鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

鮎と鮎釣りと、

2011-06-15 21:55:08 | お知らせ

 最近の鮎に関する動きなど。

 先週末辺りから、私もハリを巻き始めました。その前に在庫のハリのチェックをしました。尺鮎用の大バリは十分にあります。5号とか5.5号のハリもたくさんありました。意外と少なかったのが6.5号とか7号、7.5号のハリでした。

 7月は山形県小国川で鮎釣り大会がありますし、がまかつの大会はがまかつのハリを使うことになっていますので、とりあえずはがまかつのハリを巻き始めました。去年の在庫はあるはずなのですが、どれががまかつの何というハリかなんてワカリマセン!!

 というわけで、とりあえずはがまかつのハリ巻きです。5種類のハリを使って、6.5号と7号のハリを巻き始めました。3本イカリと4本イカリを均等に。ハリスは1.2号のソフトタイプとレギュラータイプで巻きます。無心に、一心不乱に巻くのが嬉しく楽しいです。このハリで、小国川の上流域の右岸側のへチを狙ったら絶対に掛かるだろうな、でも当たりは小さいだろうな、まあ小さくてもググッと手応えがあるだろうから、確実にハリを食い込ませ、きちんと引き抜こう、なんてことを思いながら巻いています。何千円かで買ったハリ巻き機はあるのですが、全て手で巻いた方が早いので手で巻いています。アナログそのもの。

 

 去る6月12日に福島県は鮫川でもアユ釣りが解禁となりました。夕方のTVで放送していました。でも本来アユ釣りの解禁日は、鮎釣り師にとっては盆と正月が一緒に来たようなものなのに、閑散とまではいかなくても(「菅さんとまでは」とでたのは失笑ものです)、例年よりかなり少なく寂しい解禁日となったようです。鮫川、可哀そうにセシウムで泣かされています。

 

 13日、フィッシングTVで今年初めてのアユ釣りの番組が放送されました。録画して、昨日夜見ました。橋祐次出演のYUJI STYLE「2011年鮎」です。 場所は愛知県の振草川(ふりくさかわ)です。初めて聞いた川です。祐次も初めての川とか。

 この川は放流アユのみで、2,000キロ放流したとか。解禁は驚きます、5月14日です。いやはや信じられないくらい早いものです。この川は岩盤底が多い川で、そういう川での釣りに慣れていない人は苦戦しそうです。

 祐次が竿を出したのは5月の25日です。さすがのアユ釣り界の若手スーパースターであっても、初めての川だし、岩盤底が多い川で1時間以上全く釣れませんでした。でもその後いろいろ試していくうちに釣れる場所や仕掛けを見つけるのですね。さすがです。群鮎が多かったようですが、真黄色の追気たっぷりの鮎も掛かります。

 型は大きくはないですが、5月に釣れる鮎としては十分立派だと思います。7月の小国川の鮎よりは大きかったのではないでしょうか。フロリカーボン糸の0.15号で泳がせていました。

 これからのアユ釣りの放送が楽しみです。でも放送回数が少ないのが面白くないです。バス釣りばっかり一杯流しているのは感心しないし、問題ではないのでしょうか。昔みたいに村田満も出して欲しいです。そうですね、橋祐次、島啓吾、村田満、せめてこの3人にいろんな川で釣って見せて欲しいものです。

 

 きのう14日の朝日新聞の記事です。 見出しは、『アユ漁 寂しい解禁日』  『川魚から放射能』  『養殖も敬遠 業者悲鳴』 です。アユ漁をメインにしていますが、実際にはヤマメやイワナ、ウグイの記事が多かったものの、やはり夏の川での釣りとなればどうしてもアユとなってしまいます。その方がインパクトが強いですから。

 鮫川の解禁日は例年の半分だったし、遊漁券の売れ行きは例年の一割で、関東一円からの釣り人が離れてしまったとのこと。

 これから鮫川のような河川が多くなっていくのでしょうね。残念です。

 

 そして、アサヒコムで見ましたが、(ニュースステーションでもやっていました)金沢市の浅野川で14日夕方から15日の朝にかけて大量のアユが死んでいたということです。その数、3~5万匹にのぼるだろうといいます。

 冷水病でもないようですし、TVで組合長は薬物(毒物)しか考えられないと言っていました。 川の水からは有害物質は見つけられなかったし、アユの死骸に病変もみられないとのこと。

 不思議です。でも組合としては、あす16日から予定通りアユ釣りを解禁するということです。拍手を送りたいです。

 

 それにしても、どうしたのでしょうか 『ベガルタ仙台』 平日日中のホームでの試合で、ガンバ大阪に2対1で勝ってしまいました。このところ引き分けが多かったので、勝ち点3を手に入れられてとっても、とってもよかったです。 ここまでくれば強さは本物ではないでしょうか。

 少なくとも10位以内に居続けて欲しいものです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

原発さえなければ、・・・

2011-06-14 22:20:06 | 思いつくまま

 痛ましいことが起きました。恐れていたことが起きてしまいました。福島県相馬市の酪農家が自殺しました。原発に恨みを残して。

 「原発さえなければ」 「原発で手足ちぎられ酪農家」

まだ50代。奥さんはフィリピン人、小さい二人の子どもと国に帰ってしまいました。一人残され、途方にくれる還暦間近の男一人。経営の圧迫のため、酪農家というのに全ての牛を手放してしまった。手放さざるを得なくなって手放した。家族はいない、心血を注いで育てていた牛もいない、もう彼の周りには何もないではないですか。空しさ、寂寥感、その次に来るのは絶望感しかないではないですか。もう生きていてもしょうがないと思うなというほうが難しい。

