鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

あの日から、11年と3カ月

2022-06-11 16:23:51 | 思いつくまま

(きのう梅雨寒と書きましたが、みちのくはまだ梅雨には入っておりませんので、お間違えの無いようにお願いします。)

きょう何日ぶりでしょうか、ようやく最高気温が20度を超えました。5日が20.4度でしたが、それ以降10ひまで最高気温は20度未満でした。それがきょうは一気に24.2度まで上がりました。きのうより4.6度高くなっています。

   

いやはや、久しぶりの蒸し暑さですかな。からっと晴れてくれて、川底のきれいになった石に新しい苔がついてくれたらもっと嬉しい。そして、その新しい苔を鮎が食べたいわゆるハミアトが見られるようになったらなおのこと嬉しいです。

            

そうならないと、この付近の広瀬川には鮎がいついていないということになり、あと20かでアユ釣りの解禁日を迎えても全く鮎は掛からない、釣れないという無残な結果となってしまいます。前期高齢者最後の夏を何とかして有終の美で飾りたいものです。

                  

きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:9割以上、気温:22.4度、湿度:70%、風速:2m/s、不快指数:69 となっています。

 

きょうは6月11日ですね。11日であの日の当たり日となっています。もうあの日から11年と3カ月が経ってしまいました。このところ石巻の旧大川小学校(震災遺構)では県内の学校の新任の校長の研修会が開かれたりしています。

  

同じ石巻の震災遺構旧門脇小学校でも大学の学生が研修に来たとテレビが報道していました。学校災害の貴重な震災遺構としてどんどん活用していってほしいとは思います。

   

ですが、県庁や市町村の教育委員会が本当にあの惨劇から教訓を導き、二度と悲劇が起きないように学校の避難マニュアル等を整備するとかどこまで本気に対応しようとしているのか、個人的には心から本当に反省しているのか?疑問に思わないでもないです。

    

とくに宮城県教育委員会や石巻教育委員会は本当に深く深く反省しているのか、大川小学校の被害者遺族との対応を見てきたことから考えるとなかなか信じられないのが残念なところです。

     

そして、あした6月12日は宮城県沖地震から44年が経過した日です。もう44年ですか。このブログで何回か書いてはいますが、何あろう1978年の6月12日は長男の出産のため妻さんが病院へ入院した日なのです。

      

1978年は昭和53年にあたります。予定日を過ぎてもなかなか生まれてくれなかったので、入院となったのですが、まあ、12日の夕方からが大変でしたね。地震が起きた時間は午後5時15分頃と記憶しています。

       

病院に向かっている途中に大きな揺れが襲い、歩道を歩いていられなかったですからね。歩道の街灯だったかにつかまった記憶があります。病院の前には病院から避難した妊婦さんたちがいっぱいいましてそれはまたなんか異様な?感じでした。

        

結局生まれてくれたのは翌13日となりましたが、仙台市ガス局も大きな被害を受けて、ガスの供与が止まり、産湯が使えなかったりして、我々だけではないですが、みんな大変でした。

          

その日から33年後に東日本大震災が発生しました。正式名称は太平洋東北沖地震とかいうのですよね。地震と大津波の被害だけにとどまらず、福島にある東電の原子力発電所がまさかあのようないい加減な設計だったとは知りませんでした。

           

まともな津波対策を講じて、電源の位置も水没しないような高台に設置しておれば、もしかしてこんな大災害にはならなくて済んだかもしれないのに、原発周辺の町や村を廃墟にしてしまいました。

 

そしてあろうことか東電内にたまりにたまった汚染水を福島県沖に排出しようとしています。最初私は汚染水はすべからく全国民が等しく負担することとし、たまった汚染水は日本の47都道府県の海に排出したらどうかと思いました。(実際は海なし県もあり、47ではないですが)

         

でも、法律では原発の立地している市町村の海洋に排出することになっているようですね。法律を読んではいませんので、正確には何とも言えませんが。原発から電気の恩恵を受ける全市町村が負担するのではなく、立地している市町村(県)が負担するらしいです。

 

 (すっかり変わった分流の流れです。下も )

でも、これはおかしいとおもいませんか。何重にも被災町村に負担を押し付けることになります。この際、法律を改正するか、または新規に法律を作って、東電の汚染水の処理は海に面している都道府県が人口割等にして負担するか、もしくはその原発から電気の供給を受けていた都道府県が等しく人口割で負担するとかにできないものでしょうか。

          

こうすれば、風評被害も福島県やその隣接する県ばかりが被ることとはならず、国民全体で負担することになり、水産物等の輸入を禁じている外国に対しても国を挙げて反論もでき、理解を求めることもできるでしょう。

自民党と公明党の強行採決でもいいですよ、今回に限っては。ぜひともそうしてほしいものです。

    貝の化石です。

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