鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

広瀬川の大アユ(昨日の続き)

2009-07-24 21:53:02 | 広瀬川

 (昨日は誠に失礼致しました。昨日の続きと言うか、補足と言うか、昨日と同じ写真を1枚使わせていただきます。)

 タックル等は昨日書きましたので省略します。水温は22度。冷たくはなかったです。でも、午前中はいつ降り出してもおかしくない天気だったので、かなり厚着しました。 長袖のシャツを2枚着て、さらにゴアテックスのショートレインも着用し、その上からベストです。 さらに、タイツはスリムウエダーにしまして、濡れないように、寒くならないようにしました。 もっとも午後になって薄日が差し、少し蒸し暑くなったのでレインは脱ぎました。

 釣り友と合流して、オトリとして野アユと養殖アユを借り受け釣りを開始したのは11時20分。 瀬の上流の平瀬に入り(前に泳がせ釣りでいい思いをしたところ)、前回同様川の中央よりやや右岸よりに立って、そこから左岸側を泳がせました。

 借りたおとりはよく泳ぎました、上流に上ります。私としてはもっと左岸に横切ってから上流に向かって欲しかったのですが、すぐ上にばかり泳ぎたがります。 それでも10分の間に2匹も掛かりました。 それも可笑しいことに、いつ掛かったか分からないうちに掛かっていたのです。当りが伝わらないうちに掛かっていて、その後の動きがおかしいので竿を立てたところ掛かっていたという状態でした。 それでも、その後の動き、引きは強いのです。なかなか浮いてきません。オトリアユさえ浮かんでこないのです。抜こうとしても寄ってきてしまい、引き抜けません。 このまま寄せて取り込もうか迷い、一旦手にしたタモをベルトに戻したりして悩みます。この頃は寄せて取り込むことはほとんどやっていないので、糸を掴むことに躊躇してしまいます。 結局は近寄ってきたアユを再度離して引き抜きました。 お粗末ですね。

 とってもいい感じだったのに、それは長くは続きませんでした。というか、2匹で終わってしまいました。 一体どういうことでしょうか? 釣り友も2匹掛けたといっていましたが、もっと居るはずです。やや下流側の瀬頭に一人入っていたので、彼が釣ったのでしょうか? 

 それで、釣り下り、左岸に移って川の中央から右岸よりを狙いました。 ようやく3匹目が掛かったのが、先行者がいた瀬頭でした。この時は明確な当りがあり、石ころの多い瀬を逃げ回りますが、バラしてたまるかと慎重に構えて引き抜きました。ほっと一安心というところ。12時20分で午前の部は終了。昼食としました。

 昼食後は下流に行くか上流に行くか迷いましたが、彼が下流に行きたいということだったので、そうすることにしました。 最終的には美術館下の岩盤の瀬とし、その前にあるやや深いトロ瀬でも竿を出してみるということにしました。

 そこでは彼が左岸から、私は右岸から竿を出すことにしました。最初は見えなくて分からなかったのですが、緩やかに左にカーブしているところに、先ほどの釣り師が先客として竿を出していました。釣り友には悪いことをしてしまいました。左岸側から満足には竿を出せません。

 右岸に入っても、川幅が広いわけではないので対面では竿は出せません。 彼の前後の右岸よりを泳がせることになります。 岩盤底ですが、溝から瀬になるところで、強烈な当りがあり、引きを十分に楽しんで取り込みました。 そしたら先行者も掛けて、じっと動かずに竿を溜めて、アユが浮いてくるのを待っています。 よく見るとタモは手作りのタモのようです。タモの中にレインを入れていたので、それを草むらに放り投げてタモを構え、無事に取り込みました。

 私はというと、すぐにオトリを交換してすぐ下の瀬に入れたところ、また当たり。しかし、掛かりが浅かったのか、よく食い込ませなかったためかバレてしまいました。 しかし、悔しいことに?先行者も掛けて、こちらはジッと溜めた後引き抜いていました。 1匹を捕るか、バラすか、この差は大きい。悔しさもひとしお。 その後また掛からなくなったので、下ります。

 いつもの年ならそれなりに釣れる、細かい岩盤の溝が並ぶところでは全く掛かりません。いったいどうしたのでしょうか? アユが居ついていません。

 釣り友は先行し、既に美術館下の大きな岩盤の溝にオトリを入れていました。 こちらは依然として掛かりません。 そのうち下流の釣り友が掛けたようです。大きいようです。じっと耐えています。腰を低くしたりして引きに耐え、浅場に寄せようとしています。なかなか寄ってきません。タモを構えて抜こうとしたのですが、大きいためか2匹のアユは浮いてきません。結局は悪戦苦闘して末に、引き寄せで取り込みました。静かなれど手に汗握る格闘、苦闘です。

 その後この付近で粘りましたが追加したのは1匹のみ。またしても1匹はバラしてしまいました。今年は高切れやバラシが多いです。よろしくない。

 結局午後の部は1時20分から3時30分まで竿を出しましたが、キープは2匹のみ。午前とあわせて5匹ということ。でも、釣り友は二桁の10匹をキープしました。よかったです。とくに24センチはあろうかという大アユが数匹、これはすごいものです。 このままいったら9月には尺アユは無理ではない(残っていればの話しですが)といえるでしょう。 楽しみではあります。

 

 そうそう先行者のことを書いてきましたが、彼が下ってきて私のところにやってきて話しかけます。私は岩盤の溝をオモリを使って泳がせています。なんとナント何と彼は仙台市民ですが、小国川での大会にも出ていたのです。ダイワの時は必死になって動き回り、何とか1匹を追加したとか。G杯にも出るようです。スタイルも全身ダイワ製品で固めている感じで、アユ釣りも年季が入っていることを窺わせます。

 彼は牛越橋から釣り下ってきたものの、ようやく掛かったのは私が掛けるのを見たときで、それまではオデコかと思っていたとか。彼の釣りは立て竿での泳がせで、粘り強く泳がせ、ときに誘いをかけているようです。ここのアユは誘いを掛けると追ってくると。それで10匹以上も同じところで掛けたといいます。大したものです。感服仕ります。

 またまた蛇足ばかりの内容となってしまいました。

 

 写真は、釣り友が掛けた大アユです。長さも体高も申し分ないです。

          

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« また、広瀬川の大アユ | トップ | 出ました!、25センチ »
最新の画像もっと見る

広瀬川」カテゴリの最新記事