強烈な反発を生み出すことになります。

乾であろう坤であろうが、にもかかわらずみな強気の姿勢ではいけません。

あるいは相手をコントロールする、あるいは圧迫する態度を取ってはいけません。

陰陽互いに契合する剛柔は並用する。

結局人間性の中にこの両面を持っている。

まるで坤道の母親を例に挙げると、人に想像つかない位の勇気を発揮することがあります。

乾道の父親としては、意外な細やかさを持っていることがあります。

あなたの一番光明な一面を発揮しなさい。

あなたはすなわち一群の中でとても昭和の雰囲気をもたらす人になります。

皆さんは人類がいかに戦争が好きかわかりますか。

このような議論があります。

イブはアダムの助骨から創り出されたものです。

そのためアダムはイブよりも大きい。

アダムは荒っぽくイブは細やかな芸術品である。

その為にイブはもっと知恵をもっている。

理屈はあるけれど、そのようなことは言葉を使った論争に過ぎない。

乾道は、このように女性は才能がなければ得であるというが、人をコントロールする、誰をコントロールするというような考え方は正しくない。

いかに異なる中で互いに続けて扶け合う事を努力することです。

それは皆が続けて努力することです。

自分に照らして考えたことがありますか。

良い所があれば励ましとして、悪い所は反省して、強い人、弱い人と考える必要はない。

中和の道として考えます。

生活を担当する時に担当する。譲る時に譲る。

すなわち一件はとても良い点で完成します。

まだ道場(生活の場)に男尊女卑が残りますか。自分の理念から調整しましょう。

自分の家人から調整しましょう。

正しくない習慣、正しくないやり方、時に合わない文化、それも転じて中庸の道にしましょう。

不正確な他人に対する観点から改変する。

続く


性理題釋~六十三、人の三魂七魄(さんこんしちはく)と性

2023-09-05 19:39:14 | 性理題釋

六十三、人の三魂七魄(さんこんしちはく)と性

地点が同じくないばかりでなく、来処も又一様でない訳であります。

魂(こん)は肝に藏(おさ)まり、魄(はく)は、肺に藏まっていて、乃(すなわ)ち人のこの二気の霊は、気があれば則ち存在し、気が敗すれば則ち亡ぶものであります。

所謂(いわゆる)、不増不減(ふぞうふげん)・不垢不浄(ふこふじょう)にして、水に入りても溺れず、火に入りても焚(や)けないもので、房(へや)を換(か)えて主を換えぬものは真性であります。

故に魂魄の二字は、半分が鬼(き)の字になっており、性の字は向かって右から見れは生ずる心とあり、左から見れば直心(ちょくしん)を生ずるとあって、これが性の本来の姿であります。

本性(ほんせい)は玄関(げんかん)内に宿り、そして出づる事なく入る事なく、理により一身の務(つと)めをなしますが、世間では俗に心と言って、象(かたち)を指してこれを申すのであります。

故に道の字は、先に首の字を書くのであるが、首(はじめ)の一件(ひとつ)は大事な問題であるので、首(かしら)の上において功徳を行わなければなりません。(首はすなわち玄関の意味です)

続く