鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

牛越橋橋梁工事

2012-03-16 22:15:04 | 広瀬川

 きょうはいい天気でした。 いい陽気でした、少し風があったけど。 そんな中仙台市の小学校では卒業式が行われました。 残念ながら今年からは卒業式の感動を味わうことは出来なくなりましたが、何としても子どもたちには明るく健やかにのびのびと成長して欲しいものです。

 きょうで最終回となったNHKの中学生日記、きょうの”いじめ”を取り上げたドラマは強烈でした。 中学生になっても決して苛める側に回らないように、苛められることのないように、いじめ以外のことで悩み苦しみながら勉強していって欲しいです。 いい番組だったのに終わるのは惜しいです。

 惜しいと言えば今朝方、吉本隆明が87歳で亡くなりました。 肺炎だったとか。 詩人でもあり、いろんなことに興味をもって積極的に発言してきました。 高齢者としての視角をもって日常的なことに対しても発言してきたのは素晴らしいことです。 それだけに惜しまれる逝去です。 でも、娘さんたちが志を継承していくことでしょう。

 

 下流域から見た牛越橋です。橋脚の工事は2箇所で行っていますが、肝心の真ん中の橋脚はどうするのでしょうか。 これから工事をするのか、補強は必要ないということなのか。 川の中央の橋脚ですから、工事をするのなら、早く実施して欲しいのですが。

 

 右岸側の橋脚の様子です。

 

 こちらは、左岸側の橋脚です。

 

 はしごが掛けられています。

 

 3枚目の写真の左下に写っていたキャタピラーのダンプみたいなものは、橋の上から見るとこのようになっていました。 発電機なのでしょうか。川を汚さないようにということで、車の上に配置して環境保全を図っているものと思われます。 当然と言えば当然ですが、いいことです。

 

 できれば工事を早めに完了して欲しいですね、工事自体は必要なことですので。

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紅白梅図屏風

2012-03-15 15:38:14 | お知らせ

 それにしても、きのうからの地震、一体どういうことでしょうか? M7近くの大きな地震も2回あったり、きょうも小さいながら頻繁に揺れています。海底のプレートがまだ落ち着かないということなのでしょうか。 去年か、揺り戻しというか、反動みたいな大きな地震が起こるかもしれないと言っていた学者がいましたが。 身体に、心臓によくないです。 腹を括るより他はないのですが、そこは凡人、なかなかそこまで覚悟を決められません。

 

 午前中、夫婦で博物館へ行って来ました。目的は国宝の鑑賞です。平日の午前中というのに結構な人が来ていました。 ひとり400円と安いのも大きな魅力です。 

 特別公開 東日本大震災復興支援

 国宝 紅白梅図屏風とMOA美術館の名品

 MOA美術館は静岡県熱海市にある美術館で、昭和57年に開館。国宝3点、重要文化財65点、重要美術品46点を含む3,500点で構成されているそうです。

    

 これは博物館の階段の踊り場に掛かっていた看板を撮ったものです。

     

 これはパンフレットを撮ったもの。 金箔と銀箔がふんだんに使われています。真ん中の川は銀箔を硫化させて作ったものだとか。

 その重厚さに圧倒されます。 二曲一双で、各1560×1722mmと、思っていたよりも大きい屏風です。周りの縁取りや枠も大変凝っています。

 それと、重要文化財の「浄瑠璃物語絵巻」がとってもきれいで見とれてしまいました。義経説話の一つだそうで、金箔や金銀泥をふんだんに使った精細な細部描写が見事です。

 

 博物館の前にある五色沼はまだ氷に覆われていましたが、まもなく周りから解けて行きそうな感じです。

   

 中央やや右奥にみえるのは石垣の上に立つ土塀ですか。今まではブルーシートに包まれていたのですが、修復工事が始まったようです。

 なんとなく春が近いように感じたのですが、気になるのは地震です。

 きのうの河原での写真です。 白鷺です。ようやくこれだけの写真が撮れました。

 

 例によって警戒心がとっても強くてすぐに飛んで行ってしまいます。

         

 早く冬が飛んでいって、穏やかな春が来ますように。

 湯たんぽともきのうでお別れしました。 布団の足先が温かいというのは嬉しく、ありがたいものです。

 

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澱橋橋梁補強工事

2012-03-14 21:29:38 | 広瀬川

 きょうの朝日新聞の「CM天気図」です。コラムニストの天野祐吉さんが毎週掲載している記事で、個人的に毎回楽しみにしています。 ハッとさせられるというか、そういう見方、視点もあるかといろいろ気付かされるコラムです。

