鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

ベートーベン交響曲第9番 ニ短調「合唱」

2015-11-07 21:53:13 | お知らせ

 きのうまでの天気は一体どこへやら、朝からどんより曇り空、おまけに気温も低いときた。

      

 午後あたりから雨が降るかもしれない、何も用事がなければ降って欲しいのですが、午後からコンサートに行くのでできれば降って欲しくないな、何とも矛盾した、身勝手な考えのnewoneでした。

                   

 午前中は夫婦で外出しての買い物。土曜日というのに、まあ午前中だからでしょうか、人出はあまり多くは感じられませんでした。

            

 

        

 午後2時過ぎに自転車で、東北大学の川内萩ホールへ向かいました。 萩ホールの向かいには図書館があり、そのまえに広い自転車置き場がありますので、街中のように自転車の置き場所に困ることはありません。

 

     

 学校法人 東北文化学園大学第九コンサートへ行ってきました。 ことしで5回になるようですが、newoneは去年に続いて2回目です。

 しかも2回とも友達に鑑賞券をもらっての第9鑑賞で、友達には頭が上がりません。 今年は、私もコンサートのことを知ってすぐに2枚の往復はがきを出したのですが、締め切りましたということでまたしてもハズレとなってしまった次第です。

 

 コンサートは午後3時からはじまり、最初は同じベートーベンの「献堂式」序曲でした。私は初めて聞く曲です。10分くらいの演奏でした。

 10分の休憩ののちいよいよ本番です。 第九「合唱」です。 この前の「せんくら」のグランドフィナーレでは第四楽章だけの演奏でしたが、きょうは第一楽章から第四楽章まで演奏します。

 演奏は、仙台フィルハーモニー管弦楽団とソプラノ齋藤 翠・アルト在原 泉・テノール小原啓楼・バリトン小森輝彦のソロ組、合唱は東北文化学園大学混声合唱団・東北大学混声合唱団・岩手大学合唱団・仙台宗教音楽合唱団・熊友会ヴォーカル アンサンブル・盛岡バッハ カンタータ フェライン・山響アマデウスコアの混声合唱団です。

 去年よりも団体が増えたみたいです。 どうしても気になってしまうのですが、合唱団の総勢は170人、会場からしてそれでもう一杯でしょう。 170人の内訳ですが、ソプラノ:52人、アルト:47人、テノール:31人、バス:40人となっています。

 パッと見てもいい構成となっています。 会場から見て右側からバス・テノール・アルト・ソプラノの順に並んでいました。 しかも最初からステージに上がるのではなく、第4楽章からの入場でした。 これなら楽ですね。ステージに上がって座ってはいるものの、ジーと沈黙を守って長いこと待つのは大変に辛いものがあります。

 

 今日は西暦2015年、平成27年11月7日土曜日で、こんなに早く第九の全楽章を聴けるなんて幸せでした。 会場も大変盛り上がっていました。 そうでしょうね、もともと第九が大好きな人たちが集まってきているのですから。

 第4楽章が始まって216小節から始まるバスのソリストの演奏、””O Freunde,nicht diese Töne! ”” いやあ、朗々と響く歌声、たった一人なのによくもこんなに響き渡る音が出せるものだと感心しながら聴いていました。

 テノールもよく響き渡る声で、男性陣のソリストの掛け合い?もいいなあと思って聴いていたのですが、それに比べると女性陣のソプラノとアルトのほうは何か元気がないというか、ソロの男性人や合唱団の声に消されてよく聴き取れませんでした。 

 とくにアルトはそこに注目して聴かないと聴き取れないような感じで残念でした。 ソプラノも一番の見せ所というか、聞かせどころの840小節から842小節の部分がいまいち伸びが感じられなかった(生意気ですが)のが惜しい。

 

 でも全体としては大いに盛り上がりました。  Freude, schöner  Götterfunken! Götterfunken! (920小節)

 なかなか拍手が鳴りやまず、指揮者やソリストが出たり入ったりを繰り返した後、アンコールとして演奏されたのが アカペラでの ”ジュピター” でした。 いやあこれがよかったのです。 平原綾香さんの独唱もいいですが、170人規模での混成合唱による ”ジュピター” も感動的でした。

 

  (きょうもいました)


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