日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

8巻(最終巻)を読みはじめた

2016年11月04日 | 
ムーミンシリーズの最終巻 8巻を
昨日から読んでいる
もう少しで読み終わる本が
クライマックスに差しかかって
急にこわくなったので
ムーミン読んでほっこりしたかった



ああ やっぱりほっこりするなあ
ムーミンは

ただこの最終巻には 最初から最後まで
ムーミン一家は登場しないらしい
章ごとの主人公が
それぞれムーミン一家のことを思う
中でもとりわけムーミンママのことを



7巻はトーベの父ヴィクトルのために
8巻は母シグネのために書かれた



最終巻の出版は1970年
本当に長く愛されているんだな
ムーミンシリーズは



読みかけの本のほうも 今日読み終わった
他にもっと恐ろしい場面もあったけど
イレーヌの身に一大事が起こった場面が
1番こわかった
すっかり感情移入しているカミーユ警部の
愛する妻だからか

終盤に あれっ?となって
だまされた気持ちのまま
あとはするすると最後まで読んでしまった
この作者特有のどんでん返しか

それにしても この作者
いつも女性にものすごくひどいことをする
女性にとって"最も"と言っていいくらいの
ひどいことを
もちろん小説の中での話だけど
あんまりだと思う