朝から本当に憂鬱になるくらいのどんよりとした空、厚い雲、午前中は雨は降りだしませんでしたが、午後後半になってからシトシトと降ってきました。
これから雨降りも本番となりそうです。 また広瀬川の水量も減ってきましたから、、本格的に降って頂いて、元気なサケが広瀬川を遡上する気になってくれたら嬉しいですね。
きょうも10時前に河原へ行きましたが、広瀬川分流の上流域へ向かったとき、上流から下流に向かって一直線に泳ぎ下る全体に体の黒っぽいサケの姿が見えました。
嬉しかったですね、きのう捜しても見つけられなかったのは、上流の方に隠れていた?からかもしれません。 やはり全体で4匹のサケが居たことになります。
その元気なサケは2回はっきりと目撃しました。 ただいずれも動きが早くて、とてもじゃないですが私のカメラでは撮れません。 どこかでじっとしていてくれないと、ピントを合わせられません。
孤独なサケ1匹となってしまいましたが、今夜からの雨で広瀬川が増水して、仲間のサケが分流に帰ってくることを祈りましょう。
(分流上流のこの部分を棲家としているようです。)
最近の言葉等から;
【翁長知事の対応は「民意を背に受けた首長として当然」と評価。「政治家や役人は、すべてをコントロールできると信じ込んでいる。沖縄の民意が意のままにならないことことにかってなくいら立っている。】・・・元岩国市長 井原勝介さん 11/18朝日新聞
①
(①から④までは分流の上流域のサケの死骸の様子で、③④は水中撮影です。)
【「地方はイコールパートナーだなんてうそばかり。国はいつも上意下達だ」 「県の向こうに県民がいる。国が国民を裁判にかけるのと同じ。国と地方のあるべき関係とは程遠い】・・・矢祭町町長 根本良一さん 11/18朝日新聞
②
【いまや自治体が「地方政府」と呼ばれることも珍しくないのに、沖縄だけを国との「主従」の関係に置き去りにしていいはずはない。】・・・天声人語 11/18朝日新聞
③
【本当の「戦い」は、内戦の解決に向けて動くことではないでしょうか。建設的なものが何も見えないままの破壊は、攻撃され巻き添えを食う人にとって、報復の対象になるでしょう。・・パリで起きたような殺戮はシリアでは日々起きていて、その中にはフランスの攻撃による死もあることに、思いを巡らせる必要もあるでしょう。】・・・千葉大教授 酒井啓子さん 11/18朝日新聞
④
【イラン革命もアメリカが招いた。イランと戦うイラクのフセイン将軍もアメリカが育てた。イスラム国もアメリカによるフセイン打倒後の権力の空白に生まれた。アル・カイダも対ソ義勇兵としてアメリカが育てた。タリバンをアフガンに送り込むパキスタンをあらゆる面で支援したのもアメリカ。こんな国が世界の正義だと考える保守に脳はあるのか。】・・・社会学者・首都大学東京教授 宮台真司 『戦争する国の道徳 P49 小林よしのり・宮台真司・東 浩紀の鼎談 幻冬舎新書』
⑤
(⑤と⑥は分流の中流域での死骸です。)
【そもそも「対テロ戦争」とか「テロは悪」という言葉が、すでに矛盾だらけなわけですよ。テロの言葉の概念は、もとをただせばロベスピールがフランス革命のあとにやった恐怖政治から出発している。それは権力を握った側が大衆を抑圧するというかたちで行ったテロなわけで、いまのテロは権力に完全に抑圧されてしまった少数者がやるものだけを想定して言っているけれども、テロとはそもそも、そういう意味合いのものではない。】・・・マンガ家 小林よしのり 『戦争する国の道徳』 P114
⑥
【日本は懲りて、もう戦争しないと誓って憲法9条をつくった。けれど解釈を勝手にねじ曲げて法律をつくって、なんだか戦争もしようと思えばできるようにしちゃったのが最近の安全法制だと思います。安倍政権は一方で「女性の活躍」なんて言っているけれど、これはご機嫌取りですね。女性の方が平和が大事と思う人が多いから、安倍政権は女性に評判が悪いからでしょう。でも、女性の活躍を言ったら、きっと「男は活躍しなくていいのか」なんて文句を言った人がいたんでしょうね。今度は「一億総活躍」だなんて、口先だけで言っているという証拠だと思いますよ。】・・・元文部相 赤松良子さん 11/16朝日新聞
⑦
(⑦から⑩までは分流の最下流のサケの死骸です。 食事前、食後の方で不快に思われたらお許しください。)
【例えば、日本が第2次大戦中に中国を侵略したことは、ほとんどの日本人が知識として理解している。だが、「内心では信じたくない人もいる」というのだ。「『自分の知識と矛盾するから言い出せないけど、信じたいこと』を、誰かが言ってくれると気持ち良くなる。保守・右派論壇誌はそうした役割を担ってきた。だが、それに慣れると、『信じたいこと』がいつの間にか『知っていること』に優先しかねない」】・・・11/17朝日新聞「嫌韓・嫌中」「愛国」・・・新聞広告の論調 20年分析 から 社会学者の大澤真幸さんの発言を引用部分
⑧
【首相は、野党の「どうして逃げるのか」との問いに、「私が逃げているのであれば、通常国会で過去最高の延長幅はとらない」と反論した。だが、先の通常国会の大幅延長は安全保障関連法制の成立という狙いがあった。今回、臨時国会を開かない理由にはならない。】・・・11/12朝日新聞社説
⑨
最後はクロネコヤマト(ヤマト運輸)の一面を使った意見広告 「いい競争で、いいサービスを。」から;
【(日本郵便株式会社は)実態は荷物を運ぶ仕事なのに、「郵便業務」としてサービスを拡大し、しかも車両の交通規制の免除、通関手続きの簡素化などの優遇を受けています。いまの制度のままでは、ユニバーサルサービスを維持するためのサービスを受けながら、さまざまな荷物を運ぶ仕事を拡大できることになります。これでは、「公平・公正な競争条件」にも、規制緩和の流れにも大きく逆行すると思います。こうした不公平な制度が、一日も早く見直され、すべての事業者が、対等に競争できる世の中になることを希望します。】・・・11/12朝日新聞 意見広告の全面広告から
⑩
「決めてさえしもたらみんな忘れとるとなめたらあかんで国民を」
(廿日市市 上谷美智代さん)
「わずか前の強行採決のことなども忘れはじめて十月となる」
(登別市 松木 秀さん)
「われらみな降車ボタンのないバスに乗る戦争にすべり出すとき
(名古屋市 植田 和子さん)
以上10月26日の朝日歌壇より