鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

newoneからもお願いです。

2012-03-06 21:55:01 | お知らせ

 きょうはまるで春が一気に来たような、暖かな一日でした。 家の中よりも外の方が陽射しがあり、暖かかったです。

 何しろ最低気温が5.2度といいます。きのうの最高気温が1.4度です。 きのうの最高気温より3.7倍も暖かい最低気温となりました。 きょうの最高気温は12.1度。 でもまだ梅はまだつぼみのようです。

 

 きょうの新聞を開いて驚きました。 新聞の2面(見開き)を使っての、環境省の広告です。

 「みんなの力でがれき処理」

 岩手県の災害廃棄物は11年分、宮城県は19年分の災害廃棄物が生じたのに、がれきの処理はさっぱり進んでいません。

 全国で処理できれば、3年以内に処理可能とか。 

 

 

 しかし、現実はがれき処理に協力を申し出てくれている自治体は東北地方以外では東京都のみ。この件に関しては、石原都知事はとっても頼もしく見えてしまいます。 橋下大阪市長はどうなのでしょうか。どう考えているのでしょうか。関西から東北は遠いから関係ないということでしょうか。「維新の会」の行動とは関係ないのでしょうか。

 神奈川県や静岡県も何とかしようと努力していても、反対住民の声が大きく、難渋しています。

 放射能に汚染されているがれきなら拒否しても当然です。 しかし、検査の結果、放射能汚染は問題ないとされたがれきまで拒否されるとはどういうことでしょうか。 ”絆”なんて格好いいことを言っていても、現実はこういうものです、冷厳です。 内実はきわめて薄っぺらなものなのでしょうか。

 政府のいうことは信用できないという不信感が、そういう行動をさせていることも大きいのでしょう。政府に限らず、東京電力や原子力の専門家と言われている人々も、まともには信用できなくなってしまった悲しい現実。 日本中に不信感が蔓延してしまった。

 それに加えて、もう一年前の悲しい出来事が、大惨事が忘れ去られようとしている、風化しているということもあって、被災地から遠く離れている地域に住む人々には、もう自分には関係ないことだという気持ちになっているのかもしれません。 悲しいけれど、人間は忘れやすい生き物です。 

 被災地のこと、もの、ひとは疫病神なのでしょうか。 だれもこのような事態は望まなかったのです。 ある日、ある時間、それまでの変哲のない、平凡な日常が急転直下地獄のものとなってしまっただけなのに、・・・。

 地震列島、原発列島に住む我々日本人、いつどこで岩手県・宮城県・福島県等に住む人々と同じような苦しみを味わうことになるか分からない、全く分からないのです。

 記憶し続けること、自分のこととして!!(自戒として)


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