鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

四重苦?の広瀬川!

2015-09-05 17:15:34 | 広瀬川

 きょう9月5日は町内会の敬老お祝い会の日でもあります。 あしたは学区の雀踊り大会?「どんとロード」の日です。 天気予報ではきょうまではいい天気ですが、あす以降はまた雨模様で気温も低い日が続くようです。

          (午前4時20分頃かな。朝焼けがきれいでした。)

 

 (右上に星が輝いています。明けの明星?) 

                  (午後1時20分頃)

   

 ということできょうも午後から広瀬川に入ってきました。

 (苦その1)   きのう大きいオトリ、24センチクラスの鮎2匹と22センチくらいの鮎1匹を活けて置きました。いつものところです。 全く見つからないところとはとても言えないところですが、同じ鮎釣り師仲間であれば、こんなところに活けているのかと笑って通り過ぎるようなところです。

 今までは何の問題もなかったのですが、ここに至って問題となってしまいました。当然3匹の鮎は元気だろうと思って、タモに開けてみたところタモの中に入ってくれたのは1匹のみ。それも3匹の中では一番小さい鮎で、あれっ、なんだ?どうしたのだ?大鮎2匹はどこに行ってしまった?死んで曳舟の奥に引っかかっているのかと思いました、最初は。

 でも、どこを見ても大きな鮎2匹は見当たりません。オカシイ、おかしい、可笑しい?

 そうです、誰かに盗まれました、2匹の大きな鮎が。 同じ鮎釣り師か?はたまた除草作業中の作業員か?作業員がとっていったとはちょっと考えにくいです。やはり川に入って釣りをしている人が持って行ったと考えるのが妥当なところでしょう。

 曳舟ごと持って行かなかったことで良しとしなければならないのかも。 3匹のうち1匹を残してくれたのだから、まだしも良心の欠片はのこっていたのかもしれないと思うべきか。もっともこの曳舟は加工しまして、どこからでも水が入ってくるようにしました。

 小さい曳舟なものですこしでも水通しをよくしようと少ない脳みそを使って考えたのが、曳舟に穴をたくさん開けて水通しをよくすることでした。こうすれば泥も溜りにくいし、新鮮な水が常に流れていると思ったからです。

 だから曳舟を自分で使おうと思っても水漏れ状態では諦めたのでしょう。大きい鮎を食べてやろうとしたのであれば水が漏れようが関係なくそのまま持ち去るとも考えられます。

 以上のことから持ち去った鮎はオトリ鮎として使うのだろう、そして少しは良心が残っていて1匹を残したのだろうと思うことにしました。

 

 どういう訳か澱橋の上流の瀬が空いていたのでそこに入ることにしました。本当はもっと上流の大きくカーブしているところの急瀬で釣りたかったのです。 というのもきょうはついにようやく決心がついて持参したのです、そうです、シモツケのブラックバージョンです。

   

       

               

 とうとう本命の出番としました。だからこそ何としても大鮎を1匹は掛けたい、掛けた感触をこの竿に味わってもらいたい、と思った次第です。 この竿のコンセプトは25センチまでの鮎を難なく引き抜くことできるということでしたから、丁度いいオトリもあり使うことにしたわけです。

 (苦その2)  ああそれなのに!嗚呼ああそれなのに、大鮎は持って行かれてしまいました。 でも1匹が残っていたので気を取り直して釣り場へ向かいました。

 分流と本流の合流するところまで来た時です。 岩盤底が多いので当然慎重に歩きます。でもあまりに慣れていたからか、油断があったようです。

 そうです、地球が回ったのです。急転直下、天地がひっくり返りました。何が何だか分からないうちに仰向けに倒れていました。浅い平らな岩盤の上に物の見事に、きれいに滑り込んでいました。

