鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

沖縄慰霊の日

2022-06-23 17:22:19 | 思いつくまま

いやはや、きょうは朝から気温は上がらず、霧雨や小雨が降り続きました。まさに梅雨ですね。それにしても宮城県は他県と比べても気温は低いです。あと1週間くらいで7月となり、アユ釣りも解禁ですが、この寒さというか気温が低くてはとても川に入る気にはなれませんね。

  

この分では解禁日はウエットスーツではなくて、スリムウエダーを履くことになりそうです。とはいっても、来週は猛烈に暑くなりそうなので、水温も上がるでしょうし、気分も盛り上がることでしょう。

  

その一方で、このまま行っては水量が少ない厳しい解禁日となりそうです。鮎はどこか深みに隠れて浅瀬には出てこないかもしれませんね。それならそれでかまいませんが。水量は少ない方が川の中を歩く範囲が広がりますから。

  

ということで、きょう正午の観天望気です。 天気:曇り、雲量:隙間無、気温:19.0度(最高気温は20.3度です)、湿度:91%、風速:2m/s、不快指数:67 となっています。

  

きょう6月23日は沖縄での組織的な戦闘が終了した日ですか。牛島総司令官が自決するのはいいとして、死ぬ前に戦闘行為を中止するような命令を出してくれれば、また、沖縄県民の米軍への投降を認めるような命令を出してくれれば、・・・・。

  

希望は牛島総司令官の孫にあたる人が沖縄戦について詳しく調べていることですね。祖父の行為に対して何故?という疑問符をつけていろいろ調査をしていることです。これほど悲惨な戦場となったのはなぜか?なぜ防げなかったか詳細に研究してほしいですね。後世のためにも。

           

それなのに、こういうことがあったなんて、いやはや全く知りませんでした。マスコミは報道していませんよね。初めは報道したのかもしれませんが、いつしか地元のマスコミしか報道しなくなったのかも。

 

みなさんはこういう月刊誌をご存じですか。このブログで何回か紹介していますが、保守系の月刊誌ですが、幅広く色んな人の投稿を掲載していて、読んでためになる面白い雑誌です。少なくともこれだけは言えます、正論・WILL・HANADAなんか読むのなら今すぐやめて、この「月刊 日本」を読んでください。

          

定価は、税込みで780円です。実にまじめな、日本及び日本人のことを考えさせてくれる雑誌で、左右を問わない論客に話を聞いたうえで聞いたうえでうまくまとめています。7月号にはこういう記事もありました。

  

「岸田政権でも沖縄の『地獄』は続く」  話し手は沖縄タイムス記者の阿部岳さんです。引用が長くなりますがご容赦ください。ぜひとも読んでください。

  

 「トランプもバイデンも訪日の時は””横田基地””から入国しました。これは「米軍基地には日本の主権が及ばないため、日本政府は誰が何人やってきたのかさえ把握できません。米軍基地から入国するということは、日本の主権を踏みにじるということであり、日本を植民地程度にしか思っていないということです。」

ま、これは前から言っていることですが、今回初めて知ったのは以下のことです。

  

「陸上自衛隊は1976年の慰霊の日に初めて牛島の慰霊祭を開きました。前日の深夜、迷彩服姿の自衛官1000人が各駐屯地を出発し、黎明之塔まで徒歩で行進したのです。これを発案したのは第一混成団(現第15旅団)の団長桑江良逢氏でした。桑江氏は沖縄出身の旧陸軍大尉で、手記に『着任以来の念願であった』と書き残しています。」

「しかし、日本軍のDNA警鐘を誓うような異様な深夜行軍は県民の批判を浴びました。・・・。桑江氏は中央トップの陸上幕僚長から注意を受け、深夜行軍は一度きりで終わりました。 しかし、時代が下って2004年になると、第一混成旅団長の君塚栄治氏がひっそりと集団参拝を再開します。君塚氏はのちに陸幕長にまで上りつめた人物です。」

「(翌年阿部さんは半信半疑で張り込んでいました。)制服姿の自衛官たち約100人があらわれました。彼らは塔を仰ぎ見て整列し、鎮魂のラッパを鳴らしました。そして、君塚氏が『沖縄を守るために戦ったた第32軍を現在の沖縄の防衛を担うわれわれが追悼するのは大切なことだ』と式辞を述べたのです。」

「果たして日本軍は沖縄を守るために戦ったのか。あの無謀な作戦を肯定することができるのか。第一混成団広報室に見解を尋ねましたが、『勇士を募って開いた個人的行事』『県民感情を害するつもりはない』などと要領を得ない答えが返ってくるだけでした。」

「2020年に陸上幕僚監部が第15旅団に対して『地域の住民感情に十分配慮し、今後はより熟慮の上で対応するように』と注意したことがわかっています。しかし、陸幕の本気度が足りないからなのか、その後も集団参拝は続いています。」(引用終わり)

   

現役の自衛官たちによる集団参拝が1976年に実施され、その後中断しましたがまた復活していた。そもそも日本陸軍(陸上自衛隊ですが、世界第5位の軍備を擁しているのですから、もう何と言っても押しも押されぬ軍隊、陸軍です。)が黎明之塔に集団参拝をしていること、なぜそういう事実を本土のマスコミは報道しないのでしょうか。

  

世の中には本当にいろんな情報があふれているわけですが、マスコミから日々のニュースとしてテレビや新聞等で報道される記事は、報道される前に報道する側において取捨選択され、さらに記事の内容自体もいろんなところに忖度した結果の記事であるのですから、ニュースを見たり聞いたりするときは、新聞やネットの記事を見るときは十分心してみたり読んだりしなければならないということですね。

  

今更という気はしますが、あらためて用心しながら参考程度の気持ちで見て、自分で考える、という行動が必要ということです。要はすべてを疑え!ということです。疑ってかかれ!!ということです。これは50余年前大学を出たときに学んだことと同じ答え、結果ですね。半世紀が経ってまたよみがえってきたか。

「月刊日本」の記事の内容も疑ってかかれ、ということになるのか。そういう視点が必要だ、””ふ〜ん、そういうことなのか?そうなのか?””という気持ちであくまでも参考(その程度もいろいろあるでしょうが)にして自分で考えろということ。これは厳しいですね。

  

 これからですね。

       

                    

   

                  

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする