ちょっと古くなり恐縮ですが、いつかはお知らせをと思いつつ、ついつい引き延ばしてしまいました。 でもそろそろなんとかしてアップしておかないと、季節外れもいいところとなってしまいますのでこの辺でということです。
実釣は9月25日、26日、27日(3か月前となります)ですが、釣りビジョン(741CH)で放送されたのは11月11日でした。
野嶋玉造 in 宮崎県『五ヶ瀬川』 です。 『五ヶ瀬川で大鮎と遊ぶ 2015 鮎』です。なんでも11日間九州地方を釣り歩いたそうです。何とも垂涎の的とでもいいましょうか。
仕掛けはこうです。 天上糸ナイロン2.5号 水中糸金属の0.4号 つまみ糸はナイロンの2.5号 ハリは9号か10号の3本イカリバリ おもりは1,0号 竿は11メートルと10メートル です。
何とも想像を絶する仕掛けの太さです。 個人的なことになりますが、広瀬川で27,5セントを引き抜いたときでも、天上糸は0.8号で、つまみ糸は0.6号か0,5号、水中糸は0.25号か0.3号の複合メタルですね。 これで最強の仕掛けと思っています。
最上川や北上川でも大体はこのような仕掛けです。 それで25センチや26センチは引き抜けました。
9月25日は、≪ガンバの瀬≫、午後は≪金曲の瀬≫、26日は≪八峡(やかい)の瀬≫、27日は≪鶴の瀬≫で仲間(弟子)たちと竿を出していました。
ガンバの瀬は、川底の石が垢ぐされでさっぱり釣れません。ようやく1匹を賭けただけ。 金曲の瀬も2匹くらいとパッとしませんでした。 思わずつぶやいてしまいます ~鮎の捜索願でも出してやっかあ~
八峡の瀬ではよくかかりました。川底の状態もいいし、何といっても水がきれいです。27センチや29センチの鮎が掛かってくれました。 このくらい掛かると嬉しいですね、九州まで行った甲斐があるというもの。
上から見ると、こんなに透き通って見えるのですね! 川底の石がはっきり見えます。こういうところで竿を出してみたいものです。
ただ、水があまりにきれいだと、逆に私にとっては怖いとも言えます。 それは”深さがわからない”ということです。 川底が見えるとついついそんなに深くはないだろうと思ってしまいますが、ところがどっこい!そうはいかないのですね。
水がきれいで浅く見えるところは私にとっては要注意です、泳げませんから。 ドボンと入ってしまうと慌ててしまいます。
まあ、見てやってください、1949年生まれの鮎釣り師の生き生きとした表情を、たっぷりと。
こういうトロ場(瀬頭)でも竿を出します。
釣れなくて冴えない顔をしていましたが、掛かりました。
下記の文言が番組の放送中何回か流れてきます。
【激流での釣りは危険が伴います。番組内の釣りは野嶋氏の経験があってのもので、一朝一夕にできるものではありません。安易な気持ちで真似をしないで下さい】
「川を読む 鮎に教わる」 彼のモットーでしょうか。 曳舟の文言です。
今回は引き寄せが結構多くて、豪快かつ強引なつばめ返しが少なかったように感じました。