 それにしても、原発、この恐ろしい人間の手に負えないエネルギー源、原発を稼動させていれば必ず出てくるのが廃棄物である「死の灰」、これが少なく見積もっても80万トンあるとか。これを何百年にわたってきちんと管理しなければなりません。つまり後世に重い重い危険極まりない負担を残し続けるわけです。

 やはりこうなれば今回の福島原発の大災害の教訓として、日本から原発をなくしましょう、それしか日本が存続する方法はないのではないですか。風力なり、火力なり、水力なり、企業や個人の自家発電、また豊富にある地熱発電、ソーラー発電だって可能だし、揚水発電だって使えないことはないようです。

 いま、全国的に節電の大合唱がなされていますが、政府やマスコミは言いませんが代替発電は十分にあるというではないですか。そういう人がいるし、雑誌でも取り上げられています。しかし、そういうことはマスコミは記事としてとりあげません。スポンサー、今まで巨大なマスコミのスポンサーとして広告料を支払ってきた電力業界の無言の圧力が、また政府の見えない圧力もあるのかもしれません。節電の大合唱の裏には、政府・電力業界・御用学者(東大がその筆頭、東電から5億円もの献金を受けているとか)等による原発擁護の考えがあるようです、騙されてはなりません。

 原発をなくすどころか増やしたいのが政府(経済産業省)・業界の本音でしょう(浜岡は一時的に止めるだけ)が、原発がなくても電力は十分に賄えるではないかということが表に出て、実証されたら困るわけです。政府と業界が一体となって原発行政を推進してきたわけですから。

 節電は必要ですが、何のために節電するのか、何が原因で、どのくらい足りないのか、どのくらい継続していく必要があるのか、将来の見通しはどうなのか、本当に原発に変わる代替エネルギーはないのか、それらを明確にすべきです。情報公開です。全てのデータを公開した上で、国民に納得してもらう必要があります。

 そうでなければ、国民は極論すれば政府・電力業界の言う節電には協力しなくてもいい、それくらいの思い切った強固な姿勢を見せようではありませんか。そうすれば電力業界も必死に生き残るための方策を考えるでしょう、考えなければ倒産もやむなしです。そんな高慢な独占企業はいりません。

 不便を受け入れましょう。このまま全てが便利になっていくなんて土台無理な話しなのです。便利さや効率ばかり追求しないで、人間らしさを取り戻しましょう。そのためには思い切って便利さとオサラバする必要があるでしょう。それでいいではないですか。人間性を取りもどせるのであれば。強欲資本主義との訣別です。

 といっても無理だろうなあ、所詮は絵空事だろうなと思います。自分で空しくなります。でも、ちょっと自分の周りを見てください、朝からケータイを握り締め、歩いていても、自転車に乗っていても、車の運転中でもケータイから目を離せない現実。こんな生活をしていていいのですか。ケータイに縛られて、なくてはならないものとなってしまっている。人間がケータイに従属し、奴隷となっている現実、嘆かわしいなんてものではありません。

 何か話しが大きくなり、少し脱線してきた感じです。まとまらなくなってきました。

 

 今回の東北地方太平洋沖地震(と津波。原発事故)により、何よりも人間同士の絆(きずな)の大切さが見直されてきました。人間の絆があってはじめてコミュニティもなりたちます。人間らしい生活の場所ができます。そういうことをいいたかったわけです。

 そしてこの際締結しましょう三国同盟を!!約70年前に締結された日独伊三国同盟は負の同盟で、世界に巨大な不幸を撒き散らしましたが、今度は反原発での三国同盟です。

 ドイツが全ての原発を廃止することになりましたし、イタリアも原発の再開を国民投票で凍結することになりました。次の出番は日本です。日本も脱原発の声を発しましょう、世界に向かって。そうすればここに新しい日独伊三国同盟が成立します。ドイツとイタリアに三国同盟を呼びかけ、締結しましょう。そして世界のためにリーダーシップを発揮しようではないですか。70年前の贖罪にもなるのではないですか。

 改めて声を大にして言いたい、日独伊による脱原発の三国同盟の締結を!!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広瀬川の生きもの

2011-06-13 22:03:18 | 広瀬川

 きょうはちょっといつもとは違うものを紹介します。

 広瀬川で生き生きと活躍しているもの、それは目下のところ何といってもショベルカーです。八面六臂の活躍です。今ショベルカーの先についているショベルは下のようなものです。

 

 まあ、大きいものです。高さ幅とも1.5メートル以上はあります。こんな重いものが重い石とかを軽々と動かすのですからすごいものです。油圧式で動くのですよね。恐るべし!です。

             

 生きものはもう一ついました。久し振りに見ました。仮設道路の行きは見なかったので帰りに見たときは一瞬びっくりしました。こういう生きものが石の中で生活していたのですね。 じっくりとご覧いただきましょう。

         

 そうなのです、生きものとは青大将だったのです。そうですよね、シマヘビではないですよね。少なくとも毒があるヤマカガシではないですよね。

 

 長かったです。蛇だから長いのですが、ゆうに1.5メートルはあったと思います。日光浴をしていたのでしょうか。ゆったりと伸びていました。最初は死んでいるのかなとさえ思ったのですが、じっと見ていると気配を察知したのでしょうか、動き出しました。

 私の方に向かってきましたので、一瞬恐かったというか、どうしようか、いっそのこと捕まえてやろうかとも思ったのですが、そこは賢い蛇のこと、向こうから逸れていきました。

                

 下の写真はいかにも蛇らしい格好をしていますが、上の3枚の写真は何か変に感じませんか。細くて流麗な体がイボイボしているというか、ほっそりと、すんなりとしていないのですね。 単にショベルカーのキャタピラーの歯型?に体が馴染んでいるということなのでしょうか。

 

 どこに行くのか、川のほうに向かっていったので、もしかして泳ぐのかなと喜んだのですが、そうではなく、実際は下の写真のように石と石の間の空間に入っていったのです。

               

 うまいこと隠れるというか、住処を見つけるものです。

 

 撮影はいずれも12日(日)のものです。

 みなさんは蛇は嫌いですか。十二支にもあるのです。むやみやたらに嫌うのはやめたいものです、蛇のため。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユ釣り総括(その4)

2011-06-12 22:11:04 | お知らせ

 きのうで東北地方太平洋沖地震がおきて丁度3ヶ月が経ちました。きのうきょうとあまり見たくない、でも流れると見てしまう、どうしても息を止めてみてしまう大津波の襲来の映像。自分でも記憶しておくだけではなく、記録としてもきちんと残しておく必要があると考え、大震災特集雑誌や新聞社のグラフの臨時増刊号、新聞記事等は最低限揃え、後世に代々伝えていかなければならないものと思っています。(個人としては、ちょっと大袈裟かな)

 それにしても3ヶ月目ということを狙ってでしょうか、10日の夜から11日にかけて、11日も何回も揺れました。規模は小さくなってはいるものの、いい気持ちはしません、絶対に。揺れを感じると決まって妻が「アッ地震だ」と大きな声を出し、その声でこちらはドキッとしたり、精神衛生上よくないことこの上なしです。

 そういう嫌な思いを忘れさせてくれる俳句に出会いました。いつもは朝日歌壇から紹介していましたが、きょうは朝日俳壇からの紹介です。関係者のみなさま、引用をお許しください。

 『 囮鮎裏切ることに一途なリ 』

                         (東京都・長谷川 瞳さん)

 思わず笑ってしまいました。上手い表現だなあ、脱帽です。鮎の信念”が如実に表現されています。長谷川さんは鮎の友釣りをなさる方なのでしょう。関東地方はアユ釣りが解禁ですから、ことしも鮎に引き釣り出されて、引き回されているのでしょうか。

 友釣りは”循環の釣り”、オトリアユ(囮鮎)が元気に泳いでくれて、仲間(野アユ)を連れてきてくれないと困ります。掛かり鮎がこれまた元気に泳ぎ、次のオトリを掛けてくれないと釣りになりません。

 そういう風にうまく循環してくれないと、もう地獄です。土壷にはまり、惨めになるばかり。ましてや鮎は天邪鬼です、人間が動かしそうとすればするほど鮎は動いてくれません。人間の出す力とは逆に動きます。鮎の天邪鬼という性質は好きなのですが、自分の鮎には人間に従順であって欲しいなんて勝手に思ったりして、まあ、人間なんて勝手もいいところです。

 本題です。きょうのアユ釣り総括は(その4)、経費内訳です。

 鮎竿 ・・・・・・・・・・・・・127,150 円

 組合員証・年券  ・・・・13,500

 鮎雑誌(10冊) ・・・・・13,716

 鮎釣りウエア  ・・・・・・・2,130

 おとり用養殖アユ  ・・・2,600

 日釣り券 ・・・・・・・・・・ 3,000

 鮎ルアー   ・・・・・・・ 4,534

 鮎ハリ各種 ・ ・・・・・・ 6,800

 ハリス     ・・・・・・・・・・・754

 ハナカン    ・・・・・・・・1,991

 逆バリ・背バリ    ・・・・・・980

 複合メタル糸   ・・・・・10,902

 ナイロン糸   ・・・・ ・・・2,560

 フロロカーボン糸 ・・・・・2,626

 飲食料代  ・・・・・・・・・・7,276

 糸巻き   ・・・・・・・・・・・1,090

 ハサミ    ・・・・・・・・・・1,680

 鮎釣り大会参加費・・・・・8,120

 村田満FC会費  ・・・・・・1,000

 毛ばり流し釣り仕掛け・・・1,554

 その他   ・・・・・・・・・・・ 3,098

 合   計  ・・・・・・・ 217,061 円

 23回の釣行  140匹の釣果 ですから、

  鮎1匹当たりの費用   = 1,550 円  

  釣行1回当たりの費用 = 9,437 円

 となります。

 なんとも高価な鮎ですね(仙台では養殖アユは1匹600円です)。 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨上がりの広瀬川とコンサートと、

2011-06-11 16:14:36 | お知らせ

 夜中や朝方はとっても強い雨が降り、雨音で目が覚めたほどですが、午後からは一転、快晴、暑くなりました。太陽も眩しくて、草木は生き生きしています。ありがたくはないのですが。

 そんな雨上がりの広瀬川とチャリティコンサートの模様をお知らせします。 久し振りにみるかたつむりです。これから梅雨に入ればたくさん見られます。

  

 下の2枚の写真は西道路のトンネル下の上流側の様子です。

                

 惚れ惚れするような川相です。全体に水量は少ないのですが、この地域に限ってはこのくらいの水量が一番いいかも。

 

 以前は土砂交じりの河川敷でしたが、この前の大雨で砂は流され、頭大の石がきれいに並んでいます。

        

                

 この上下の写真は毎度お馴染みの分流の上下の様子です。とっても爽やかになります。ウキウキします。

 

             おまけの食べられないさくらんぼ

             

 午後2時から地域の私立の学校でコンサートがあり、夫婦で行って来ました。今年で2回目というコンサートです。今年は大震災のチャリティも兼ねています。

               

 バイオリン、ビオラ、ピアノのいろいろな組み合わせにより、バッハ、シューベルト、ドヴォルザークの演奏が行われました。やはり生の演奏はいいです。心に響きます。

  

