ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

逆襲のティーバッグ研究室 ドーセットティー 阪急英国フェア第2弾…その紙を剥げ!

2011年10月07日 | ティーバッグ研究室

思わぬところから(ナイスサポート生き霊花鑢さん)
JING Teaの若きイケメン社長、エドワード・アイズラー氏の出自が判明して
吾が意を得たりとほくそ笑むNirvana・cafeです

ユダヤ大富豪オンライン・ネットワーク!
最強の商人だってことですよ、奥さん!
(詳しくは前回『哀愁のティーバッグ研究室 友人は死地から紅茶を…阪急百貨店英国フェアは紅茶地獄における友情』
…タイトル長いわっ…のコメント欄参照。原文ソースはここから『THE JEWISH CHRONICLE ONLINE』)
グーグルの自動翻訳で素敵な時間を…



さて、ティーバッグ研究室、阪急英国フェア第2弾である
前回Jingを調べていてそれだけで力尽きてしまったNirvana・cafe
今回は反省も含め2種類のレビューに望みたい
(最後までこの気力が持つのか?)


だがしかし!
ここにきて吾がティーバッグ研究室がいつも嘆いている事態に
またしても遭遇する羽目になろうとは…

それはドーセットにおいて起きた事件である


花鑢氏が送ってくれた“涙の紅茶詰め合わせセット”
この中でも《ドーセットティーTB 250g》は沢山入れてくれた(12パックありがとう)
でも1箱250gの買ったのか…すごいな。80パック入り/1050円
3g/13円はなかなかのコスパである

これもいまだ見たことも聞いたこともない紅茶屋の名前で
気になったので送ってくれる前から軽く調査を開始
ドーセット”でググると…

つまりこれはイギリスの地名である
『ドーセット (Dorset) は、イングランド南西部の地域で
ドーセット州 (the county of Dorset、Dorset county) とも呼ばれる…』
いつも通りのwikiからのコピペである
んでもって、更に今回調査を進めると
此処がなんと《世界自然遺産 ジュラシック・コースト》である事が判明
なぜかドーセットのwikiには一切触れられていない
更新状況なし(少なくとも2001年以降)
正確にはドーセットと東デヴォンの海岸なのだが
中生代にあたる三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の断崖で構成されており
恐竜が生きていた2億5000万年もの前の地層が露出している所…なんだそうで
詳しくはリンクからかっ飛んでくだしぇ~

いろいろ断崖の写真を見たが
私の夢に出てくるのと同じだ
イギリスにはやたら海岸線に断崖があるが
不思議とこの景色には妙な郷愁がある

おいといて(こういう余計なことをやっているから途中で力尽きるんだよ)


さてドーセットは田舎のリゾート地であるらしい
リンゴとクロテッドクリームが名物
勢い紅茶のおかずには事欠かないことだろう
旅行記のWEB画像が異常に美味そう
ああー!アップルパイ!スコーン!

今回貰った紅茶のお店のサイトはここ
http://www.dorsettea.co.uk/node/1

1934年にKeith Spicerという人が創業
この方は今や結構大きい紅茶と珈琲のサプライヤーであるという
ドーセットティーはそのカテゴリーの一つらしい
Spicer氏がもともとドーセットでこの商売を始めたので
このブランドはその起源にあたる
紅茶を自宅でブレンドして肉屋の自転車で近所にお届けしていたらしい


で中身はこれである


ヒモもないマチもないこの麦茶のようなシンプルなパック
好感度高い
なぜならこれポットに照準あててるし

ブレンドはケニアとインドとセイロンとのこと
来たその日に早速飲んでみた
夕食のあとのお茶にするので
3パックをポットにいれ熱湯450ml注いで待つこと3分弱
花鑢氏もご推薦である
期待高まる中カップへ…

うにゃ?
香りがあまりしないのだが…
どういうことだ
じっと嗅いでいると
それなりにセイロンの香りはしてくる…が…

では味の方
これはデイリーユースな味だね
日東デイリークラブ系
もっとクセがないまろやかな感じ
渋みが少ない
コクはまあまあ有り
アクセントにほのかに酸味
味は良いのに
ちょっと喉の方に雑味がくる
むむむ…なんかお茶じゃない味
はっ
もしかしてこれ…紙の味?
この鼻に抜ける香り…いや匂い
紙の匂い?

やおら新しいティーバッグを破いて
中身をカップに空ける
残ったティーバッグの紙をくんくんしてみる

うわ
これはなかなかの紙風味
再生紙トイレットペーパーのにほひがぁぁ
紙を噛んでみるとこれもなかなかのお味
トレペ臭に加え少し魚臭い…ドーセット港町だから?
これらがそれなりに美味いはずの浸出液に瀰漫している

…英国紙めっ!
安いのはありがたいがこのティーバッグのクオリティは茶葉に釣り合わん

カップに空けた茶葉でもう一度トライ
中の茶葉はこんな感じ


今度は1パック分なので150ml3分弱で

…うわー
あの紙どれだけ紅茶の匂い吸って紙臭吐きだしてたんだ?
これは美味い!
香りは湯を差した蒸らす前から香ってくるし
素性の良いディンブラの華やかな香りじゃん
少しまったりとしたアンダーな香りはアッサムとケニアの連合だろう
甘みも増し
コクも増した
だが茶葉が良いせいか渋みは上品な修飾程度に
ティーテイスト仕様だから茶葉入ったままなのに
入れっぱなしで20分
ぬるくなったのに差し湯するほどの渋みはない

ミルクいってみる
ほう…これでチャイ作ると美味しいかも
という質実剛健なミルクティ
まったりとしてかすかな蜂蜜風味
この感じ…トワイニングのアイリッシュブレックファストに似てる
アイリッシュブレックファストはアッサムとケニアだけだが
ドーセットはセイロンが入っていて
そのために、アイリッシュブレックファストより香りが良いと言える
(コクと味はむろんアイリッシュブレックファストの方が良いが)


以前JANATのティーバッグで
フランスの印刷臭の苦渋(将に苦渋だ)を舐めたことを思い出す
かなりな毒舌をどこかに書いてたはず
(『インク臭からの劇的なる解放 ティーバッグ研究室・その3 舞台はまたしてもスーパー』)
今度はイギリスの製紙臭の苦渋
臥薪嘗胆とはこのことか(←いいえ違います)

今日試しに1パックで浸出してみた
パック3個分より紙の匂いが少ない
だが香りがかなり吸われ味もコクが足りなくて
本領発揮には遠い
パック3個はほんとに香りが相殺されていた
3gは紅茶が応戦できてもあの紙が3組だと9gで負ける


ティーバッグ研究室はここに一つのレポートを提出したい
研究室ですからね
ただの味見同好会じゃないんだってところを少し見せる


『ナイロンティーバッグは、カップの勝者になるのでしょう?』

BREWはファンシー?
ナイロン袋は、より多くの味を介して浸透できるようにと言われている
お茶を飲むの伝統はまだピラミッド型の袋の到着と折り合うことがあります。

しかし、今それらのための店で大きな衝撃がある。
おなじみのねっとりティーバッグのために
革命的なナイロンメッシュバージョン~にお株を奪われるされています。

アズダは、ビールのその高級な範囲のナイロンバージョン有孔ティッシュペーパーから作られた
古いスタイルのバッグを代わろうとしています。

新しい袋のチャンピオンは、それがより多くの味がお湯のカップに浸透することができると言う。
ある専門家最後の夜は、ナイロン袋は、従来の袋から"キャベツの水"と比較して
"クラレット"のようであると述べた。

ナイロンバッグは特殊な茶の店で利用されているが、
それは彼らが主流の店で販売されてしまったのは初めてです。

アズダはイングリッシュブレックファースト、アールグレイ、
アッサム、ダージリン、有機緑茶などの
独自のレーベルエクストラスペシャルナイロンの範囲を、開始した。

8P袋約 - - その価格の約四分の一費用通常のバッグと比較して、
彼らは25袋のための£ 1.97かかります。

しかし、お茶の愛好家は、コストが新鮮な一杯のコーヒーよりも
はるかに低いと言う。

セインズベリーはまた、ナイロンメッシュの袋に
高級フルーツティーの範囲を仕入れています。

彼らは涙しないようにナイロン袋の利点は、
余分な強度を含む、彼らは全体の茶葉は、袋を損傷することなく広げることができる、
彼らはお茶の"紙"の味を与えていないと
大きな穴は、より風味が流出することができます。

マーティンIsark、スーパーマーケット自社ブランドガイドの飲み物の専門家と著者は、言った
"これらのナイロンメッシュのティーバッグは
ティーポットで醸造された全体の葉の隣にある最高のものである
うまくいけば、バッグのこのタイプが主流になります。

"他のティーバッグと比較すると、これらは、
最初の成長クラレットの複雑さを持っていますが、
ティーバッグのこの範囲を味わったてきたし、
味の品質を競うスーパーマーケットの棚に何もない。"

エドワードアイスラー、テイスターと輸入ジン茶のためのバイヤーは、言った
"ナイロンバッグはティーバッグの市場の未来です。"

2007年 10月7日
The Daily Mail(デイリー・メール)Mail Onlineより

翻訳:素敵なGoogle翻訳

*1896年創刊のイギリスでもっとも古いタブロイド紙。
 Mail OnlineはそのWEB版
原文:http://www.dailymail.co.uk/news/article-492123/Will-nylon-teabag-cup-winner.html


この前飲んだJINGのアッサムがなぜナイロンバッグに入っていたのか
…ということだ
製紙先進国の日本の紙は優秀だが
それでもパルプの風味はでるものだ
イギリスのティーバッグは紙じゃない方が良い
(『おなじみのねっとりティーバッグ』には笑った。“soggy”の訳)


しかし気持ち悪いのはこの2007年の記事が
偶然今日の日付と同じってこと
引用してちょっとぞくっとしたね

これはアイズラー調査関連で出てきた記事だったが
トピックにはまったので全文掲載しておく
素敵なGoogle翻訳も堪能して頂きたいし



…というわけで
本日もここで力尽きる(バタッ←倒れた)

東インド会社セイロン…
セイロンまで何マイル?
ロウソク灯して行けるかな?
足が速くて軽ければ
ロウソク灯して行けるとも…(なんだか全部間違ってる)

最後は結局うわごとで終わる
(しかもネタバレ無しで)


うあ~
PCハングアップするし!
(全文消えるとこだった)