 ”CMは変わったか”という見出しで書き始めているのですが、出だしの引用文がよかった。まさに今の日本の現象を的確に表現していると思います。 「敗北を抱きしめて」という本も書いている、ジョン・ダワーさんの言葉です。 東日本大震災の後の発言といいます。

 『大きな災害や事故が起きると、すべてを新しく創造的な方法で考え直すことのできるスペースが生まれる。いま日本はまさにその時だが、もたもたしていると、そのスペースはまた閉じてしまう』

 残念ながら、東日本大震災の一年後のいままさにそのような状況になっているのではないでしょうか。 復興への道筋がもたもたしていますし、一番肝心の原発は、脱原発、減原発どころか、夏の電力不足が語られつつ原発再開へと向かっているではありませんか。 原発推進派は虎視眈々と復活・再開を窺っています。

 犯罪者として東京電力の責任者は逮捕されていいはずなのに、警察や検察は動いていないようですし、そもそも彼らを逮捕できるような法律が日本には存在しないということらしいです。 だから福島県民に直接謝ったりしませんし、東電の体質は何も変わっていない、相変わらず本社の幹部はのうのうとし、電力料金の値上げを”権利”だといって憚らないわけです。 独占企業だからです。 民間企業というのなら独占企業なんてありえません。 福島原発の民間の事故調査委員会の報告書が出ましたが、東電はかれらのヒアリングに応じていないというではありませんか。 ここまで無責任かつやりたい放題なのです。

 

 橋梁工事ですが、本当に3月24日までに終了するのでしょうか?とてもとても終了するなんて思えません。

          

 澱橋に関しては、いまようやく足場を組み立てている段階です。

 右岸側の橋梁です。 工事はその1箇所だけなのでしょうか? 

 

 澱橋右岸の橋梁の工事の様子です。 ようやく足場を組み立て始めた感じです。広瀬川が増水した時は工事をしていなかったです。

 減水していた時、右側に見えるショベルカーが、川底から小石等を掘り起こして土嚢のすき間に入れていました。 ああ、また川底が荒らされる、川底の石がなくなると悲しい思い出見ていました。

 

 右岸側下流域の資材置き場です。

 

 上流側の工事の様子です。真上からの撮影です。

 

 何のためか分かりませんが、削岩機みたいなものでコンクリートの塊を削っていました。

 

 これは下流側の様子です。ホースで水をくみ出しています。

 実質あと2週間では工事は終わらないでしょう。 悲しいかな、これが公共事業の常といってもいいでしょう。 これから稚鮎の放流が待ってますし、ニジマスの放流もあるはずなのですが・・・。

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雪が降りました。

2012-03-13 21:27:08 | お知らせ

 まさか雪が積もっているとは思いませんでした。 この時期、仙台で8センチの積雪とか。 驚きの朝となりました。

 

 上の写真は家の前から北側をみたものです。 下は隣りの家の梅の木です。 雪の花が綺麗に咲きました。

              

 西国三十三所観音霊場の御軸の続きです。 一年前の大震災による大津波で亡くなられた御霊が少しでも安らかでありますように祈って、皆様にご覧になっていただきます。

 

 第17番札所: 補陀洛山 六波羅蜜時(十一面観世音菩薩)

 

 第18番札所:紫雲山 六角堂頂法寺(如意輪観世音菩薩)

 第19番札所:霊麀(れいゆう)山 革堂(こうどう)行願寺(千手観世音菩薩)

 

 第20番札所:西山 善峯寺(十一面千手観世音菩薩)

 

 第21番札所:菩提山 穴太(あなお)寺(聖観世音菩薩)

 第22番札所:補陀洛山 総持寺(千手千眼観世音菩薩)

 

 第23番札所:応頂山 勝尾寺(十一面千手観世音菩薩)

 第24番札所:紫雲山 中山寺(十一面観世音菩薩)

 

 第25番札所:御嶽山 播州清水寺(十一面千手観世音菩薩)

 

 第26番札所:法華山 一乗寺(聖観世音菩薩)

 第27番札所:書寫山 圓教寺(六臂如意輪観世音菩薩)

 

 第28番札所:成相山 成相寺(聖観世音菩薩)

 第29番札所:青葉山 松尾寺(馬頭観世音菩薩)

 

 第30番札所:竹生島 宝厳寺(千手千眼観世音菩薩)

 第31番札所:い(洟のさんずいが女偏)綺耶山 長命寺(千手十一面聖観世音菩薩三尊一体)

 

 第32番札所:繖(きぬがさ)山 観音正寺(千手千眼観世音菩薩)

 第33番札所:谷汲山 華厳寺(十一面観世音菩薩)

                                      合掌

 

 


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きのうはいろいろありましたが、・・・

2012-03-12 21:42:45 | 思いつくまま

 きのうは、どのテレビも朝から東日本大震災関連のものばかり。

 新聞も半分から三分の一は震災関連の記事ばかり。

 それはそれでいいのですが、

 それでいいのでしょうか?

 まるで全国版の一大イベントみたい。

 それぞれのメディアが特色を出そうと競争している感じ。

 狂騒といっては失礼ですか、・・・

 

 大事なのは、

 必要なのは、

 思いやる気持ちです。

 そして、継続です。

 記憶です。

 

 それなのに、・・・

 

 

 すみません、

 まだ日常に戻れないようです。

 

 


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黙祷

2012-03-11 11:44:52 | お知らせ

 梅はまだ咲きません。

 桜はまだまだです。

 でも、つぼみはふくらみかけています。

 

 東北地方太平洋沖地震

 2011年・平成23年3月11日金曜日午後2時46分

 犠牲者 15,854人

 行方不明者 3,155人

               

 忘れません。

 

                                      黙祷


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西国三十三所観音霊場 平成の東北出開帳 ②

2012-03-10 22:20:09 | お知らせ

 きょう3月10日は土曜日。市内の中学校の卒業式が行われました。去年までは卒業式に呼ばれて、子どもたちから感動をいただきましたが、もうそれも昔の話し。改めて月日の経つのが早いこと。

 嬉しいこと。長崎の市電。1976年に廃止された仙台市電のうち5両が長崎に貰われて行きました。

           

 市電の側面には市民のメッセージが書かれているとか。 ありがたいことです。

 嬉しいこと、その2。 きょうからスタートしたJ1、ベガルタ仙台は強豪鹿島アントラーズとホームで対戦しました。 開幕戦だから何とかして勝って欲しい!!勝てば、弾みがつき今年も順調に好成績を残せるのではないかと内心思い、是非とも勝って欲しい、勝て!とつぶやきながらテレビで観戦していました。 そしたら90分、ベガルタ仙台は走り回りました。体力がついたということでしょうか。とっても逞しく感じられ、それ以上に強さがひしひしと伝わってきました。 去年のベガルタ仙台の結果は、実力の結果だったのですね。 もうこれからの試合は安心して、信じて見ていられそうです。 嬉しいことです。ありがたいです。

 

 西国三十三所の観音霊場の御軸をご紹介します。 ひとつひとつの御軸は、とっても個性がありユニークなもので、対面するとそのありがたさが直に伝わってきます。

 

 右側:第一番札所・那智山 青岸渡寺(如意輪観世音菩薩)

 左側:第2番札所・紀三井寺 金剛宝寺(十一面観世音菩薩)

 

 右側:第3番札所・風猛山 粉河寺(千手千眼観世音菩薩)

 左側:第4番札所・槇尾山 施福寺(十一面千手千眼観世音菩薩)

 

 右側:第5番札所・紫雲山 葛井寺(十一面千手千眼観世音菩薩)

 左側:第6番札所・壷阪山 南法華寺(十一面千手千眼観世音菩薩)

 

 右側:第7番札所・東光山 岡寺(如意輪観世音菩薩)

 左側:第8番札所・豊山 長谷寺(十一面観世音菩薩)

 

 右側:第九番札所・興福寺 南円堂(不空羂索観世音菩薩)

 左側:第10番札所・明星山 三室戸寺(千手観音菩薩)

 

 右側:第11番札所・深雪山 上醍醐・准月に氏(てい)堂(准月に氏観世音菩薩)

 左側:第12番札所・岩間山 正法寺(千手観世音菩薩)

 

 右側:第13番札所・石光山 石山寺(如意輪観世音菩薩)

 左側:第14番札所・長等山 園城寺(如意輪観世音菩薩)

 

 右側:第15番札所・新那智山 今熊野観音寺(十一面観世音菩薩)

 左側:第16番札所・音羽山 清水寺(十一面千手千眼観世音菩薩)

 (続きます)

 本尊が同じでも、描かれている仏様は異なります。こうして一堂に会するということは、ある意味とっても凄いことですね。 こういうことは普通には考えられないことだと思います。 ありがたいことです。 

                                     (合掌)

 

 

 


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西国三十三所観音霊場 平成の東北出開帳

2012-03-09 21:38:09 | お知らせ

 きょうは3月9日。 気が重くなる。 テレビを見ているが、辛い場面。

 丁度1年前のきょうお昼前に仙台で震度4、M7.3の地震あり。 これが起きる起きると言われていた宮城県沖地震であって欲しいと、かなりの人が思ったはずです。

 そして、翌日早朝3時と6時20分、6時25分にも余震がありました。 午前3時の、まだ眠っている時間の地震は本当に恐く、嫌なものです。

 昨日に続き、グランディ21で開催された西国三十三所観音霊場・東北の出開帳の様子です。

     

         (三十三霊場の僧侶が中央に向かいます)

 『まさか今日午後に巨大な大地震襲うとは誰が予想できた!』

  

          (中央の巨大な仏画は長谷寺のものです)

 『東日本大震災パニックの妻を抱いて耐える三分』

   

 (三十三霊場の御軸は、右側の第一番札所青岸渡寺(せいがんとじ)から始まります)

 『こんなにも激しい揺れが三分も恐怖に襲われダメかと思う』

   

     (左側が最後の三十三番の札所華厳時(けごんじ)です)

 『ロウソクと石油ストーブありがたく原始生活余震に耐えて』

      

    (きのうから紹介していますが、長谷寺の巨大仏画です)

 『真夜中に何度も起こる強い余震恐怖与えて眠り妨げ』

      

        (被災地の早期の復興を祈願しています)

 『原発の炉心融溶恐ろしく怖さ教える巨大地震が』

      

       (東日本大震災で亡くなった人々の供養です)

 『恐ろしい津波がかくももの凄い破壊力持つ茫然自失』

      

 (第一番札所青岸渡寺の御軸です。お供え物はみな同じです。右側に納め札、左側にお賽銭。竹は本物ですが、中のロウソクは本物ではなく電球です。)

 『テレビなく見るものなくて聞くばかり24時間ラジオのみ聞く』

     

 (上の写真を拡大したものです。お寺の人がいうには、各お寺の御軸は本になっていないものもあり、とっても貴重ですから、どうぞ写真を撮ってくださいと。お賽銭はまとめて最後に納めてもいいとも言われたので、私はそうしました。)

 『たった二日経っただけなのに曜日とか感覚無くて自然の生活』

     

 (「お砂踏み」です。これは第一番札所のものですが、三十三所全てにあります。この石には各寺の本堂の御砂が奉納されています。この石の上に乗って、納め札をお供えして参拝しました。)

 『電気来てテレビが写すあの地震巨大地震の忌まわし津波』

 『津波見て恐ろしさにくぎづけに込み上げてくる悔しさは何?』

 ※ お恥ずかしながら、二重カギカッコの短歌(そう言えるのであれば)は、去年マイブックに書き殴ったものです。

 

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西国三十三所の出開帳 プロローグ

2012-03-08 22:37:51 | お知らせ

  去年の12月の新聞(だったと思いますが、)で、「西国三十三所 宮城で『出開帳』」という記事が朝日新聞に掲載されていまして、それを切り抜いてテーブルの上に置いておいたのですが、きょうの新聞で「本尊や秘仏など 復興祈る出開帳」という記事が出て、その記事を読んだ結果、行ってみることにしました。

 場所は宮城県の施設「グランディ 21」です。ここは去年3月11日の大震災で犠牲となった県民の遺体を安置していた場所でもあります。 その意味では丁度いい場所だったと言えるのでしょうか。

 『観音様は生者の願いを聞き、死者を極楽に導く。御軸とともに現地に行こうと全寺一致で決めた』(実行委員長:中山寺派管長)今回の目的。

 「出開帳」とは、本尊や秘仏を安置する寺院以外で公開することです。

 つまり、西国三十三所の寺院の御軸が、グランディ21に集合し、一箇所で三十三所の寺院を巡ることができるということです。

 

               

 私は午後1時過ぎに会場に入りました。

 

 中山寺の管長が中心となって勤行が行われていました。

 

 私としてはやはり仏教、お釈迦様の教えの方が馴染みます。 下の写真は三十三所の本尊の仏画一覧です。

       

 勤行のときに僧侶により撒かれたものです。3人分いただきました。

 

 これは「納め札」です。 40枚つづりとなっていました。これを1枚、1枚仏様にお供えしながら、三十三番まで巡るわけです。

          

 「御軸」はあした以降順次ご紹介いたします。 写真撮影はだめかなと思っていたらOKとのことでした。

 下の写真は長谷寺の御軸、大仏画です。 縦14メートル、横6.5メートルもある巨大なものです。

   

 


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久し振りの増水、濁り、広瀬川

2012-03-07 22:17:29 | 広瀬川

 きょうも暖かい一日でした。 きのう、きょうと暖かい日でした。きのう町内の床屋に行ったのですが、火曜日なのに休みでした。 5日.6日と連休となっていました。 きょうも暖かければ床屋に行こうと思っていましたので、行ってさっぱりしてきました。 またあしたから寒くなるようで、風邪を引かないように注意しないと。 頭がスースーしますので。

 きょうは3日と6日の広瀬川を見ていただきます。 5日から降った雨により広瀬川は濁りが入り、増水しました。 この時期の増水は珍しいことです。 一昨年の暮れですか、大雨が降ってかなり増水したことがありましたが。

 雪景色の写真は3日の撮影で、雪がない(濁り・増水)のは6日撮影です。

 最初は分流の上流域の様子です。  

 写真を撮った角度が異なりますが、増水していることは十分お分かりになるでしょう。

         

        これはおまけで、増水している下流域です。

         

 次は、分流が本流に交流する付近の様子です。

 

 川の中で頭を出していた石はほとんど埋没しています。そして急流となっています。

         

 最後は合流点から下流域、澱橋を望むところです。

 

 岩盤が大きく露出していたのですが、すっかり消えてしまいました。

         

 丁度昨年の解禁日、7月1日の川と似ています。 その時よりも少し水量は大目かもしれません。

 澱橋、牛越橋ともに工事は3月31日までとなっていますが、本当に今月一杯で終了するのでしょうか。 心配です。 無理ではないでしょうか。

 4月なれば、養殖アユの放流が待っているのに、・・・・

 

 なでしこジャパンはドイツに0-2で負けています。 何か押されっぱなしですね。 でもこれからの粘りがなでしこの特徴でしょうから、まだ諦めないで、応援しましょう。 優勝して欲しいですね!!去年みたいに。 そして11日を迎えたいです。

 

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newoneからもお願いです。

2012-03-06 21:55:01 | お知らせ

 きょうはまるで春が一気に来たような、暖かな一日でした。 家の中よりも外の方が陽射しがあり、暖かかったです。

 何しろ最低気温が5.2度といいます。きのうの最高気温が1.4度です。 きのうの最高気温より3.7倍も暖かい最低気温となりました。 きょうの最高気温は12.1度。 でもまだ梅はまだつぼみのようです。

 

 きょうの新聞を開いて驚きました。 新聞の2面(見開き)を使っての、環境省の広告です。

 「みんなの力でがれき処理」

 岩手県の災害廃棄物は11年分、宮城県は19年分の災害廃棄物が生じたのに、がれきの処理はさっぱり進んでいません。

 全国で処理できれば、3年以内に処理可能とか。 

 

 

 しかし、現実はがれき処理に協力を申し出てくれている自治体は東北地方以外では東京都のみ。この件に関しては、石原都知事はとっても頼もしく見えてしまいます。 橋下大阪市長はどうなのでしょうか。どう考えているのでしょうか。関西から東北は遠いから関係ないということでしょうか。「維新の会」の行動とは関係ないのでしょうか。

 神奈川県や静岡県も何とかしようと努力していても、反対住民の声が大きく、難渋しています。

 放射能に汚染されているがれきなら拒否しても当然です。 しかし、検査の結果、放射能汚染は問題ないとされたがれきまで拒否されるとはどういうことでしょうか。 ”絆”なんて格好いいことを言っていても、現実はこういうものです、冷厳です。 内実はきわめて薄っぺらなものなのでしょうか。

 政府のいうことは信用できないという不信感が、そういう行動をさせていることも大きいのでしょう。政府に限らず、東京電力や原子力の専門家と言われている人々も、まともには信用できなくなってしまった悲しい現実。 日本中に不信感が蔓延してしまった。

 それに加えて、もう一年前の悲しい出来事が、大惨事が忘れ去られようとしている、風化しているということもあって、被災地から遠く離れている地域に住む人々には、もう自分には関係ないことだという気持ちになっているのかもしれません。 悲しいけれど、人間は忘れやすい生き物です。 

 被災地のこと、もの、ひとは疫病神なのでしょうか。 だれもこのような事態は望まなかったのです。 ある日、ある時間、それまでの変哲のない、平凡な日常が急転直下地獄のものとなってしまっただけなのに、・・・。

 地震列島、原発列島に住む我々日本人、いつどこで岩手県・宮城県・福島県等に住む人々と同じような苦しみを味わうことになるか分からない、全く分からないのです。

 記憶し続けること、自分のこととして!!(自戒として)


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忘れていました、ブログ記念日

2012-03-05 21:42:32 | お知らせ

 すっかり忘れていました。 おととい3月3日は、なんと何とナントnewoneのブログ記念日だったのです。 アホバカマヌケ、あろうことか、自分のブログの開設記念日を忘れているとは、・・・。

 そうなのです、西暦2006年、平成18年3月3日(金曜日)にこのnewoneのブログが、ブログ界にデビューした日なのです。 思い起こせば、あれから7年という月日が経ちました。 その間のことは涙なしには語れません。 だから(長くなるから)語りません。

 2012年・平成24年3月4日時点で、開設から2193日、アクセス数(PV数)は537,323件、アクセスIP数は165,681件となっています。 一日平均にすると、PV数は245、IP数は76 となります。

 

 7年間の間、一体何をやってきたのか、これでいいのか、やってきて何か変わることがあったのか、充実した内容のブログとなっているのか、納得できるようなものとなっているか、まじめに考えると、果たして何か社会の役に立つような事を、少しでもしてきたのだろうか、そう考えると答えに窮します。

             

 でも、広瀬川、100万都市仙台の中央を流れる広瀬川、この川を大事にしていきたいということ、その広瀬川に棲む魚、川の主人公である魚のことを記録していきたい、広瀬川に棲む魚がいつまでも生き続けていくことができるように見守っていきたい、そのために少しでも役に立ちたいという思いは本物です。

 

 魚が居ての川、広瀬川です。魚がいつまでも棲み続けられるような川であるように微力ながら役に立ちたい、そういう思いはますます強くなっています。 広瀬川を大切にしていきたい!!

           

 だからいつまでもいつまでも、広瀬川に拘って行きたい思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 

 

 それにしても変な天気でした。 早朝から降った雪は17センチの積雪とか。うちの周りはもっと振ったように思いますが、水分の多い、大きな結晶の雪でした。 午後からは天気予報どおりにみぞれから雨となりました。 しかもかなりの雨量となるとか。 確実に自然は春に向かっているということは分かります。 春までもう少しですね。

 

 でも、春になる前に通らなければならないことがあります。 3月11日です。 3月11日午後2時46分。 東北地方太平洋沖地震を迎えなければなりません。 どういう気持ちで迎えることができるのでしょうか。

 今東日本大震災で犠牲となった方々の一周忌の法要がいろいろなところで行われています。

 石巻の大川小学校の大惨事、悔やんでも悔やみきれない悲惨な出来事、考えれば考えるほど何とかできなかったのか、何かもっといい方法があったのではないか、この悲劇の教訓を汲み取るために、石巻の教育委員会だけに任せておいていいのか、もっと大きな組織で、いろんな叡智を集めて教訓を汲みとる必要があるのではないでしょうか。 

 このままで終わらせてしまうことだけはないようにしないと。

        

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東北・希望の祭典

2012-03-04 21:37:02 | お知らせ

 きのう土曜日午後から夜にかけて開催された「東北☆希望の祭典」に夫婦で行って来ました。 下の写真のチラシを見て、インターネットで申し込みました。 場所は利府町のグランディ21セキスイハウススーパーアリーナと遠いところなのですが、錚々たるメンバーが出るようですし、入場は無料、しかも仙台駅東口から無料送迎バスが出るというのです。

 表 

 今まで1回も行ったことがないし、この際出かけてみようかということで申し込んだ次第です。 これだけのメンバーで3月2日から4日まで、三日間開催と言うのですからすごいことです。 しかも無料送迎バスは、気仙沼から亘理までの21箇所から出るというのです。

 14:15発のバスに乗りましたが、28号車でした。40分弱で会場到着。小高い山の上にある運動場で、サッカー場ではないか陸上競技場や室内競技場があります。 いやはやデカイ、大きい。

 会場で渡されたのは、下のパンフレット(16P)と「こんなに素晴らしい世界なのに」というDVD、バイブル(今年の1月25日発行)です。

 それで分かりました。なぜこんなに外国人が、外国人の親子や夫婦が多いか。東北地方のキリスト教会が実行委員会を結成して開催したようです。 当然財政的には世界のキリスト教関係者の支援があったのでしょう。 何しろバスで来た数百人に弁当も用意されていたのですから。帰るために来た時と同じバス28号車に乗ったのですが、椅子に夜食の弁当が用意されていたのです。お稲荷と海苔巻きおにぎりとコロッケやフライ、つくねという弁当です。 まさかここまでやってくれるとは想定外でした。

 表 

 これは5,6ページを開いたところです。きょうの出演者たちです。

 

 下は、DVDです。

 表 

 これが新約聖書です。481ページのものです。

 表 

  アルフィー・サイラス

 カーク・フランクリン

 15:30からのオープニングは大阪からやってきたという5,60人のゴスペルです。祭典は16:00からのスタート。

 三宝会という5人の和太鼓からはじまり、みずき舞の演歌、荒垣勉の心に響くバリトン、アジア人のワーシップチームの3rd Wave、アルフィー・サイラスの素晴らしい歌声、カーク・フランクリンの圧倒的な歌とパフォーマンス、デニス・アガジャニアンのギターの早弾き、トミー・クームズバンドのコンテンポラリー・クリスチャンミュージック と、和洋沢山のジャンルの音楽が会場を沸かせました。

 なかでも凄かったのは、アルフィー・サイラスとカーク・フランクリンの二人です。

 アルフィーは、表現力豊かな4オクターブの声域を持ち、ゴスペルシンガーでもあります。マイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストンのバックコーラスとしても活躍とのこと。 「上を向いて歩こう」や「故郷」も歌いました。どこからあんなに高い綺麗な声が出るのか、少しでもあやかりたいものです。惚れ惚れしながら聞いていました。去年、石巻や登米、七ヶ浜を慰問しています。

 カークも凄い、凄すぎます。グラミー賞を受賞しているゴスペル・アーティスト。ひとりで15から20分動き回ったでしょうか。バックコーラスは5人だったかな、それにバックバンド。歌い踊り、飛び上がる。小さい子どもたちをステージに上げて一緒に歌ったり、抱っこしたり。更には会場1階に降りてぐるっと一回りしたり、まあびっくりするステージでした。 声もよく透き通りながら響き渡り、少しの疲れも感じさせない。息切れはないし、汗もかかない。 歌に乱れがない。 いやはや圧倒されてしまいました。小さいのですが、バイタリティは何人分もあります。

 途中にお祈りやキリストの話しがあるのは主催者として当然のことかと思いますが、それにしても最後のメッセージは長すぎた、くどすぎた。必死に熱心に伝道しよう、分かってもらおうという気持ちは十分伝わってくるのですが、あまりに冗長すぎた、そう感じました。 それが惜しかった、もったいなかったと思います。 もう少し話し方を工夫すればよかったのに、それが残念です。

 着いたときにはまだ陽が差し、寒さは感じなかったのですが、帰りは冷え込み、会場からバスのところまでの道のりがとっても長く感じました。

 歌はいいですね。 合唱、今年も参加したいです。

 

 

 


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桃の節句と、

2012-03-03 22:45:19 | お知らせ

 きょうは桃の節句です。 雛飾りはもう仕舞ったのでしょうか。 鯉のぼりと違って雛飾りは早めに仕舞わないと嫁に行くのが遅れるとか言われていると昔聞かされましたが(何と回りくどい言い方でしょうか、嫌になります我ながら)、今はどうなのでしょうか。そんなことはもうとっくに関係ないようになっているのでしょうか。

 何があっても女性は強く逞しく育って欲しいです。男を引っ張っていってください。 そうしないと世界に平和はやってきません!!地球の未来は女性の手にかかっていますので、よろしく。

 以下の2枚の写真は仙台に伝わる堤焼きの人形です。堤焼きの雛人形。

  

 何でも、堤焼きは江戸中期に江戸から今戸焼の陶工を仙台に招き、日用品を焼かせたのが始まりとか言われています。 昭和初期に、あの柳宗悦が「東北を代表する民窯」と言ったとか。

  

 釉薬に特徴があり、白と黒のなまこ釉を同時に掛け流す「流し掛けなまこ釉」が独特のものだそうです。

 写真の堤焼き人形は、歴史民俗資料館に展示してあったものです。

 

 話し変わって、きのう紹介した河原の雪の塊が、きのうの雪によってどうなっていたかご紹介します。

 その前に、我が家の2階から見た東と西側の朝の様子です。 上が東側で、したは西側です。

         

 

 きのう紹介した雪の塊は下記のようになっていました。時間は9時半前後でしょうか。 回り一面眩しい銀白色、目がおかしくなりました。

         

 時間が早かったせいか、まだ雪だるまとかをつくろうとしている人はいませんでした。

 

 陽射しを受けて、新しい真っ白な雪原を長靴を履いて歩くのは、本当に気持ちいいものです。(日本海側の豪雪で悩まされているみなさんには申し訳ないですが)

         

コメント (2)
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雪が深々と降っています、・・・

2012-03-02 21:12:47 | お知らせ

 きのうは最高気温が10.8度にも昇り、春を感じさせる陽気だったのですが、きょうは一転、午前中は曇り空、午後から予報どおり雪が降ってきました。

 雪は物音を吸収してくれます。風はありません。まっすぐ降りてきます。水分の多い雪です。 春の淡雪といえるようなものではないようです。 深夜まで降り続くようで、結構積もるのではないでしょうか。

 あしたは土曜日。学校は休み。 ということは、そうです、河原で親子での雪との戯れがたくさん見られるのではないかと思います。 この前の大雪で河原では雪だるまやかまくらが造られましたが、今回も造られるのではないかと楽しみです。 何しろ水分が多い雪なので、すぐに大きな塊を作ることができます。

 以下の3枚の写真はきのうの午後撮影した河原の雪の塊です。 雪だるまやかまくら、滑り台として固められたところ以外の雪はきれいに消え去っています。

 

         

 

 きょう午後からの雪はこれらの上にも降り積もっているわけですので、また雪の塊をつくってこれらのところに集められ、さらに大きな塊となっているのかもしれません。

 

 きょうコタツに入っていて、切り抜いていた新聞の整理をしてみました。その中にこんな新聞の切抜きが見つかりました。

 ピンボケとなっています(すみません)が、2007年(H19年)7月16日の朝日新聞です。

        

 『50年前、「原子の火」ともる』 『40センチの炉、産業の礎に』

 1957年8月27日に初めて原子の火がともされたという記事です。記事の前文に曰く、””日本初の「原子の火」から、今年でちょうど50年。その火をともしたのは、唯一の被爆国の研究者として原子力平和利用の未来を信じ、現在の技術や産業の礎を築いた男たちだった。””と。

 茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の東海研究開発センター原子力科学研究所の原子炉JRR1で行われました。

 記事によると、アイゼンハワー米大統領が1953年12月に行った演説により、ウランを貸し出すことにしたそうで、それを受けて「日本でもようやく研究ができる」と原子核物理学者の伏見康治(大阪大学)が日本学術会議で、研究推進の基礎調査を提案するも、若手研究者から「科学技術が戦争に利用されてはならない」ということで猛反発をくらったとのこと。

 しかし、ときの改進党の衆議院議員中曽根康弘らが、1954年原子炉製造のための修正予算案を提出して承認されたので、伏見康治は原子力の平和利用のための「原子力憲章」(民主・自主・公開の原則)を作成し、その原則は原子力基本法に生きている。

 JRR1の運転開始は、1957年。原子炉はわずか直径40センチの球形のもので、それに借用した濃縮ウラン溶液を注入して、湯沸し型の原子炉が作動したが、熱出力はわずか50キロワットだったそうです。

 1968年に運転終了となるまで、総運転時間8043時間。 619件の実験を行い、1944人の技術者を養成した。高速増殖炉や核融合など原子力研究で中核となる人材を育てた。

 「あそこで学んだ技術者らにより、技術基盤が日本に生まれた。60年代末から本格化する安全研究の下地になった」(後の原子力安全委員長佐藤一男)

 「原発は少数の者が動かしているが、実は社会の大きな仕組みの中にある。当時の技術者はそれを自覚し、原子力の持つ内在的な危険性に畏敬の念をもって接してきた」(伏見康治)

 「だが、原発が生活の一部になり、慣れっこになっていないか。怖いものだという感覚がなくなってしまう。それが一番怖い」(伏見康治)

 

 その一番怖いことが、一年前に現実のものとなってしまいました。

 

 雪は止みません。全てのものを包み込むかのようにおとなしく、つめたく、ふところ深く降っています。 このまま原子力の火を消してくれればいいのですが・・・・。

 


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