オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

平清盛・一部終了

2012-04-28 10:09:30 | 芸能(TV・映画)
大河ドラマ 「平清盛

15、16話。
とうとう忠盛が亡くなってしまいましたね。
ドラマも来週から二部スタートとなって新たな展開となるようで。

忠盛さんがいなくなった平家って・・・大丈夫?という不安もありで
ますます・・じゃなく、いよいよ清盛の頑張りをしっかり見たい。
子供もいるんだし、いつまでも青くさい清盛じゃいられない。
それにしても青くさい、キチャナイが長かった。

松ケンは“日常”を演じさせたら若手の中でもピカいちだと思う。
まぁ860年も前って、ある意味今を生きてる私達にしたら「非日常」
みたいなもんだし、その時代を描くとなれば決まり事などもあるし。

松ケンは「椿三十郎」には出てはいたが、本格的な時代物はお初だものね。
「その時代の松ケンらしさ」がみられるのは、もう少し時間がかかるかも。

それにしても今年に入ってから、中井貴一さんには驚くばかりだった。
忠盛は勿論のこと、映画「麒麟の翼」ではごくごく平凡な父親を、大河と
同時期に始まった「最後から二番目の恋」では人間臭い愛すべき中年男をと
それぞれに違った魅力でした。
特に「最後から・・」の和平さんには毎回楽しませてもらった。
和平さんには再度お目にかかりたいと思っちゃうほどツボだった。

今年の大河、他の役者陣も上手い。
なのに視聴率がかんばしくない?!平安って遠すぎて視る側の食いつきが
悪いのかな~
でも大河は週3回放送されてるし今や録画時代だしバラけちゃうよね。

「厳島神社」もでてきました。
連休を前に関連する番組も組まれて・・・この連休はドッと押し寄せる?

実はこの私もドッと押し寄せる内の一人です。
思いがけなく久しぶりの旅行で・・・厳島神社に行ってきま~す!
モチ、陸路で
・・・・・・混むんだろうな・・・・



録画だまり(1)

2012-04-27 16:06:17 | 上川さん
みなさ~ん、今朝の、NHK「あさイチ」見ましたか

プレミアムトークのゲストが、吉川晃司さんでした
そういえば「あさイチ」が取材してた(サンシャインにて)っていう
情報ありましたね。

ひょっとしたら舞台のお話とか映像もあるかもとレッツゴー録画!!  
そーしたら出してくれましたよ。
まさか良庵と万二郎のお姿を、こんなにいっぱい見られるとは!!
朝からラッキーでした。

さてと、ながら見だけでじっくりと見られなかった3本の内の一本
やっとこ見まして・・・あとの2本は大河。追いてかれちゃうわ。

土曜ワイド 「六波羅一樹シリーズ2~陰陽師の殺人

昨年の暑い盛りに撮影してたんだ。前作はモロ寒い時、場所と、次が
あるのなら季節の良い時のお仕事だったらいいわね~

前作といい「六波羅」って名前からか、どうもこのシリーズの傾向は
日本独特の昔にさかのぼってのオドロオドロ系なんだ。
まぁ中途半端な「警察事件刑事モノ」より割り切ってみることができる。
今回もね・・・なにやら思わせぶりオーラ満々としてましたぁ。
突っ込みどころは多々あるけれど・・・先にも述べたように割りきるの。

ってゆーか、私的にこのシリーズは、隆也さんの“六波羅一樹”と横山
めぐみさんの“みなみ”のからみというかかけあいが超ツボなんです。
できるならば・・・・
2時間、この二人のかけあいのみで番組をつくってほしいです、ハイ!!(笑)
シリーズ3はあるのかな?オリジナルになるんかね~?続いてね!!




「陽だまりの樹」東京千秋楽

2012-04-26 15:37:52 | 上川さん
  「お た ん こ な す

イジラレ万二郎の逆襲か?と思われるアドリブを入れてきたねと
この日は思ってはいたが・・・・

この「おたんこなす」で、千秋楽ぜ~んぶ持ってった~(どこへ?
客席はもとより、舞台上の面々の「エーッ???」という驚きに
包まれちゃった一瞬がまたまたウケる~!!

