日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

婆娑羅の玄孫 ライブ配信

2021年07月14日 | Memories of ZUKA
轟様退団公演のためなら
乏しい休みも使います
画面越しに観る
星組公演
3つめ

男役の中の男役
タカラジェンヌの中の
タカラジェンヌ
轟悠の退団公演
(最後の最後はディナーショー)

星組
シアター・ドラマシティ公演
戯作
『婆娑羅の玄孫』
(ばさらのやしゃご)

作・演出/植田紳爾



中年
最初から涙
家観(いえみ)でよかった

江戸時代だし
長崎の話出るし
神田祭りの場面もあるし
植田紳爾作品だし

2005年星組公演
『長崎しぐれ坂』と
どうしても重ねちゃって



伊佐次
江戸に帰れてよかったね〜
って思ったり

パラレルワールドみたいに
もう1人の伊佐次が
別のまっとうな人生を
歩んでるように思えたり…



出演者の中で
当時星組にいたのは
組長の美稀千種ぐらいだろうと
思ったら






プログラムを
ぱら〜っとした時に
音波みのりを見つけた

2005年に初舞台を踏み
星組に配属
最初に出演したのが
『長崎しぐれ坂』
『ソウル・オブ・シバ』の
東京公演になるらしかった



それで今回
轟様の最後の相手役
焼き芋屋のお鈴に
選ばれたわけか〜
と思ってたら

プログラムの中の座談会で
汝鳥伶が
最後の相手役は私ですからと
あくまでも主張してた

でもわかる〜
若(轟悠)と
爺(汝鳥伶)の掛け合い
絶妙だった

若を説得しようと
切腹するフリする彦爺がまた
かわいくて

ラストの2人のやり取りにも
泣かされたし
確かに最後の相手役は
汝鳥伶だったかも


『幕末太陽傳』の杢兵衛にメガネかけてみたけどあまり似てません

『ロミオとジュリエット』の
マーキューシオ【A】
×マーキューシオ【B】も出演

極美慎演じる
瓦版売りの権六は
とにかくよくしゃべるから
マーキューシオの江戸っ子版
みたいだった



天華えまは一人二役
旗本の阿部と
佐々木家家臣で
蔵之介の幼なじみ頼母を



コミカルな演技から
立ち回りで刀を振るう
かっこいい姿まで
強く優しく美しい
轟様の魅力を
余すことなく見せてくれた



近江蒲生郡安土を治める
佐々木家の子が
細石蔵之介と名を変え
石さん
石先生と呼ばれ慕われ
時を過ごしたのち
元の名に戻ってゆく…

別れはつらいが
これが最善と思える物語の流れに
稀代の男役
轟悠の退団を
気づけばすっかり
受け入れさせられてしまった気のする
中年の乙女心



彦爺の言葉も
胸に残った

明日は
行くものじゃない
来るものだ



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

どうせ平日なら
千秋楽をライブ配信してくれたら
よかったのに〜
というのが本音だけど

ことさらに退団退団と騒ぎ立てず
最後までいつもどおり演じて
静かに去って行きたいのだろうな
という気がするから
これでいいのだ
勝手に納得
中年の乙女心

でも
ディナーショーも
ライブ配信してくださいね〜!!!

おまけ
2017年月組
『長崎しぐれ坂』



・ 。..・ 。..。・・.。...。。・ ・。... 

当ブログ
下手の長ブログを
少しでも簡潔にするため
敬称略となっております

上から目線チックで堪忍!

殿堂『ピガール狂騒曲』フィナーレ

2021年07月14日 | Memories of ZUKA
中年が周回遅れで
ぼちぼちとお送りしてきた
宝塚歌劇の殿堂シリーズ

宝塚大劇場
月組公演
『ピガール狂騒曲
〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜』

最終回
フィナーレのコーナー

衣装
designed by 有村淳

珠城りょう
as パレードの紳士S

























シャンシャン

designed by 下農直幸



本当に
シャンシャン鳴る
シャンシャン





中年が周回遅れで
ぼちぼちとお送りしてきた
宝塚歌劇の殿堂シリーズ

フィナーレの衣装
もっと撮らんかい〜
写真ブレとるやないかい〜
と自分にツッコミつつ

でも時間なかった割には
よう撮れてる
と自分を褒めつつ

月組展示終了です

長々とお付き合いくださり
ありがとうございました