鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

アユ釣り総括(その4)

2011-06-12 22:11:04 | お知らせ

 きのうで東北地方太平洋沖地震がおきて丁度3ヶ月が経ちました。きのうきょうとあまり見たくない、でも流れると見てしまう、どうしても息を止めてみてしまう大津波の襲来の映像。自分でも記憶しておくだけではなく、記録としてもきちんと残しておく必要があると考え、大震災特集雑誌や新聞社のグラフの臨時増刊号、新聞記事等は最低限揃え、後世に代々伝えていかなければならないものと思っています。(個人としては、ちょっと大袈裟かな)

 それにしても3ヶ月目ということを狙ってでしょうか、10日の夜から11日にかけて、11日も何回も揺れました。規模は小さくなってはいるものの、いい気持ちはしません、絶対に。揺れを感じると決まって妻が「アッ地震だ」と大きな声を出し、その声でこちらはドキッとしたり、精神衛生上よくないことこの上なしです。

 そういう嫌な思いを忘れさせてくれる俳句に出会いました。いつもは朝日歌壇から紹介していましたが、きょうは朝日俳壇からの紹介です。関係者のみなさま、引用をお許しください。

 『 囮鮎裏切ることに一途なリ 』

                         (東京都・長谷川 瞳さん)

 思わず笑ってしまいました。上手い表現だなあ、脱帽です。鮎の信念”が如実に表現されています。長谷川さんは鮎の友釣りをなさる方なのでしょう。関東地方はアユ釣りが解禁ですから、ことしも鮎に引き釣り出されて、引き回されているのでしょうか。

 友釣りは”循環の釣り”、オトリアユ(囮鮎)が元気に泳いでくれて、仲間(野アユ)を連れてきてくれないと困ります。掛かり鮎がこれまた元気に泳ぎ、次のオトリを掛けてくれないと釣りになりません。

 そういう風にうまく循環してくれないと、もう地獄です。土壷にはまり、惨めになるばかり。ましてや鮎は天邪鬼です、人間が動かしそうとすればするほど鮎は動いてくれません。人間の出す力とは逆に動きます。鮎の天邪鬼という性質は好きなのですが、自分の鮎には人間に従順であって欲しいなんて勝手に思ったりして、まあ、人間なんて勝手もいいところです。

 本題です。きょうのアユ釣り総括は(その4)、経費内訳です。

 鮎竿 ・・・・・・・・・・・・・127,150 円

 組合員証・年券  ・・・・13,500

 鮎雑誌(10冊) ・・・・・13,716

 鮎釣りウエア  ・・・・・・・2,130

 おとり用養殖アユ  ・・・2,600

 日釣り券 ・・・・・・・・・・ 3,000

 鮎ルアー   ・・・・・・・ 4,534

 鮎ハリ各種 ・ ・・・・・・ 6,800

 ハリス     ・・・・・・・・・・・754

 ハナカン    ・・・・・・・・1,991

 逆バリ・背バリ    ・・・・・・980

 複合メタル糸   ・・・・・10,902

 ナイロン糸   ・・・・ ・・・2,560

 フロロカーボン糸 ・・・・・2,626

 飲食料代  ・・・・・・・・・・7,276

 糸巻き   ・・・・・・・・・・・1,090

 ハサミ    ・・・・・・・・・・1,680

 鮎釣り大会参加費・・・・・8,120

 村田満FC会費  ・・・・・・1,000

 毛ばり流し釣り仕掛け・・・1,554

 その他   ・・・・・・・・・・・ 3,098

 合   計  ・・・・・・・ 217,061 円

 23回の釣行  140匹の釣果 ですから、

  鮎1匹当たりの費用   = 1,550 円  

  釣行1回当たりの費用 = 9,437 円

 となります。

 なんとも高価な鮎ですね(仙台では養殖アユは1匹600円です)。 

 


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