最終回を見直している。
翻弄した夏代と、翻弄された鉄平の夫婦。
おそらく元の生活に戻ることになるんだろうなとは思っていたけれど・・・
こじれた感情がどのように寄り添えるようになるのか?
前回「実は・・・だったのよ!」 「なんだ、そうだったのか!」で治まっちゃうのでは?と予想したけど・・・
その通りになったワ~
それも夏代の日記と回想で!という究極の「実は・・・」だった。
う~ん、結局このお話は全て夏代の「黙」が牽引していたってことではないのかね?
鉄平に知られてしまった時点で洗いざらい打ち明けてしまえばいいことだったんでしょう?
あ、でもそれじゃ物語がふくらまないか~ 何ともな~
鉄平が「冒険」する5話からの金沢編は、ティストの違うドラマのようだった。
鉄平の気持ちの流れも行動も早急気味だったし、正直腑に落ちなかったが、
後に意味のあるパートだったということには納得。
違和感の原因は、金沢編の登場人物の造形が浅かったからか?
でも浪江の存在が何とか持ちこたえさせてくれた。
一瞬、鉄平との人生への望みを持ったものの“夫婦の歴史”を語る鉄平の心を
冷静に感じ取る賢明な女性だった。
けど・・・「あなたにとって(はちまき寿司)娯楽・・・」ってところ、娯楽ってちょっと違うよね?
“趣味”ならわかるけどね。
いやいや、鉄平はいろんな意味で散々だった~
金沢での鉄平を描くことの意味。
オーナーとなって、店もそこそこに繁盛して・・・でもだからといって調子にのって
イケイケにもならず、開き直ることもなく、謙虚というか真面目というか・・・そして自分をみつめ我を知る。
鉄平という人間は「お金に振り回されてしまう人間ではない」ことが証明されたということ。
夏代が鉄平とやりなおせると思えた理由は、それが一番でなければならないはず。
でも遺産を株取得に当て、夫の居場所も取り戻し「自分の不始末は自分で決着つける」という
自己満足的な部分が主となって描かれていた。
「お金に振り回されない」鉄平の人間性の確信・・・それがすっぽり抜け落ちてるよね~
夏代サ~ン、わかってくれてんのかな~?
何はともあれ晴れて元のサヤに収まった二人。
夏代に一言・・・一応筆頭株主のオクサマであるからして、安い!お得!はもういいんじゃない?無理か?(笑)
鉄平に一言・・・「家族のために働く」感は、そこそこにね!(笑)
そもそも「一億円」が軸だったのか? 「相続した遺産」が軸だったのか?
う~ん、よくわから~ん!
不相応なお金を手にすることになって、妙に山っ気を出したり、自分を見失って
派手に遊んじゃったりするダンナと、地~味でも誠実で堅実で(ケチはイヤ)穏やかなダンナとだったら・・・
やっぱり後者ですかね~ まあ、隆也さんが演じたからそう思えるのかも!
最初は「普通のサラリーマン」て新鮮!でもど~なんだろな?とも思ってたけど、
だんだん「上川隆也ってこんな感じかも~?」なんて思えてきた。
それがいいのかイヤなのかわかんないけど(笑)
意外と「普通」を演じるのって難しいのかもしれないよね。
いろんな「普通」がみられて大変おいしゅうございました!!
次の日曜日は・・・フツーじゃない・・・緊張!!
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