 後頭部を少し打ちましたがめまいがするようなことはなかったし、右手で持っていた竿は伸縮する竿ケースを付けていたし、竿は天に持ち上げられるようになっていました。両手の肘と後頭部を打ち付けてしまっただけで済みました。 平らな広い岩盤でよかったです。不幸中の幸いと思うことにしました。 首筋は軽い鞭打ち症のようです。

 

 (苦その3)   午後1時30分頃か、竿を伸ばし、水中糸も出して、オトリにハナカンを通し、逆バリもセットしていざ出陣となったのですが、きのうから使っていた背バリが左手の袖に刺さりました。普通のいままでの極楽背バリならなんの問題もなかったのですが、きのうは半スレの背バリを使いました。 だから服に刺さると容易に取れません。

 おまけにハサミも持っていなかったので、仕方がないのでオトリを曳舟に戻して、背バリの千々輪のところを歯で食いちぎりました。 これで10分以上も無駄に時間を使いました。その間下流域にガラガケの人に入られてしまいました。 まったくついていません。

 

 (苦その4)   結局オトリ鮎を入れたのは午後1時40分頃でした。 濁りもなく水量もきのうより少なめですが、newoneにとっては最高の川相です。でも掛からないのです。どこを泳がせてもまったく追ってくれません。掛かりません。 オトリはよく泳いでくれているのですが。

 

 下流のガラガケの人も掛かりません。 でもジャンプしている鮎は居ます。鮎は全くいないというわけでもないようです。 しかし、掛かりません。

 

 きのう掛けた美術館下の岩盤の溝とその下の急瀬にもオトリを入れてみましたが掛かりません。 散々な鮎釣りとなってしまいました。 何とか掛けたい、1匹でいいから、掛かってほしい!そういう願いも通じません。

 1時間が経過しました。もうやめようかなとも思いました。 だけど何とかしてブラックバージョンに鮎を釣らせたい!それで上流のカーブしている急瀬へ行ってみることにしました。

                      (ここでいったんアップしておきます。夕食の時間ですので)

 しかしここも予想に反して釣り人が多かったのです。 3人の姿がお分かりでしょう。手前左端の人は渓流スタイルでの鮎釣りなのでしょうか。竿も渓流竿のようです。 少ししてわかったのですが、ルアーを使っていました。

 

 一番奥の人はガラガケの人で、午前中から急瀬と深みで竿を出しています。 右側のひとが友釣りです。 本当はここに入りたかったのです。そのために澱橋から上がってきたのですが。 ここの人たちは動かないのです。よくもまあじっとしていられるものだと感心するほど動きません。

 newoneひとり動き回っています、イライラしながら。ここの瀬頭にも入れず、もっと上流の方の平瀬で遊ぶことにしました。 鮎はよく泳いでくれました。泳いでくれましたが、野鮎が追ってくれません。掛かってくれません。

 その内newoneのもっと上流にガラガケの人が入ってきました。 見たところここの釣り人たちは掛かってはいないようです。 そんなこともあり、3時40分に納竿としました。 

 

 何のための2時間だったのか???悔しいし、情けないし。恥ずかしい。 そしてブラックバージョンに申し訳ない。 徒労感のみ多い2時間でした。

 釣り友に声を掛けなくてよかった。 3匹もあるから、二人で竿を出しても大丈夫ではないかと思ったりもしたのです。

 

 オトリとして使った鮎はどうなったか?放免してやろうかなとも思いましたが、その割にはとても元気なのです。握るとよく尻尾を振ってくれます。 それでnewoneからの嫌がらせ?のようでもあるのですが、この1匹を活かしつづけることにしました。 同じ穴の開いた曳舟で、同じところで。

 もしかして2匹は盗んだのではなくて、借用したのかもしれない。そのうち2匹分(もしかしたら3匹とか)のあゆが入っているかもしれない・・・・。 そういう微かな望みもあります、情けないことですが。

 

 昨日と今日の広瀬川の落差の大きさ、もう広瀬川の友釣りはお仕舞なのでしょうか?!

 

コメント (2)
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