オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

1日京都・その2 「緑」

2009-06-08 20:57:56 | おでかけ
朝、曇り。  よしよし、昨日の夜にしこたま降ってたもんね。
ま、これは後で糠喜びになるんだけど・・・

宿のすぐ近くの、三条口から京福嵐山線に乗った。
ワンマンでスピードもゆったりこんでのどかなデンシャ
ここから約1キロ強、路面を走る。これは とてもラッキーだったわぁ。
昔は東京にも路面電車があったんだもん。懐かしい。

平行しているJR嵯峨野線の嵯峨嵐山駅を通って大覚寺へ。
駅舎がとーってもキレイになっていて驚いた。
ほんとは、ここでレンタサイクル!の予定だったが急に

大覚寺はなぜか人がワサワサいて諦めた。
大沢の池は大覚寺の境内となっているため外からは入れないのだ。
自然豊かな池の周囲を自由に散策できないのはもったいないな~

清涼寺のすぐそばに宝匡院(1053~)があります。
正確には〝匡〟に竹冠がつくんだけど。
悠然としたお寺ではなく見逃してしまいそうな佇まい。
でも、ここに来たかったの。

木戸を開けると、広くはないものの 回遊式枯山水のお庭。
誰もいない。清々しいお庭を独り占めだ~よ

お庭の奥に 足利義詮と楠木正行のお墓が並んである。
楠木正行の死後、その人柄に心酔した足利義詮は自分の亡骸を
傍らに葬ってほしいと遺したんだそうだ。
敵対する立場を越えて、その人となりを認めるというか
男が男に惚れる?みたいな・・・
今時の言い方で〝深イイ話〟だな~と思ってしまう。

ここ近年、嵯峨野の穴場となってきたようだ。
確かに緑のトンネルを見れば、秋は大変なことになるんだろうね。
後日、KM谷さんから〝知人が嫁いでるんだよ〟と聞いてビックリ!
訪れたことを喜んでいた。

そして新たな穴場?の厭離庵へ・・・と思ったが先を急ぎ常寂光寺へ。
常寂光寺(1596~)
山にへばりつくように、深い緑の中にあるお寺です。
茅葺の門から真直ぐに石段があり、そこからは京都の街が見渡せる。
〝山庭園〟といえるような路をつなぐのは、いろんな表情の石段。

何をかくそう・・・アタシは石段大好き人間なのだよ!!!
そんな私の前に次から次へと現れる石段!大興奮です
(ある女優さんは、一番嫌いなのが、石段と言ってたね。あれまぁ!)

とにかく嬉しくって、どれ位の間居たか・・・
すっかり魅了されて、去りがたく・・・私にとって嵯峨野エリアでNO1!かも
こちらも秋は大変そうだ。
帰り、受付の方と こちらがロケ地となった映画〝時雨の記〟の話をして
「紅葉も素晴らしいのでまたおこしやす」と言ってもらった。
来るよ、来るよ、真っ先に。山が燃えるような中に身をおいてみた~い

小倉池が右に。ほとりに御髪神社。〝村の鎮守様〟のようでかわいい。
道はどこもきれいで歩きやすい。

突然、暗くなったと思ったら〝竹林の道〟に出た。
ここも今回のお目当ての場所だったんだけど・・・・
想像以上の素晴らしさというか、迫力というか・・・スゴイ

異空間 それに慣れるまでボ~ッとしてめまいがするような!
この体感、光景にはただ圧倒されるばかりで、並んで立ちすくんでいた方も
「いや~ここはすごいですね~」と・・・・

晴れた日の竹の輝きも素晴らしいのだろう。
でも 小雨に薄白くけむった青々しさも素晴らしかった。オススメです

いや~来て良かった 雨で思うように廻れなかったけどそれなりに満足!
おっと、あら~もうこ~んな時間!と嵯峨野とお別れ

さぁ、次回来ることがあれば・・・今度こそ大沢池一周、厭離庵
天竜寺塔頭、宝厳院、保津川対岸の大悲閣千光寺
ピーカン晴れなら愛宕念仏寺etc・・・・・絶対 
あ~来れたらいいけどな~
早く次のとこ、行かなくちゃ





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