お楽しみはこれからだ❣️

本と映画とテレビと鉄道をこよなく愛するブログ

北海道新聞の死亡記事

2006年05月05日 | 旅・外国
この地、北海道でいちばん購読率が高いのが「道新」こと、北海道新聞なのである。昨日今日とその紙面に接してきた。すごくいいなあと書くと語弊があるが、紙面の中の一面全面を死亡記事掲載面としていること。だから、全国紙の死亡記事の様に、有名人や元政治家、元社長だけ数名が載っているのではなく、一般の人々が100名以上掲載されているのである。僕はその死亡記事一つ一つを読みながら、この人はどんな人生を送ったんだろうと想像してみる。50代で亡くなられた方もいれば、100歳を越えて逝去された人もいる。100年前といえば、1906年。日露戦争の終わった翌年である。明治、大正、昭和、平成、と四つの年号をこの地、北海道で寒さと闘い、天寿をまっとうされたのだろうかと、見も知らぬ人の事が気にかかる。今、列車は美深駅に停車中。この駅から美幸線と言う国鉄時代、全国一赤字の路線が出ていた。北海道の鉄道路線も大幅に縮小された。鉄道ファンの僕にとっては寂しい限りである。横山秀夫の「ルパンの消息」読了。この小説は映画になる。と
ってもハラハラドキドキ面白い。僕なら、単発ドラマの企画書にする。横山秀夫のデビュー作で、本として刊行されていなかったものを加筆して二年前位に出版されたもの。「まもなく名寄」というアナウンスが聞こえてきた。名寄駅からも、名寄本線と深名線という二つの路線が出ていた。僕は幸い、どちらも廃止前に乗ったが車窓からの景色の良い路線だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内を午後6時2分に出発!

2006年05月05日 | 旅・外国
宗谷岬の流氷は消えていた。海流の関係でどこかに流れ去ったのだろう。日本最北端の食堂で遅い昼食を取ったが、三種の海の幸丼も2600円もしたのにまずく、がっかり。バスで稚内駅に戻り、土産物を買い、口直しに駅前の食堂でカニラーメンを食すがまたまた大外れ。只今、列車は猿払原野をひた走っている。札幌には11時1分着。5時間の旅。普段4両編成で走っている特急が2両増結しているが、僕の乗っている車輌には3人しかいない。思っていたより暗くなるのが遅く、車窓はぼんやりと霧に包まれてきた。当たり前の話だが、稚内でも東京で作られた番組が放送されている。東京都以外は少子化が進んでいると昨夜のニュースでやっていたが、毎日東京から発信されるいろんな情報を北海道の子ども達はどういう風に受け取っているのだろうか?気になって仕方がない。そのことが今回北海道に来ていちばん気になった。こうして北海道の大地を走る列車の中から携帯電話でブログの文章を書いて送信すると、それが地球上でパソコンが扱え、日本語を理解できる人に発信できてしまう事が何とも不思議だ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稚内駅に着いた!

2006年05月05日 | 旅・外国
午後1時28分。1時45分発のバスで宗谷岬に向かう。小雨が止むこと無く降り続けている。思った程、寒くはない。それにしても北海道の川は流れが速く、河原が無い。雪どけ水がこの時期流れ込んでいるのか。稚内に来るのは大学生の時以来だから四半世紀ぶり。果たして、流氷が見られるかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の増毛は雨。

2006年05月05日 | 旅・外国
昨夜は調子に乗って、焼酎一本空けてしまった。流石に海の幸は美味しく、しかも安い。たらふく食べて飲んで8500円。民宿に午後8時前に帰り、入浴して就寝。部屋のストーブが壊れていたのか、すぐ止まってしまい、寒さで何度も目を覚ました。午前6時20分に起床、7時から朝食。小雨の中を増毛駅まで歩いて、7時46分発深川行普通列車に乗車。客は僕だけ。この列車に乗らないと、次は午後1時過ぎまで列車が無い。雨のせいか、外気温も寒くなく、車内は暖房で暑いくらい。今日の目的地は稚内。一昨日、季節外れの流氷が姿を現わしたと新聞に載っていたので、それが見たい。深川から稚内まで特急で4時間、今晩泊まる千歳にたどり着くのは夜の12時。もっとゆったりした旅ができないものか。好きな列車に乗っていられるのは幸せな事だろう。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする