鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いつまで続く、梅雨寒?

2022-06-10 14:09:45 | 思いつくまま

   

関東地方は梅雨に入りましたが、餅の句は梅雨には入っておりません。しかし、毎日パッとしない気が滅入るような手b機が続いています。おまけに6月というのに寒いのです。

   

きのうは夕方から気温は上がってきましたが、ある場所での会議の時は空気が冷たくて寒くてたまらなかった。なぜか、そうです、コロナ禍のためです。歓喜ならいいのですが換気のためです。もろに右肩から冷たい風が入ってきました、いやはや。

   

でも、きのうは会議の場所へあるいて向かっているときはほんの一時的でしたがとっても素晴らしい天気、陽気だったのです。日差しが強烈に感じて、これは上着を脱がなければならないか、中のベストを脱がないといけないなと思ったのです。それが・・・・。

   

ということで、きのうの正午の観天望気から始めます。きのうは忘れてしまいました。天気:曇り、雲量:9割以上、気温:15.5度、湿度:76%、風速:2m/s、不快指数:60 でした。

   

きょう正午の観天望気は、天気:曇り、雲量:隙間無、気温:17.6度、湿度:78%、風速:1m/s、不快指数:63 となっています。 風速1m/sなんて珍しいです。

   

きのうの新聞ですが、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)の記事が載っていました。世界の大学の中で、日本の大学はどのくらいに位置付けられているのか、その結果は。

   

灯台ならぬ東京大が23位、京都大36位、東工大55位、大阪大68、東北大79位となっています。異常が日本の大学のベストファイブですが、3桁になると、名古屋大112位、九州大135位、北海道大141位、慶応大197位となっています。

   

アジアの国の大学では、シンガポール国立大学11位、北京大12位、精華大14位となっています。何ともさみしい結果となっていますね。でもまさに日本の教育の国家百年というような壮大な計画なんかなく、常にその場しのぎの場当たり的な、経済観念にとらわれた教育観の結果そのものだと思います。

   

日本くらい経済大国と言われながらも教育に税金を投入しない、将来のことを見据えて教育に投資しない結果が招いた現象でしょう。

   

(分流も川底の石がかなり流されて、岩盤底が見えています。)

私の好きな思想家の内田樹さんはさすがに指摘が、分析が鋭いなと感心しながらブログの「内田樹研究室」を読ませてもらっています。6月6日のブログは「『複雑化の教育論』をめぐるロングインタビュー その1」です。その中からの引用です。

   

今の日本では学歴が軽んじられてきたがその理由として、一つは多くの職業が世襲になったせいではないかと。政治家、経営者、芸能人も世襲で、社会の上層部を占める職業ほど世襲が増えるということは、生まれた段階でキャリアパスの割り当てが終わっていて、個人的努力だけで這い上がることのできる範囲が狭くなったということで、それだけ社会的流動性が失われて階層が固定化したということ。

   

二つ目は「反知性主義」が広まったせいではないか。戦後日本が学歴偏重であったのは、「知性と教養」を高く評価する「教養主義」も大きくかかわっていたのでないか。今は「勉強なんかできてもしょうがない」ということを声高に言う人たちが社会の上層部に増えてきたから。

   

(久しぶりにアオサギの姿を見、写真に撮れました。)

その結果、≪≪日本ではこの10年間の政治家たちの知的劣化は目を覆わんばかりです。深い教養を感じさせる政治家の言葉というものを久しく耳にしていません。逆に、知性にも教養にもまったく敬意を示さない政治家たちが教育についてうるさく発言している。その結果、日本の高等教育は先進国最下位に向けて転落し続けています。そのことに切実な危機感を持たないと日本という国にはもう先がないと思います。≫≫

   

 

 

 


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