台風が大暴れしていった後、きょーれつに暑くなりました。
来ましたよ今年も夏が。
最近の夏は悪意を感じる位の暑さだもんなぁ。
若い頃は夏休みもあったし、何故か日焼けに燃えていたが最近は夏が嫌いである。
なんせ汗っかき。
うちん中で一人で汗ダラダラかいてる分にはまだいいけど、外出中の大汗は恥ずかしい…。
それに乗り物乗った時も背もたれとか前の人の汗ついてんだろうなぁ、ってちょっと神経質になったりもする…。
で、毎年夏前に気付くんだけど、梅雨の終わりくらいに青い柿の実が道に落ちてるんですよ。
柿と言えば赤く色づいて秋の象徴みたいなもんやん。
それがまだ夏も始まらんうちに実を付けてるのがなんか意外というか…。
そういえば柿の花ってどんなんだろう。
柿の木って実が付かないと、全然気が付かない。
ある年、たまたま思い出して柿の木をみたら緑色の花びらが4つ付いてた。
ほぉ、柿の花は緑なんだって思ってたんだけどこの前ネットで調べたら白っぽい花だった。
私が見た時は既に散ってしまった後だったんだね。
まぁ柿の実が色付く頃には秋も深まってるから、それを楽しみに頑張ろう。
と考えている時に、はたと思いました。
世の中何があるか分からない。
柿の実が色付くのを見られるという保証はないんでありますな。
季節は変わらず流れるけど、自分を取り巻く環境が激変することだってある。
震災によって何もかも変わってしまった被災者の方たちも、変わらずに流れる季節に何かを感じる事はたくさんあるだろうな…。
人生で何度桜を見られるのか、色付く柿を見られるのか。
考えてみると結構少ないもんだなぁ。
夏だ、くそぉ、あっちいぞぉ!から意外な所に着地してしまったけど、ちゃんと生きよう、と改めて思った50過ぎのおばさんなんでありました。