博多座公演を経て、やっと!いよいよ東京「明治座」へ・・・
いや~待った、待った、待ちかねたぞィ~ ムサシ・・じゃなくてジュウベィ様よ
10月は、あと何日・・・となんだかボーっとして過ごして、それでいて
アッという間?みたいな矛盾した感覚だった。
明治座初日、隆友さんお二人と一緒に観劇。
なぜか今まで「初日」を選んだことはなかった。でも10月の博多公演で
すでに練られて、こなれての舞台なので、今回は初日という特別感がないし
なんてったってもう待てません。
で・・・何日かたった今は、10月とは違った意味でボーっとしてる。
次の魔界訪問は16日だけど我慢できるのか?
前情報は、原作の作風にプロジェクションマッピングや特異な映像を
取り入れるなどが話題になっていて、おどろファンタジック系なのかな?なんて
思っていた・・・・けど、がっつり人間の業や儚さをあぶりだした物語だった。
席は2階で舞台全体をとらえることができたが、やはり少し(舞台まで)遠いわ。
ついつい上川十兵衛が登場するとオペラグラスでピン追いしてしまう。
・・・・ごめんなさい!次はきっちり観ます!
上川隆也の柳生十兵衛。剣豪としての力強さは勿論、かつ何とたおやかで懐深い。
このように魅力的な十兵衛に人物造形してくれた堤氏、マキノ氏にありがとうぉぉ~と
言いたいですね!
演じた隆也さん。ご自分でも「人間を演じたい」と言っていた。
よく通る声、凛とした佇まい、流麗な殺陣、一瞬の表情変化の細やかさ。
いつもの「舞台役者・上川隆也」だ。
しかし舞台の上の隆也さんが、今までとな~んか違う
なんだろうと・・・・くさい・・・人間くさい
演じる役柄に加味されて放たれる、今まで以上の人間くささと大きさを感じたんだ。
ファンだから贔屓目といわれても仕方ないけど(笑)
だから単純にカッコい~と思うのは言うまでもないし、むしろカッコ良過ぎる。
カテコで軽やかに踊る姿に喜びつつも、なぜか涙腺が・・・
あ~思えばこの人にたくさん助けられたな~ 支えてもらったな~
この人のファンになって良かったな~・・・としみじみと思ってしまった。
今回感じたものは、上川隆也の無意識の進化なのかもしれないね。
年齢を重ねたからのものなのか分らないけど、彼はこれからも進むよね。
うんうん、立派になりもうしたのう←って誰かが言ってた
見終えて、この「十兵衛の人間力」こそが、この物語の要であり登場人物全てに
必要なものではないかと感じました。
それにしても…最後、去り行く立ち姿(決めポーズ)までカッコ良過ぎでしょ
次の席はだいぶ舞台に近付けるので、いろいろガン見できそうです。楽しみ、楽しみ
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