下田に着いて万二郎に良庵が抱きつく場面。
「オヌシ、両方イケルのか?」と問われた上川良庵の顔芸?が超ツボです。
この時は「すまん」を二回ほど言うのだが、吉川さん今日は「スミマセン」

吉川さんもアドリブにも慣れて、すっかり安心してみていられるし、
隆也さんも全くパワーダウンしないんだからスゴイわ~

カテコも何回だったか?と思うくらい盛り上って、隆也さんの挨拶も
聞くことができた。
《もう、ないよね?》みたいに皆が舞台を去りかけた時に幕が再度
あがっちゃって・・・皆の慌てぶりがおかしかったし。

<手塚良仙>の石倉三郎さん。原作の良仙とイメージがよく合っていた。
余裕があるのかないのか分かんない笑いをとる絶妙さに本当に
楽しませてもらいました。隆也さんとも息合ってました。

<浮舟>の花影アリスさん。まさに動く日本人形
あでやかな売れっ子芸者ぶりでした。ホント、かわゆし!

<勝海舟>の瀬下尚人さん。勝海舟って出てくるだけで「安心感」が
あるんよね~ 洒脱で粋でおおらかな爽快さでした。

<多紀誠斉>の岡森諦さん。典型的な娯楽時代劇風の悪い人。
「悪人」じゃなく「悪い人」って感じに演じられる役者さんて貴重。

若手での憎ったらしいのは<多磨屋のボンボン>の長谷川純さん。
最近どっかで見たな~?と・・・「ダーティ・ママ」に出てた。
やっぱ、アブナイ犯人役で・・・彼のゲラゲラ笑い、ウケる(笑)

<おせき>の高野志穂さん。「さくら」だよぉ! 私が朝ドラで一番
嵌ってた、毎日3回見てたもん。ずいぶん女らしくなって・・・
でも彼女の凛とした意思の強さみたいのが少々出ちゃった感あり。
もう少し、たおやかさがほしかったな~

<太田東斉&伊藤玄晃>の小林十一さんと小野健太郎さん。
小林さんはその軽やかな動きが見られず・・・一緒に見た隆友さん、
「くるくるっと回ってくれるかと・・・」と残念そう。最後のとんでも
ない告白に笑えた~
小野さんの伊藤君、奥さんの一大事に冷静過ぎ!?もっとアセんないと
思ったけど、しっかりオタオタするようになってた。

そんななかで・・・ヒュースケンに「笑」は必要だったのか???
警護コンビとのからみくらいにとどめておいてほしかった。

だって・・・渡来したアメリカの使節団の警護を命じられた万二郎。
落胆しつつも「西洋の力が徳川様のためになる何かがあるかも知れぬ。
それが何かを自分の目で確かめる」という葛藤の末に自身が出した決意。

唯一そのアメリカ人として登場するヒュースケンには「力の何たるか」を
少しなりとも暗示させる知的な人物像であってほしかった。
それが・・・・「オンナ、オンナ、ホシイ~」じゃぁ・・・・
何かを得ようとの想いの万二郎が・・・不憫じゃ!!

と同時に幕府の説明処的に登場する井伊直弼達にも重厚さがほしかった。
「金、金」と連呼するのも少々安直すぎるような気もする。

万二郎の武士としての苦悩の背景がちょっと貧弱かな?と。
3回観て、その違和感がどうしてもぬぐいきれませんで・・・

そしてラスト。

「陽だまりの樹」をむしばむ如くの者達に、万二郎は一人立ち向かう。
かって父から「我らはいずれは徳川様のとなる」と言われたように
」になるべく良庵を振り切って行ってしまう。

のこされた良庵は「俺は生き抜いて人を救う」と・・この後に決め台詞
があるんですが・・・
良庵の台詞には満足!としている私ですが、ここで万二郎の消えゆく
背中をみながらムクムクと、またも<良~庵、言ったれ~>と思って
しまうのです。

「(万二郎の)命が土になったとしても、そいつらには踏ませねぇ」
くらいの言葉を友に投げかけてほしいな~

そんなひとことがあったなら、長大な原作の中での生き方の違う
二人の男の物語として、私の中でストンと収まるような気がします。

まぁ、素人のたわごとですが・・・
そんなことを考えながらも、この舞台との一体感は何回でも味わいたいと
思える楽しいものでした。

観ていて「明治座あたりの劇場にも合うお芝居かな?」と思ったり・・・。
回り舞台も花道もあるし暗転もスムーズにいくな~などとボンヤリ
考えてましたが・・・そうなると、チケット代がぁぁだわぁ!

