決戦の土曜日

我が家の仕事は、いわゆる〝飲食業〟です。
オトンと私で・・・ホソボソとやってます。ハイ。
基本的に休日は、日曜、祭日。そして基本的に土曜日は休みじゃない

この〝土曜日〟をめぐってオトンと私はバトル度々！
以前から、やれ雨だ、台風だ、雪だ、雷だとかの情報にかこつけて
勝手に「これじゃ～誰も来ん！」と決め付けて休みにしていたが・・・
最近は天候も関係なく「土曜日はアカン！」なのだ。

私の「誰か来るかもしれないでしょ？」に「なんでそう決め付けるんだ？」
「じゃぁなんで来ないって決め付けんの？」
と、こんな具合に、地の果てまで平行線のような会話がくりひろげられる。
しまいには「そんなに働かせたいの？」なんて訳のわからんキレ方をする。
ドリカムのは〝決戦の金曜日〟だけど、我が家は〝決戦の土曜日〟だ！

確かに土曜日は人の流れは悪い。
ジッと待ち続けるのも辛いし、〝開けなきゃよかった〟という気持ちもわかる。
でもそれは〝水商売の宿命〟ではないか

もしも来てくれた人がいたら〝なんだ休みか～〟と・・・
そのうちに〝また休みかも・・・？〟になってしまうのが困る。
それに、どうしても休まなければならない時の為にも
やはりキチンと営業しなければと私は思うのだが・・・・

先週の土曜日も結局休んだ。その理由というのは・・・
先週、威勢のいい兄ちゃんに(２２日記)休みと言ったから、だと。
「嘘ついちゃダメ！」だって(笑)
そーしたら８時頃、転送電話がかかってきたのね～
〝今から１２人ほどで行きたいんですが？〟と　あれまぁ～
「ま、仕方ないな」と超マイペースというか・・・オバカですね～

親友のＹ子も同じ職種だが、こちらのダンナはですね・・・
朝８時から２２時まで、週１日の休みで冠婚葬祭以外は休まない。
Ｙ子は「Ｋちゃんと、足して２で割ったらいいかもね」と笑う。
オトンが今の仕事を始める時、彼は心配していたが
「週休２日？いいね～、それで食っていければ」と笑いながらも一蹴する。
ウ～ン、私のフラストレーションてそこのとこじゃなくて・・・・

しかし〝水商売〟とはよくいったものだ。
水の流れや量は日々変わる。予測できない。
この仕事に関わる条件の中には、予測できない水の流れに
〝ふんばる〟という強い精神力も必要だったんだ。
Ｙ子のダンナが心配していたのはこのことだったのかもと思う。

今年はあんまりバトルしたくないので、オトン、一緒にガンバロー
ガンバレば、いっぱい釣にもいけるぞ～
と、私もお尻をたたくだけでなく、いざという時に一人でも仕事できるように
修行？でもしておこうか
そのうち土曜日は私が担当になったりして・・・
でも・・・
〝お飲み物だけですけどぉ～〟なんてことになるかも
　　　　　だめじゃん