 とくに最初に演奏した大震災で亡くなった人々への追悼演奏、”アメイジング・グレイス”や”千の風になって”は心に沁みました。

 最後はこの学校の少年少女合唱団の演奏です。子どもの合唱というと、少なくとも学校の教室での合唱は、はっきり言って音痴といってもいいと思うのですが、さすが合唱団となると違います。こんなに小さい子どもたちでもきちんとハモリます。

                

 最後はみんなで『上を向いて歩こう』を歌って終了です。充実の80分でした。きちんとカンパしてきました。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

澱橋下流の広瀬川と、

2011-06-10 21:52:32 | 広瀬川

 今日は6月10日、明日は11日。 早いものです。もう東北地方太平洋沖地震が発生してから3ヶ月が経つのですね。3月は長かったようにも感じますが、その後はとても早かったようにも感じます。

 まさか3月11日(金)午後2時46分、あんな大惨事が起きるとは誰が予想しえたでしょうか。14日からの夫婦での海外旅行を前にして、休みだったので一緒に買い物をして、中心街の地下で食事をしてからバスで帰宅し、疲れたので少し昼寝をして起きた時に起きました、あの忌まわしい巨大地震が。

 最初はあっ地震か、9日にも起きたのにまたかと思っただけだったのですが、揺れは大きくなり、なかなか治まる気配をみせません。それどころかますます強く揺れ始めます。長い、長い強烈な揺れ、パニックになる妻、立ってなんかいられない、仏壇の前の隅に腰を下ろしたまま、コタツ(掘りごたつですので)の中に入れと妻に怒鳴るだけ、私は柱に寄りかかって、恐怖心と戦いつつも、もうダメかと観念しながら長い強い揺れに身を任せるしかありません。

 もうあの思いはたくさんです、もうもう絶対に御免です、二度と経験したくない、二度と。

 でも、あの地震とその後の津波で15,000人以上の人が亡くなり、依然として8,000人以上もの人が行方不明のままです。こんな災害がありますか、つい三ヶ月前のことなのです。こんな理不尽なこと、許されないです。

 しかも福島の原発事故が追い討ちをかけます。放射能が落ち着くまで(うまく停止したとして)、あと何年、何十年かかるか全く分かりません。というか依然として全く安心できる状態ではないのです、原発は。マスコミでの取り上げられ方が少なくなったからといって安心できる状況ではないのです。昨日も今日も明日も放射能(放射性物質)は出続けているのです。慢心した人間の怠慢が引き起こした巨大な人災、この人災によって人類は滅ぶかもしれないのに、・・・。

 

 気分転換して、きのうは広瀬川の素晴らしさを少しは紹介できたかなと思いますが、澱橋下流のその後の状況をご覧になっていただきます。撮影は7日(火)夕方です。

 上流域から少しずつ下流域に移っていきます。かなり水量も減少しています。

         

 ここの急瀬(今は)の川底は岩盤です。

         

 3枚目の瀬をショベルカーやキャタピラー付のダンプカーが朝と夕方行き来しています。浅いですから。

         

 瀬落ちのチャラです。水量があれば早瀬から平瀬となるところでしょうか。

         

 これだけ見ればいい流れ、いい瀬が続いているのですがねえ。

 ここにアユが居つくのは考えられません。この下流の仲の瀬橋だって地下鉄の橋を造っているわけで、澱橋下流から大橋の上流の間は釣りにならないでしょう。

         

 広瀬川、いい川なのです、本当は。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユ釣りの総括(その3)

2011-06-09 21:31:36 | お知らせ

 日中はとっても爽やかだったのですが、帰りは肌寒く感じました。上着が欲しくなりました。自転車のせいもあるでしょうが。

 朝の広瀬川をほぼ毎日見ることができるようになったのですが、朝日を受けてキラキラ眩しく、”川が呼んでいる”、早く来いと呼んでるように感じます。やはりサラリーマンの方でしょうか、わざと堤防の下のほう、川沿いに歩いて出勤される方がいます。その気持ち、とってもよく分かります。暑くもなく、もちろん寒くもない今の時期の広瀬川沿いの風景はそれはそれは素晴らしいものがあります。空気がきれいなこともありますし、景色がよく、ウグイスやキジの鳴き声を聞きながら、朝の鋭気を養い会社に向かうということは全く理に叶っていると思います。会社ではいい仕事をしていることでしょう。

           

        (写真は護岸工事でコンクリートの噴きつけをする機器です。)

 気になるのは広瀬川の水量が見る見る減っていることです。澱橋の右岸側では普段は見られない岩盤が露出しています。この時期、もう天然アユの遡上は少なくなっているのではないかと思いますが、ますます二つの堰を超えてくることは無理でしょう。

           

 (コンクリートミキサー車からこの機器を経由して長いホースを使って噴き付けをしています。)

 そうそう昨日のテレビでやっていました。広瀬川でのアユの調査を。愛宕堰の下で投網を使ってのアユの調査ですが、堰堤下というのに投網で捕れないこともあるくらいのひどい状況のようです。水量は少ないし、堰堤の下にはアユは溜まります。普通なら一攫千金?ではないですが、魚道を上れないアユが一杯採れるはずです。それが採れてもほんの数匹という状況でした。

           

 漁協の I さんがいうには、やはり3月11日の大津波が影響しているのだろうと。遡上しようとしていたアユには、津波によって汽水域の状況が急激に悪化したと感じられたのでしょうか。漁協としては再放流も考えているようですが、それでも今夏は厳しいアユ釣りになることは間違いないようです。

          

 ところで東北地方はまだ汁ではない梅雨に入らないというのに、沖縄では梅雨明けということです。統計をとりはじめてから一番の早さとかいっていました。夕方のテレビの天気予報では、もしかして11日(土)に入梅宣言があるかもしれないと言っていました。

         

 前置きが長くなってしまいました。去年のアユ釣りの総括その3です。

 今日は広瀬川だけに限って月ごとの釣りの状況を見ていきます。

 (A)・・1回当りの釣果(匹)

 (B)・・1回当りの実釣時間(分)

 (C)・・1匹釣るのに要した時間(分)  です。

 【 7月 】は、(釣行)回数が7回、釣果が60匹、実釣時間が1,595分ですから、

 (A)・・・8.6 匹

 (B)・・・228 分(約4時間)

 (C)・・・27 分   となります。

 【 8月 】は、7回、28匹、1,030分ですから、

 (A)・・・4.0 匹

 (B)・・・147 分(2時間30分)

 (C)・・・37 分    となります。

 【 9月 】は、3回、10匹、360分ですから、

 (A)・・・3.3 匹

 (B)・・・120 分(2時間)

 (C)・・・36 分    となります。

 【 合計 】は、17回、98匹、2,985分ですので、

 (A)・・・5.8 匹

 (B)・・・176 分(約3時間)

 (C)・・・32 分   です。

 ということで、今年もアユ釣りは広瀬川に始まり広瀬川に終わったということです。これは全く去年と同様です。馬齢を重ねるとともに、遠くに行くにはそれ相応の気力と体力がともに衰えてきたと感じます。現実は厳しい!!確実に歳をとっていく。

 でも、広瀬川はそこそこ釣れるのです。家のすぐ近くで。家で用意をして歩いて川に入ることができる、なんと恵まれた環境なのでしょうか。

 去年同様今年も解禁当初から大アユが竿をひったくりました。何しろ放流したアユの中には解禁日の小国川のアユクラスのものもいました。大きくなって当然です。放流から解禁まで日にちもありますし。気候も幸いしたのかもしれません。とてもアユの成長が早かったです。

 しかし、よく釣れるのは7月であって、8月以降はがくんと数が減ります。これは腕の問題もあるでしょうし、広瀬川でももっと別の場所で竿を出せばこうも極端には減らないかと思いますが、広瀬川はアユの絶対量が少なく、補充が効かないということで、解禁日を頂点として徐々に少なくっていくのは毎度のことです。

 そのなかでも、特筆すべきことは、地元でオトリアユを購入せず、アユルアーと釣り友等からのアユの拝借で済ませたということです。数を気にしなければルアーでも釣れます。ルアーで釣ってから友釣りをはじめればそれなりに楽しい夏のアユ釣りが可能です。川に入れれば、それだけでも嬉しいですから。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仙台フィルと第九をうたう合唱団

2011-06-08 21:20:59 | お知らせ

 本当なら今日は去年のアユ釣りの総括(その3)を掲載するはずだったのですが、いつものことながら予定は予定として、別のことを書いていきます。

 4月10日でしたか、東京で開催されたズービン・メータ指揮の「第九合唱付の公演があり、NHKでも何回か放送したことは書きました。

 仙台ではどうなるのか?ずーと気になっていました。こういう時期だからこそ是が非でも演奏会を開くべきと思っていましたが、肝心の会場がことごとく地震でやられてしまい、復旧の目処がなかなか立たない現状では無理かなあとも思っていました。

 昨日、公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団より文書が届きました。もしかして待ちに待った団員の募集要項が入っているのかと喜んで開封しました。

 『仙台フィルと第九をうたう合唱団』団員募集について、という文書でした。嬉しくなって読み進みましたが、読むに従い気分は落ち込んでいきました。

 開催場所が限られてきて、去年使用した県民会館(東京エレクトロンホール宮城)は復旧の目処が立たないため、今まで練習会場として使ってきた青年文化センターの”コンサートホール”を会場として公演するということでした。

 青年文化センターにはコンサートホールのほか、交流ホールやシアターホールもあり、オーディション後の練習はその3つを使っての練習が大半でした。とくにコンサートホールはその名のとおり”コンサート”用の会場のため、ここで練習すると下手な自分でも上手くなったかのような錯覚に陥りました。観客席は700余席しかないのですが、ステージの上手下手には階段があり、ここに上がって歌ったらいい気分かもしれないなんて思ったりしました。

 第九特別演奏会の日時は、12月20日(火)と21日(水)の二日間、午後7時開演とのことです。ステージの場所が狭いためでしょう、合唱団の募集人数は100人です。しかも全パートの合計です。去年は184人でしたか、4つのパートで合唱団はそのくらいいました。今年は約半分ということです。

 しかも、全員が募集の団員というわけではなく、東北大学の混声合唱団や常磐木学園高校の混声合唱団の有志も加わるため、一般募集枠はさらに少なくなってしまいます。

 ますます絶望的になってきました。去年は全く初めての合唱への参加がベートーベンの第九という、何とも恐れを知らないド素人だからこそ挑戦しえた合唱への参加でしたが、一年間経験したことから言えることは、合唱は素晴らしい、とっても素晴らしい、素晴らしいからこそ難しい、大変なことだということが分かった次第です。奥行きが広く深い、これでいいということがない。ド素人の自分がよくもベテランや経験者に混じってやってこれたと、いまでは冷や汗ものです。恐さが少しは分かってきました。

 募集人員が去年の約半分、二日間公演するが入れ替えはないということ(同じ人達が演奏する)、オーディションがあること、オーディションは当然厳しくなるでしょう、厳しく篩い分けられることでしょう、であれば私の出番はなし、無理、ということになります。

 何か申し込む前から敗北主義に毒されてしまっています。これも合唱の難しさ、厳しさが少し分かってきたからでしょうか。去年は5月から12月まで8ヶ月間、第九、第九、第九漬けでしたから、それで何とかみんなについていけたのが正直なところです。

 でもそれだけにもう1回はステージに立ちたい、ライトを浴びて思いっきり歌いたいと思うのです。去年は10月3日と12月23日の2回ステージに上がりましたが、あの終わった時の喜び、快感、充実感、達成感、感動はものすごいものがあります。一度味わったらもう一度味わいたいと思ってしまいます。中毒にさせる何かがあります。

 出たいのです、何とかして出たい、でも現実の厳しさを知ってしまったから、この自分の実力(があるとしたらですが)ではとても無理だともわかっているのです。

 9月18日のオーディションで落ちてもいいからそれまで練習に参加して最大限努力してみる、そういうことになるのかもしれません。オーディションまでに12回の練習があります。

 団員募集の通知文は言います、『深い悲しみの中で、音楽に何ができるのか。それは癒すこと、元気になることだと思います。亡くなったh方々への鎮魂の祈りをこめて、また、私たち自身が生きる喜びと音楽の喜びを感じ、ベートーベンの””人類はみな兄弟である””というメッセージを胸に、この演奏会を成功させたいと切に願っています。』と。

 申込は6月23日までです。当分は悶々とした日々を過ごすことになりそうです。

 このブログをご覧になってくださっている皆様方、いい智慧がございましたらお教えください。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

崖崩れ防止工事

2011-06-07 22:57:00 | お知らせ

 今日は昨日とは異なり、すごしやすい一日でした。去年のアユ釣りの総括は一日おきにアップします。飽きられますので。

 4日(土)の崖崩れ防止工事の様子です。なかなか大変な工事です。

 

 コンクリートミキサー車がコンクリートをかき混ぜ、その右にある機械で混ざったコンクリートを噴きつけていきます。

 

 何メートルあるのでしょうか、長い長いパイプを通って崖にコンクリートを噴きつけています。崖には二人が張りついて、コンクリートを噴きつけています。頼みの綱はまさに上からの綱です。

 ものすごい圧力でコンクリートを押し出しているのですね。

 

 その傍ら、川では右岸から左岸ヘと仮設道路でしょうか、右岸側から石を運んで左岸側に下ろしています。

 

 キャタピラーがついている車両は凄いですね。どんなところでも平気で入っていける。キャタピラーとしてはトラックの方が幅があり、ショベルカーよりも深いところにも行けるようです。

 

 でもこの工事は一応終了したとしても、また別のところで崖崩れが起きるでしょう。何しろ崖の途中から大木が生えているのですから。

 それにしても木々の根っこの力強いこと!!固い岩盤をものともせず成長しています。それからいうと、コンクリートやアスファルトなんてどうということないですよね。自然の力に脱帽です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユ釣り総括(その2)

2011-06-06 20:56:40 | お知らせ

 いやあ、今日はいい天気を超えて暑かったですね。日差しの眩しいこと。今日の最高気温は27.6度で、今年一番の暑さとなりました。でも、湿気がなかったので、過ごしやすかった。

 お昼には太陽に誘われて、市街地を散歩してきました。部屋の中にじっとしてはいられない感じです。夕方の広瀬川、水量はいつもよりも減少気味ですが、西日を浴びて川面は眩しく、今日の様子ならすんなりと川に入っていけた、入って行きたいと体がうずうずしてしまいます。

 水の中ではアユやハヤが、わが世の初夏を満喫しながら縦横に泳ぎまくっているのではないでしょうか。アユについては、多分数は少ないでしょうから、一杯珪藻を食べて大きくなって欲しいものです。そして、解禁日の7月1日には竿を大きく曲げて欲しい!!鮎釣り師を狂喜させて欲しい!!

 今日は河川別の諸統計です。

(A) : 1回当りの釣果(匹)

(B) : 1回当りの実釣時間(分)

(C) : 1匹釣るのに要した時間(分) を表わします。

【 広瀬川 】

・回数:17回  ・釣果:98匹  ・実釣時間:2985分 ですので、

 (A)・・・5.8匹

  (B)・・・176分(約3時間)

  (C)・・・30分

【 小国川 】

・回数:3回  ・釣果:26匹  ・実釣時間:750分 ですので、

 (A)・・・8.7匹

  (B)・・・250分(4時間10分)

  (C)・・・29分

【 最上川 】

・回数:3回  ・釣果:16匹  ・実釣時間:685分 ですので、

 (A)・・・5.3匹

 

  (B)・・・228分(3時間48分)

  (C)・・・43分

 【 合計 】

・回数:23回  ・釣果:140匹  ・実釣時間:4420分 ですので、

 (A)・・・6.1匹

  (B)・・・192分(3時間12分)

  (C)・・・32分

という状況です。

 「合計」でみると、32分かかってようやく1匹が釣れているというわけです。

 川に入ると、平均して3時間ちょっと釣りをしていますが、そこで釣れたのは6.1匹ということになります。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とっておきの音楽祭

2011-06-05 21:34:18 | お知らせ

 昨日の夜は今年度2回目の町内会の役員会がありました。9月後半の縛り不動尊のお祭りの集まりだったのですが、今年はお祭は実施するもののお御輿渡御は中止とすることに決定しました。これも3月の東日本大震災のためです。15,000人以上の人が亡くなっています。お御輿わっしょいという雰囲気ではないということです。地域の小学校の運動会やコミュニティ祭りも中止になりましたので、そのあおりということもあります。 今年も夫婦で町内会の活動をすることになります。お祭りの会計をまた担当することになりました。地域のために働かないわけにはいきませんし、何とかやりくりしながらやっていくことにしましょう。

 今夏のアユ釣り大会ではすでに”シマノ”と”ダイワ”は申し込んでいますが、今日午前”がまかつ”も申し込んできました。いつも申し込んでいる店ですが、その近くの商店街の一角で『とっておきの音楽祭』をやっていたのでちょっと見てきました。

 

         

 この音楽祭は2001年に開催され、今年で11回目を迎えました。2011年で11回目覚えやすいですね。

 この音楽祭は、「障害のある人もない人も一緒に音楽を楽しむストリート音楽祭」です。 合言葉は ”みんなちがって、みんないい” です。

 私も去年第九に参加するため、自分なりに落ちこぼれないようにと必死で練習しました。その過程でクラシック音楽やとくに合唱曲がとっても好きになりました。NHKFMでは毎日クラシック音楽を聴いています。その意味からも第九合唱に参加して、参加できてとってもよかったと思っています。音楽の力はすごいと改めて思った次第です。

 この音楽祭は市内の公園や商店街、広場を使って29箇所で開催されました。参加団体は286団体、参加者数は3,000人ということです。

 私が見たのは24エリア「サンモール一番町 壱弐参横丁入り口」です。一番目の団体の演奏が終わって次の団体が準備をしているときでした。その名は【わくわくオールスターズ】です。名取市から参加の団体で、合唱・楽器演奏・ダンスの演奏です。  

 団員は30人くらいでしょうか、見物客もたくさん集まっていました。知的障害の程度も軽い人から重度の人までおり、この人たちをまとめて練習するのは大変だったろうなと思いながら、彼らの演奏を聴いていました。中心的な男女の二人がいて、彼らが全体を盛り上げていました

        

 

 上下の写真は手づくり楽器を使っての演奏です。

               

 

 最後はボンボンを使ってのダンスです。

              

 曲目を思い出そうとしながら書いてきたのですが、残念ながら思い出せません。合唱は「見上げてご覧 夜の星を」だったかな、楽器演奏は有名な若者グループの曲だったのですが、・・・3曲目のダンスは全く思い出せません。 「わくわくオールスターズ」のみなさん、すみません。記憶力の減退、自分でも嫌になります。

 でも、みなさん元気に明る楽しくく演奏していたことは確かです。そのことだけはお伝えします。

 今年初めて「とっておきの音楽祭」を見ましたが、本当にいろんな人が、団体が自由に音楽表現している、楽しさを音楽で表現しているということでしょうか。プロ級の上手な演奏もいいですが、いろんな障害を持ちつつも音楽に挑戦し、音楽で生きているということを表現するということは素晴らしいものと思います。

 

 P.S. NHKのテレビが来ていて、お昼は地元のNHKのニュースに、夜はNHKの全国ニュースに写っていました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アユ釣り総括(その1)

2011-06-04 21:40:26 | お知らせ

 驚きましたか!?まだ地元ではアユ釣りは解禁していません。だから総括は「去年」のものです。ようやく何とかまとまりました。今年の解禁前にまとまってホッとしています。何といっても去年の総括ですから。去年の総括もできないうちに今年のアユ釣りに突入するわけにはいきません。今日は(その1)です。

 お恥ずかしい釣果です。恥を忍んでお知らせします。

 【月別・河川別・釣果数・実釣時間】  単位:匹・分

      (広瀬川)  (小国川)  (最上川)  ≪実釣時間≫

 7/1     13                      350

   4       5                              275

   5      13                       150

   9       8                       345

  11              7                240  

  12       7                       150

 17       6                              195

 18               12              300      

  20               7               210

  25       8                              130

 (月計)   60     26         2345

 

       (広瀬川)  (小国川)  (最上川)  ≪実釣時間≫

 8/1           14                       180

   2        0                        35

  11        0                       125

  16       3                        135

  22         3                               265

  24                       9        285

  29       8                        255

  30       0                         40

 (月計)    28          9     1315

 

       (広瀬川)  (小国川)  (最上川)  ≪実釣時間≫

 9/5      2                         70

   10                             7        340

   12       1                         80

   15       7                        210

   19                             0         60

 (月計)   10           7      760

 合計   98    26    16     4420

 

 ※ 釣行回数:23回(23日)⇒広瀬川 17回・小国川 3  回・最上川 3回

   釣果:140匹⇒広瀬川 98匹・小国川 26匹・最上川 16匹

   実釣時間:4420分⇒広瀬川 2985分・小国川 750分・最上川 685分

 という、穴があったら入りたいくらいのひどい状況です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝から眩しく

2011-06-03 20:34:11 | 広瀬川

 本当に晴れました、ものの見事に。昨日は一昨日の、今日は昨日の最高気温よりそれぞれ5度高い数値を記録しました。最高気温は23度、ようやく夏を感じさせてくれました。ここ当分の天気はいいようです。

 だけど6圧1日解禁の 那珂川 の様子は芳しくないようです。夏になると毎年必ずチェックしているホームページがあります。「那珂川の友釣り」です。いつも真面目な文章、真面目な釣り、本当に立派な人格者の釣り人を感じさせる鮎釣り師のHPですが、那珂川の解禁日はたったの4匹でした。しかも最初の1匹は冷水病だったとか。もう冷水病ですか、先が思いやられますね。

 この鮎釣り師は那珂川の前に 思川 に2回足を運んでいますが、ともにツ抜けを達成しています。

 福島県の南には那珂川が流れる栃木県、久慈川が流れる茨城県がありますが、久慈川はどうだったのでしょうか。釣果もですが、一番気になるのはセシウム等の放射性物質の濃度です。多分誰も恐がって検査はしない、したくないのかもしれません。

 阿武隈川のヤマメからも高濃度のセシウムが検出されていますが、阿武隈川は宮城県に流れて海に注ぎます。そしてこの頃はほとんど行ってはいませんが、一時よくアユ釣り大会が開催された白石川は阿武隈川の支流といっていいのかな、阿武隈川水系の川です。

