JR東日本のラジオCM

　休日は文化放送で「体の大きな人」の番組を聞いています。

　その番組内で、ＪＲ東日本の「お正月は列車でふるさとへ。」というキャンペーンＣＭが流れました。
　公式サイトを見るとＣＭは４種類ありまして、私がラジオで聞いたのは「ふるさと行きの乗車券篇」です(公式サイトでＣＭを聞くことができます)。

　内容は、「往復乗車券の早期購入割引をする」という告知です。どうということのない内容のＣＭなのですが、ちょっと気になる点が一つありまして。。
　このＣＭ、ＢＧＭが中島みゆきさんの「ホームにて」を使っているのです。

　ＣＭ冒頭で「ふるさとは走り続けたホームの果て・・・」という部分が流れます。
　続いてナレーションが入るのですが、その部分の歌詞は「叩き続けた窓ガラスの果て」となります。

　この「ホームにて」という曲は、「ふるさとへ帰りたいけれど、どうしても帰れない」という内容なんですよねぇ。
　まあ、仕事やら家庭やらの都合で「ふるさとへ帰れない」人はたくさんいるでしょうから、この選曲も間違ってはいないとは思うのですが、ね。

　歌詞を知っていると、切なさが倍増するラジオＣＭでありますな。



「涙の数、溜息の数　溜まってゆく空色の切符」
「ネオンライトでは燃やせない　ふるさと行きの乗車券」