鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

稚鮎放流(その2)

2009-04-20 20:11:09 | 広瀬川

(きのうの続きです。) きのうは放流だけではなく、放流したアユがどこまで遡上するか(動き回るか)を調査するために、背びれと尾びれの間にあるアブラビレをカットするということも大きな仕事でした。【写真特集です】

 トラックから大きなバケツに入れられた稚アユは水中にあるかごに移されます。

 そしてハサミを使ってのアブラビレのカットがスタートします。直接かごから取り出してカットしたり、タモに取り分けてカットしたり、それぞれやりやすい方法で取り組みました。

 カットの仕方も人それぞれです。手の平を上にしたり、甲を上にしたりとやりやすい方法で作業します。

 アユの大きさもまちまちで、当然大きいアユならやりやすいですが、小さいのは掴むことから大変です。どちらにしてもアユが暴れないように、アユの頭部を親指が多いですが、指でで包み込むように持つのがやりやすいです。

 下の写真の人は若い女性です。腕がきれいです。写真だけで分かった人は凄い!!

 確かに天気はよかった(最高気温は約19度)のですが、水は思ったよりも冷たかったです。かじかんで動かしにくくなるというところまでは行きませんでしたが、冷たかった。

 10時前までに、なんのかんのといっても、50キロ分のあゆのアブラビレをカットしました。これはきちんと秤で量ったので間違いありません。引数にして何千匹になるのかははっきりしませんが、数千匹分はカットしました。去年もアブラビレをカットしましたが、公表では5,000匹?でしたか?実際にカットした以上の数値ではなかったかと思うのですが、数を数えるのは難しいですよね。

 ただ、確かに50キロはカットしたので、1匹当りの平均の重量で割れば数は出てきます。1匹10gとしたら、5,000匹となります。実際はかなり大きい稚アユが多かったので、数量はもっと少ないと思います。

 最後の写真は、アブラビレをカットされて大きなバケツに入れられ、車に積まれた稚アユです。酸素を供給され、放流地に向うところです。酸欠状態に近いような詰め込まれ方です。アユが気の毒。

 カモメ、とんび、カラス、放流したばかりの稚アユを狙って我々の頭上を飛び回っていましたが、一番しつこかったのはカモメで、何度も上空から急降下しては稚アユを狙います。そうそうは上手くはいかず、1匹を銜(くわ)えるのに成功したくらいです。

 そうそう、今年は試し釣りを2から3回実施するとか。名取川と広瀬川で行います。今から楽しみです。今年こそは一杯釣ってやりたい!!

 (稚アユ放流にはおまけがつきます・・・・)

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