 この頃全く通っていないので、今年は行ってみようかなと思っているのですが、果たしてどうなることやら。

 そうそう去年、ある先輩からの情報で福島県の高瀬川、ここが穴場だと聞いていたもので、今年は是非とも行ってみようと思っていたのですが、今年はうそつき無責任な東電のために、行けなくなってしまいました。河川の状況は厳しくなっていますね。

 ということで?、広瀬川の分流です、今朝方の。すっかり水は引いています。

 中洲が完全に見えます。もちろんまだ濁りは残っています。第一堤防の上からの撮影です。

              

 分流の中流域の様子です。かもが見えます。この辺に棲む鳥といえば、トンビ・カラス・カモ・スズメ・ツバメ・キジ・セキセイインコ、そしてきょうは嫌な鳴き声を聞きました、そうですウミネコです。ニャーニャー鳴いていました。こちらが泣きたくなります。稚アユが食べられます。

        

 3枚目は分流と本流の合流地点です。眩しいですね。いい感じです。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増水の広瀬川(最後)

2011-06-02 21:31:21 | 広瀬川

 今日は昨日よりも5度くらい最高気温が高くなりましたので、少しは過ごしやすくなりましたが、午後過ぎてから小雨が降り出し、幾分肌寒さを感じるようになりました。30日からの最高気温は、14.3度、15.3度、13.4度で、今日が18.6度です。29日以前の最低気温が最高気温となったといってもいい状況でした。明日は一気に暑くなるとか言っていましたが、本当でしょうか。暑さ、大歓迎です。

 今週は増水した広瀬川を紹介してきました。澱橋の下流、その上流の分流、次はもっと上流、西道路のトンネルが切れているところの上流の様子を紹介してお仕舞とします。

 この付近は大雨が降ると滝が出現するということは前に紹介したことがあります。

 

 上がやや下流側から見たもの。下は上流側から見たものです。

 

 正面から見るとこうなります。この上の部分は以前にもお知らせしましたが、地震でかなり岩盤が崩壊しています。

 

 下の写真ですが、いつもならこんなに川幅はありません。この半分くらいは河川敷で石や砂が見えているのですが、大雨ですっかり隠れています。滝から下流を撮ったものです。

 

 これは上流右岸側を撮ったものです。

 

 

 中央より上の方に波立ちが見えます。濁流ですね。この際だから川底のゴミや汚いものをすっかり洗い流してくれればありがたいですね。アユは残してもらって。

 

 下の写真はさらに上流側を撮ったもので、牛越橋が見えます。ここも立ち木の下は石や土砂からなる河川敷でしたが、ご覧のようにすっかり見えなくなっています。

 

 濁流の底がどうなっているのかは分かりませんが、分からないといえば一体なんですか、今日の午後からの政局は!、茶番劇は!!きのうまであんなにカッコいいことを言っていたのに、本会議を欠席だと!!バカにしている、どこまで国民を馬鹿にすれば気がすむのか!!まあ呆れてものが言えません。(私の立場は、どうしようもない菅内閣ですが、今は与野党を問わず復興のために、いろんな考えを出し合って大同団結して立ち向かうべきというものです。)

 これを見れば分かるように、政治家の言うことは信じられないということです。首相の不信任案騒動だけではありません。福島第一原発に関しての政府の発表だって、東京電力に負けず劣らずいい加減なもので、国民を馬鹿にし、信じられません。全ては眉唾物です。全てが「大本営発表」です。まずは本当か?と疑ってかからなければなりません。政治家の言動ほどいい加減なものはない!!本当に一定の目処がついたら首相を辞任するのでしょうか。 原発の事故がますますどうしようもなくなったら、それを口実に居直り続けるのではないでしょうか。 まあ逆に無責任に放り出してやめることも考えられますが

 こんな政治家を税金で養わなければならないとは、こんな不幸なことはありません。

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大増水の分流

2011-06-01 21:42:28 | お知らせ

 寒いです。夕方の風は堪えました。当然コタツにはスイッチを入れましたし、コタツを出てからはファンヒーターをつけています。いやはや、今日は6月1日、衣替えの日というのに、東京ではアロハシャツで出勤した環境省の役人もいたようですが。

 地震の回数はめっきり減ったように感じます。このまま終焉して欲しいものです。こう書くと、これ見よがしに揺れたりするので困るのですが。

 30日は久し振りに広瀬川も大増水しました。朝方サイレンも鳴って、ダムの放水もあったようです。 澱橋下流の増水の状況はお知らせしていますので、今日は分流、増水した分流の様子です。

 

 分流の入り口から出口までみてください。上流側の中洲も飲み込まれています。

 

 増水して普段と全く変わった顔を見せる川が大好きです。子どもの頃からそうでした。何ともワクワクさせるのですね。

 

 下水や雨水の排水口も下のように段差がなくなっています。

 

 下の写真は少し右にカーブして本流に注ぐのですが、流れは盛り上がり、一気に急流となって本流にぶつかっていくのです。

 

 中洲が取り残されたような感じの写真です。

 

 こういう流れをカヌーや小船で下ってみるのはどうなのでしょうか。急流下り、安全ならやってみたくもないです。が、無理でしょう。

 

 下の写真の左に見えるのは雨水等の排水口ですが、このように増水した川で侵食?されています。奥に見える橋は澱橋です。

 

 今日アユ釣りが解禁となった川の釣果はどうだったのでしょうか。いい思いをした人、がっくりした人、いろいろおありでしょう。

 いよいよ本格的な夏、アユ釣りのシーズンがやってきました。そろそろ準備を始めないと、・・・。 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする