3月16日、吉浜小学校のあと大川小学校を訪れました。 去年の秋に次いで2回目となります。 去年は学校の校庭の山側には瓦礫の集積があり、ダンプカーとかが作業中で奥には行けませんでした。
16日は大川小学校の周辺にはダンプカーや工事用の車両の姿は見えませんでした。 ずーと奥の方まで行くことができました。
写真ばかりが多くてすみませんが、写真が語ってくれるのではないでしょうか。 目に焼きつけ、記憶しておくべきと思います。
大川小学校の卒業式もひっそりと行われ、石巻市長が発言を謝罪し、こんど第三者委員会による検証作業も開始されるようです。 なぜこんな大惨事となったのか、きちんと検証し、そこから教訓を見出し、二度とこういう悲劇が起こらないようにしないと犠牲になった子どもたちは浮かばれません。
なぜ、50分も校庭で時間を無駄にしてしまったのか、なぜ早めに裏山に避難しようとしなかったのか、本当に悔やまれます。
津波後重機で整備されたあとの裏山です。 時間をかければ小さい子どもでも十分逃げられたと思うのですが。 地域の人たちが学校に避難してきた、その中にはお年よりもいたかもしれません。 そのため全員が山に登るのは無理という判断をしてしまったのか。 いずれにしても津波があまりに巨大すぎたためということで片付けられるものではないと思います。
供養碑のそばにはソーラー発電設備でしょうか、設置されていました。
以下の学校の建物は校庭側からみたものです。
モダンな学校ですよね。
富士川側の校舎です。
校庭の奥の方に見えたものは何か。 子ども達が描いた絵が見えました。
中は野外劇場でしょうか。 階段状になっています。
宮沢賢治。 アメニモマケズ。 銀河鉄道の夜。
手をつないでいます。 全世界の人々が。