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祝 デルタブルース メルボルンカップ制覇

2006-11-07 23:58:10 | horseracing
デルタブルース、おめでとう。ポップロック、よくやった。

オーストラリアの競馬の祭典のメルボルンカップをデルタブルースが日本馬として初めて制したという快挙の上に、僚馬のポップロックが2着に入り日本馬が1・2着を独占したのだから素晴らしいとしかいいようがない。

オーストラリアのYahoo!のトップページを見たが、メルボルンカップの写真がトップに載っていた。「the race that stops a nation」という異名があるらしいが、まさにこのレースは親しまれているということなのだろう。

日本ならば有馬記念に相当するような盛り上がりであろうメルボルンカップを上位独占されるというのはオーストラリア人にとってはどんな心境なのだろう?何年か前の安田記念で、フェアリーキングプローンとディクタットの両外国馬によって1・2着を占められたのを目の当たりにした時はそれなりに衝撃を受けたものだった。今回の結果に衝撃を受けたあちらの競馬関係者が、日本馬を返り討ちにするため豪州馬が来年の春の盾に遠征してきたら面白いのだけど。

ところでデルタブルースは2004年の春の福島競馬に出走して未勝利を勝ちあがっている。以前にも似たようなことを書いた覚えがあるが、中央競馬とはいえローカルな雰囲気の福島競馬場で勝ち星を挙げた馬がメルボルンカップを制すのだから、福島競馬場のゴールの先にもちゃんと世界がつながっているのだなと感じる。

ただ残念なことに当日のレープロは残っているのだが、デルタブルースが走った未勝利戦はあいにく記憶は残ってない。何気なく見ているレースの出走馬の中にも原石が混じっているかもしれないから、たとえ下級条件でもできるだけレースはちゃんと目に焼き付けておかないといけないものだ。

今回のメルボルンカップに関しては他の海外G1に比べると日本国内でも扱いが小さすぎるとは思うが、それでもweb上やグリーンチャンネルで情報を得ている日本の競馬ファンや、メルボルンカップの意味合いを知っている地元豪州や海外の競馬ファンなら正当な評価を下してくれると思う。必ずしも報道の量=レースの価値というわけではないし。


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