チケット・・・幕が下りて気持ちが高揚してますと、大阪名古屋公演の
空席状況に目が・・・《うう、GETしちゃおうか!?》と。
そんな私に隆友さんが「どうします?私もご一緒しますよ」なんて言う。

お~っと、いけねーいけねーと我に返り「冷静になろう」と笑い合って
しまいました。

また皆さんのレポを楽しみにしましょう。

キャスト、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
更に進化した「陽だまりの樹」が喝采をあびること、祈ってます。


陽だまりの樹・・・二人の男

2012-04-21 22:51:02 | 上川さん
「陽だまりの樹」 19日マチネ。2回目の観劇です。

この日は収録のカメラが入りました。よくこういう時に当たるな、自分。
平日でも、ほぼ満席で・・人、人で埋まっているとテンション

で、今日は「観ました~」という隆友さんと会いました。
《・・・どうだった?上川さん、良かったよね・・・》と私が言う前に
「・・上川さん、浮いてましたね!!」と思いもかけない感想
オッヒョォォ~「・・・そ、そう?」と口ごもってしまった私でした(笑)
う~ん、感じ方はまさに十人十色というものでございますぅ・・・

ま、でも私の個人的感想は、あくまでその十色の中の一色ということで。
その他諸々感じたことはちょっと置いといて、今回は二人の男を
ほめあげまする!!

マイ初日に比べると、やはりこなれてきた感あり、そこかしこに小ネタ
アドリブも盛り込んで、それが前回感じた微妙な間を上手く埋めてる
ところもあるようです。

隆也さんの手塚良庵・・・明るくて女も好きで情に厚く、なによりも
命の尊さを重んじる熱き情熱をもつ蘭方医。

しきりに「女好き」を前面に出されちゃってますが・・・・
ご本人も 「これほどあからさまなのは初めて」とも言ってますが
・・・・可愛いもんです!こんくらい(笑)

相手がどんな立場だろうと屈しない、言うべきことは言う、やるべき
ことはやる!という軸のぶれない良庵は、まさに「好漢」です。

蘭方医を目の仇にする憎ったらしい奥医師トリオがからむ場面でも
見ているこちらが《なんか言ったれ~ 良~庵!》と思うより早く
溜飲を下げてくれる小気味よい台詞をポンポ~ンと放ってくれる。
だから今回、私としては・・・
良庵に限っての台詞=脚本はストレスフリーなんですね。

表情の豊かさ、よく通る声は相変わらずのものですが、人間の感情
である笑い、怒り、悲しみ、口惜しさ等など、その表現のパターンの
微妙な違いも魅せてくれてます。
だから私にはただハジケテるようには見えないんですよ~(親バカ?)

それらの表現の中で私は隆也さんの「慟哭」が秀逸だと思ってます。
「最後の忠臣蔵」での竹林に響く寺坂吉右衛門の慟哭に感動したもの。
今回も手当てをしてやれず亡くなってしまった十三奴に詫びる
良庵の慟哭は胸にしみました。

されど・・・反面、お茶目ぶりも上手すぎて・・・ズルイよ、この人!
なんたって幕開きから誰かさんと衝撃、いや笑撃のKISSシーンだし!

良庵は医者なので、今回は刀、というか・・立ち回りはありません。
隆也さん曰く 「ウズウズしてしまう」 ハイ、十分にわかりましたよ。

下田にまでやってきた浪人達と立ち回りを演じる万二郎と勝センセイ。
その後ろで・・・こっそり自分も刀など抜いちゃって・・・
クルクルと回したりしてエアー参戦してる・・すんごい「どや顔」です。
刀を抜く時はもたもたしてるくせに・・納める時はメッチャ鮮やか!って
おっかし~でしょ~~(笑) 勝センセイ、突っ込んでやって!

演出のカシダ氏は・・・・
「上川さんのクールで真面目なイメージを裏切りたかった。
見に来た人が<上川隆也にこんな面もあるの?>って」と語っているが・・・
ファンにしてみれば、たくさんある引き出しのひとつだね?でもあり
「上川隆也はこうでなきゃ!」でもあり・・・なんですね。エッヘッヘ!

