予報どおり肌寒い一日です。 霧雨、粉糠雨(懐かしい言葉です。欧陽韮韮(ちょっと字が違う)の”雨の御堂筋”、あのハスキーというか低い声での歌い方、一時私の愛唱歌でした。)の仙台。 雨が降るのはいいのですが、降っても水量の増加には全くつながってはいません。 ここに来て、川に入れないくらいどっと降られても困りますが・・・。
きょうのアブラハヤです。
そしてお昼頃の河原です。
堤防に上がる前から、ガーガーという刃物が回転する音が聞こえてきました。 草刈り作業をしていました。 4人組です。 ご苦労様です、小雨の中の作業。
中洲をやっていました。 ご覧のようにきれいに刈り取られています。
ご覧のとおり広瀬川の水量は増えません。言い方がよくないですが、死の川といっては言い過ぎか、瀕死の広瀬川、病床の広瀬川、細々と辛うじて息をしている広瀬川というところか、残念ですが。
分流の方も生気が感じられません。
でも二ゴイはいました。 上流側から本流に出るのは無理です。下流から出るには人間が作った石の関所をクリアしなければなりません。
下の2枚の写真は西道路のトンネルが途切れているところのトロ場と瀬です。
この前の暴風でなぎ倒された大きな枝が邪魔をしています。 これはもともとは牛越橋の下流にあったものですが、この前の増水で流されてきたものと思われます。 迷惑な枝ですが、数人がかりでないととても撤去はできません。
この瀬の下流のトロにはだいぶ前から鯉が棲みついています。黒い鯉のほかに錦鯉も2匹います。 ”頭隠して尻隠さず”
さらに下流にはカモの親子
子どもたちは付いていくのに必死です。
雨粒を抱いた可憐な花の中にちょっと異質なものが含まれています。
きょうの河北新報に、23日に実施された鮎調査の様子が掲載されていました。 見てください、この鮎の小ささ。 まるで小国川サイズです。 この時期の広瀬川のアユは優に20センチを超えているのが普通です。 大震災の後遺症がまだまだ尾を引いているし、何と言っても今年の降雨の少なさが響いています。 川を見ていても陸から鮎のハミ跡が見つかったことはありません。 川を見ても生体反応が感じられません。 平均12~15センチのやせ細った鮎だそうです。 今年の解禁日は厳しいなんてものではないでしょう。 釣果零を覚悟しないと!!ということで今年もゆっくりと重役出勤で川に入るということになりそうです。