フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

察しない男、説明しない女

2020年10月04日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

パラッとめくってた本に、面白い例題があったので紹介します。

男性に対する問題です。

買い物をしていた男女の会話で,買い物で歩き疲れた女が言いました。


女「ちょっとお茶しない?」

「うーん、僕はいいや」

女(休憩したいのにどうして察してくれないんだろう……)


男はどう言えば良かったんでしょうか?

女性は子育てをします。

赤ちゃんは言葉を話しません。

だから、顔を見て、何を感じているのか察するしか方法はありません。

そのため察する力が強くなりました。

これに対し、男性は、顔色ではなく、論理的な言葉でコミュニケーションをとってきました。

それで女性は察する能力が、男性は論理的に説明する能力が、発達してきたのです。

察する能力の高い女性は、いちいち具体的な言葉を言いません。

やんわりとぼかして言ってきます。男はそれを裏読みして、行動しないといけません。

正解はこうです。


女「ちょっとお茶しない?」

男(そっか疲れて、ちょっと休みたいんだね)「いいね。飲もうか」

女「よかった。足が疲れちゃってさ」

男「わかった。ゆっくり休もう」


じゃあ、もうひとつ例題です。

今度は女性に対する問題です。

休みの日に夫が、ゲームばかりしているので妻は腹が立ちました。

そこでの会話です。

妻はどう言えば良かったのでしょうか?


男「よっしゃ、三面クリアできた」

女「ねえ、久しぶりの休日なんですけど?」

男「ああ、そうだね」(なにか機嫌が悪いけど、なにかしたっけ?)


男性は言葉の裏を読みません。

会社の上司とかなら、裏読みするかもしれませんが、家族の会話については特にそうです。

事実は事実として受け止めます。

だから、ぼかした言い方ではなく、はっきり説明することが必要になります。

答えはこうなります。


男「よっしゃ、三面クリアできた」

女「久しぶりの休日だから、買い物に行きたい。荷物持ってもらいたいから、一緒に行こうよ。三時に出発するのはどう?」

男「そうだね。そうしよう」


言いたいことがあったら、具体的にはっきりと言いましょう。

男は、そういうふうに言われると、考えていないようで、きちんと考えてくれます。

とにかく、言わないことには絶対伝わりません。

察するということがないのですからね。

男性は、女性の言葉をテレパシーだと思って聞くこと。

女性は、察してくれるのを待ってるのではなく、具体的にはっきり説明すること。

これが大事です。

コメント (2)
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