先週のネタでiBookとPowerBookのHDが立て続けに逝ってしまった事を書きました。
その後、PowerBookの方はSSDに載せ替え手術が無事成功したことも書きましたが、iBookの方はたったの466MHzという幾世代前のCPU性能ということもあり、HDを交換してまで修理費用をかけても割が合わないので、永久の眠りにつく予定でありました。
しかし。
なんせこのホタテチックなデザイン(笑)。
ホタテだってこのまま倉庫で眠らせるのもなんだかなぁと考え、気が変わった私は思い切ってこれもHDを交換してみることにしました。
仕事の合間を縫ってちびちび作業をしました。
あいかわらずApple製品のバラシは大変困難でした。ピーも手順を確認してます。

修理費用がかけられないのには変わりないので、(あらゆる意味で)適当に済ませようと考えました。
そこで目にとまったのがこういうの。

コンパクトフラッシュカードを2.5インチ44ピンHD代わりに使える怪しい変換基板。そこに8Gのコンパクトフラッシュカード2枚。またTranscendかい。
たったの計16Gですが、元々ついていたHDは10Gですから。
しかも2ディスク扱いですからRAID0にしてみました。なんちゅうプチ・ゲテモノ仕様でしょうか(笑)。
安価なだけでなくこのパーツなら次にiBookが使えなくなっても別の用途で再就職できるでしょう。
さて、今宵残業後やっと完成した再生iBook。果たしてその結果は…
期待したほど快適にはなりませんでした~(泣)。
最初にOSに10.4Tigerをインストールしてみましたが、あらゆるレスポンスが遅い!
前回のPowerBookみたいにせめてCPU1GHzにメモリ768MB程度はないと話にならないみたいです。
CPUがあまりにも非力でありメモリも大したことない場合は、ディスク性能だけいかに速くしても最近の重いOSに耐えられないようですね。
いや最近のでもないんだよなぁOS10.4は。でも充分重いじゃん。
そこで10.4をあきらめて10.3Pantherを入れ直してみると俄然快適になりました。
このパソコンのハード性能では10.3の方が目に見えて軽快でした。
10.4は10.3より軽いというWEB世評は鵜呑みにしてはダメですね。実際はハード性能に大きく依存するということがよくわかりました。それってよく考えたら当たり前ですしウィキペディアにはちゃんと書いてあったりするんですが、そのような世評はググっても見あたりません。その反対の又聞き情報ばかりヒットします。いつも思うけどWEB情報は参考程度に、実際はその目でしかと見て、自分の判断ができなくてはいけませんね。
というわけで直しはしましたものの、性能的には仕事じゃ全く使い物にならないホタテ。しかしDVD専用としては問題ないことを確認してニンマリしている私。なんせ我が家はリビングのDVDデッキすらまともに動作しないんですから(笑)。
これで墓に入らずに済みましたね。
しかしなんだね、もうすぐ10.6が出ようという時にiBookで10.4だ3だなんて書いているブログなんざ世界中探しても無いだろうねぇ(汗)。