記憶と思い出は作られる…事もある。

うほ～い冬の匂いだぁ、なんて呑気にかまえてたら「今季一番の寒波です。」ってのが次々とやって来て今回は「数年に一度の猛吹雪」だそうだ。

天気予報では予報気圧配置がもんの凄い事になってた。

等圧線が16本もあって、目が回るほどぐるぐるな天気図になってて素人でもあかんと分かるくらいだった。

予想気圧も９４８hPaって、並の台風より強いじゃん！

で、とりあえず大丈夫かと親に電話した。

テレビで、ひたすら「不要不急の外出は避けるように」と連呼してるそうだ。「不眠不休の外出」だったら嫌だなぁ、などとくだらん事を考える…。

ま、無事を確認したところで、疑問だった飼い犬の出産数を聞いてみた。

答えは、1回、5匹との事。

アネキから「1回しか産んでないと思うよ～。」って言われた時、私も「はっ」って思ったんだよね。

私も1回しか記憶がないし、環境的に無理だよなぁって。

でも、６・５・５で計１６匹っていう思い込みは残っている。

母親曰く「もっと前の犬の出産の事も話して聞かせてたから、ごっちゃになったんではないか。」

う～ん、大切な子犬がもらわれて行って寂しかった私の創造なのか…。

それは当時の私に聞かなきゃ分からんです。

で、いやいや園のりんごの件ですがアネキがわざわざ本を買って貸してくれた。

アネキにとっても思い出深い本だったんだね。

懐かしかったっすよ～。

あ、この挿絵覚えてる、とか「ぞうとらいおん丸」あったあったとか。

肝心のりんごと桃の部分ですが、もの凄くでっかく書かれてはいなかったっす。

ただ、山が５つあって赤い山にはリンゴの木、黄色い山にはバナナの木と言うように山ごとに全部果物の木っていうのがわくわくしたんだろうなぁ。

しかも主人公の「しげる」は必ずその中で一番大きい実を真っ先に選んで食べ、一人一つと言う約束を無視して2個食べちゃう。

そんなのを読んでいて食いしん坊の私の頭の中にはでっかいでっかいりんごや桃が浮かび、それが思い出として残ったんだろう。

こっちはなんとなく想像できる。

ま、つまり小さい頃の記憶の中には当時の創造や空想もインプットされるって事だね。

私の言う「小さい頃の記憶」は、じーちゃんばーちゃんと同居してた、幼稚園までの記憶なんだけどこれまたとっても懐かしくて大切な思い出なのよねぇ。

記憶の間違いは、「あれぇ～？」と思うけどその頃の自分に思いを馳せるのも楽しいもんでありました。


ちなみに同じく北海道に住む妹は、昨日職場の近くの民宿でお泊まりだったそうな。

帰れたとしても次の日出勤できるかどうか分からんもんねぇ。

こんな日でもお仕事はある。

日本人は勤勉だよねぇ。

妹よ、「不眠不休の外出」はしちゃだめよ。