この地、北海道でいちばん購読率が高いのが「道新」こと、北海道新聞なのである。昨日今日とその紙面に接してきた。すごくいいなあと書くと語弊があるが、紙面の中の一面全面を死亡記事掲載面としていること。だから、全国紙の死亡記事の様に、有名人や元政治家、元社長だけ数名が載っているのではなく、一般の人々が100名以上掲載されているのである。僕はその死亡記事一つ一つを読みながら、この人はどんな人生を送ったんだろうと想像してみる。50代で亡くなられた方もいれば、100歳を越えて逝去された人もいる。100年前といえば、1906年。日露戦争の終わった翌年である。明治、大正、昭和、平成、と四つの年号をこの地、北海道で寒さと闘い、天寿をまっとうされたのだろうかと、見も知らぬ人の事が気にかかる。今、列車は美深駅に停車中。この駅から美幸線と言う国鉄時代、全国一赤字の路線が出ていた。北海道の鉄道路線も大幅に縮小された。鉄道ファンの僕にとっては寂しい限りである。横山秀夫の「ルパンの消息」読了。この小説は映画になる。と
ってもハラハラドキドキ面白い。僕なら、単発ドラマの企画書にする。横山秀夫のデビュー作で、本として刊行されていなかったものを加筆して二年前位に出版されたもの。「まもなく名寄」というアナウンスが聞こえてきた。名寄駅からも、名寄本線と深名線という二つの路線が出ていた。僕は幸い、どちらも廃止前に乗ったが車窓からの景色の良い路線だった。
ってもハラハラドキドキ面白い。僕なら、単発ドラマの企画書にする。横山秀夫のデビュー作で、本として刊行されていなかったものを加筆して二年前位に出版されたもの。「まもなく名寄」というアナウンスが聞こえてきた。名寄駅からも、名寄本線と深名線という二つの路線が出ていた。僕は幸い、どちらも廃止前に乗ったが車窓からの景色の良い路線だった。