そしてカシダ氏が「吉川さんの万二郎は、僕の中でイコールなんです」
と言い切った、伊武谷万二郎役の吉川晃司さん。

・・・キ、キッカワ~~~~
なんなんですか!その存在感は

お座敷遊びに興じる良庵達を横目にポッツ~ンと座っていても
背を見せて立つ姿にもじわりと感じさせる存在感に少なからずも
脅威を感じてしまいます~~ カッチョイイ・・・

大河ドラマでの織田信長を見た時は「おっ?なんかいいかも!?」と
思ったものです。

ストレートプレイ・・・お芝居オンリーのことをそういうそうです。
頑張ってます。イヤ、ホントは頑張ってない???
そう感じてしまうほど「伊武谷万二郎」に嵌ってますね。

間が少し長めな場面などでは失礼ながら《ややや、台詞忘れた?》
なんて心配しちゃったりしますが、かえってそれが万二郎の無骨さ
不器用さを際立たせてしまってね・・・こっちもズルイな~(笑)

何から何まで初めてづくし。プロともなれば大変だな、すごいなと
思ってしまいます。
そのひとつが殺陣。マイクを剣に持ち替えて!ですね~
立ち回りはまだタイミングが合わなかったり息があがったりと生の
舞台での苦心ぶりが伝わってきますが、そのガタイの大きさからの
殺陣は重々しいリアル感もしっかり出してくれてます。

こちら、万二郎には「笑い」が皆無!!!
そう「隠蔽捜査」の隆也さんに負けず劣らず!です。

そんな万二郎にとって、瀬下・勝センセイの登場シーンは毎回
「魔の時間」 瀬下さんのいじり方もこの先どんだけエスカレート
するのか??? 吹いたら負けだぞ~~

しかし、何とか堪えた吉川さんでしたが、不覚にもこの日は・・・
石倉さん三人組が客席に現れ、お客さんをイジる場面。
引っ張りに引っ張って舞台上の隆也さんは「早くきなさい」とか
「今日は特別な日だから」とか「後々残るんだから」とか大騒ぎです。

吉川・万二郎は? 身じろぎせずに正面を見据えて座ってるはずが
アレレレ~!身をよじって後ろを向いてしまったのです!!!
何してんのかな~?万二郎さ~ん!
とうとう落ちちゃった万二郎でした(笑)

吉川さんのファンの方は今回のご贔屓さんの挑戦をどう受け止めて
いるのでしょうか。やはり期待と不安の両方かな~
さしづめ「子を見守る親」の気持ちかしら。

「やっぱり歌ってる晃司の方がいい~」と思う方もいれば
新しい魅力に驚きや嬉しさを感じている方もいるでしょうね。

そして舞台慣れした隆也さんと、つい比べてしまう方もいるかも。

でも私は比べたりするのは全然必要なしと・・・・
両人共に対極の役柄をきっちりと演じて、尚かつ魅力的。

良庵あっての万二郎、万二郎あっての良庵。
お互いに支えあって、この舞台をつくっていると思います。

月曜日は東京千秋楽。・・・東京公演・・・短いぞ!!
諸々感じているところも、しっかり観てきます。


・・・まるくなる。

2012-04-17 23:26:19 | 思うこと
先日亡くなった安岡力也さん。

テレビでも姿をみないなと思っていたんですが・・・・
頑強そうな彼も病魔には勝てなかった・・・合掌。

人間、歳を重ねるとまるくなるって、よく聞きます。

力也さんも若い頃は相当ヤンチャだったようで、強面のイメージが
強かったのですが、ある時「へぇ~!?」と思うような意外な別の顔
を垣間見て驚いたことがあります。

フジテレビの「ごきげんよう」という番組があります。
いつごろだったかな~?と調べてみたら1995年5月の出演。
そう、オトンもいたのよ、会社を辞めた年・・・だからね。

ゲストはまだ独身だった君島十和子さん、増田明美さんと力也さん。

君島十和子さんの、その日のお話は「靴」。
彼女、フェラガモの靴が大好きで、同じデザインでも色違いで
揃えているということを披露してまして・・・・

《うへ~ おっ金持ちやな~》と私もたまげて聞いていたんだけれど。

すると増田明美さんも 「す、すごい・・私なんか・・・」と
消え入りそうな声で自分の足元に目を落とした。
と、同時にカメラもその足元を映しちゃったんだな~

増田さんの靴は・・・申し訳ないけど「ううう・・」と思わざる得ない
黒のスリッポンタイプのものでした。

と~っても恥ずかしそうに声だけじゃなく、穴があったら入りたいって
感じの増田さんだったが、そんな彼女を見る力也さんの目が・・・

超優しくてというか超温か~い

言葉にはしなかったけど・・・その温っかい眼差しは
いいじゃねーか、アンタの靴も可愛いぜ》と
言っているようでした。

なぜか私はそんな力也さんにエラク感動しちゃって・・・・

今でも忘れられないのです。

力也さん追悼で、ぜひあのシーンをもう一度見たいな!と思います。