赤い点灯

ここ何年かの冬は〝ウヒョ～さみぃぃ〟と体がかたくなるような
寒さを感じる日が少ないような気がする。

今の仕事になってからは帰りは深夜だからか
〝昔はもっと寒い日が多かった〟と感じるのだ。
最近は車に乗り込んでも　以前は必要だったひざかけも要らないし。

それでも２月に入り、久し振りに雪も降り　冬らしい寒さのこの頃・・・・

オトンは一刻も早く家に帰りたい。
そうそう、最近は深夜の車の量も少ない。
当然、道路はすいている。
だから、ついトバス

そこのけ、そこのけ！みたいに・・・・ボロい車が解体しちゃいそうに
私は　<そんなムキになって走らなくとも・・・>といつも思いながら。

昨日は仕事の帰りにmichaとサクちゃんを迎えにいくことになっていた。
そして釣りにも行くことになっていた。

ウキウキである。
いつもにましてガンガン走る。
そしてグ～ンとアクセル踏んで前の車をビュ～ンと追い越したら・・・・
しばらくして　なぜか急に減速。

「捕まった」
えっ？誰が？？？
「オレ」

後方から　クルクルと回転している赤い点灯がぁぁｌ
〝は～い、もう少し先で停まってくださ～い〟

かくしてオトンは覆面パトの中にキエタ・・・・・

今のおまわりさんは怒らないのね。
それよか柔和なお顔で・・・内心は<ハイ！ヤッチャッタネ～～>みたいな？

２１キロオーバー
う～ん、私もここではそのくらいで走っているんだわ。これはヤバすです。
オトンは常に後ろを見ながら走っているにもかかわらず、なのに・・・・
私は後ろを見ないからな(笑)　これからは気をつけなくっちゃね～
あ、勿論、覆面パトを見抜くんでなく、スピード出さないことね

お楽しみの前に、すっかり水をさされたオトンは、自分のことなので
笑ってごまかしてるぞぉ。
こういう場面では、私もあえて何も言わない。
ま、ほんとは<バ、バッキャヤロ～～調子にのって走るからよ～>だけど(笑)

その調子も狂ったらしく　釣果もふるわず小鯛一匹でありました