二代目猫が、お尻を舐めていた。
なんだかトイレに行った後やたら舐めている。
うんこ付いてんのか?と抱っこして覗いてみたら毛が禿げていた。
つまり禿げるほど必死に舐めていたんだが、うんこは付いていない。
次の日も必死に舐めていたので見てみると、肛門の脇つまり舐めていた所がゴルフボールみたいに膨らんでいる!
こりゃあかん!明日医者に行かねば!
次の日、トイレから出て来た二代目猫を見たら肛門の脇にでっかい穴が開いていた。
にきびを見たら潰さずにはいられない、ものもらいでさえ自分で潰してしまう私にとって、それは良い傾向だった。
トイレで踏ん張った時にでも潰れて膿が出たんだろう。それにしても穴がでかすぎる。
6~7mmは開いている。
診察室での様子を思うと憂鬱だったがとりあえず医者に連れて行った。
診察室に入ると案の定センセに向かって牙を剥く二代目猫。
ただ、症状そのものはよくある事らしく肛門脇にある肛門腺が炎症を起こしたそうな。
空いた穴に針なしの注射器で消毒薬を入れようとしたが、やはり無理だったので私が自宅でやりますという事で薬と注射器と飲み薬をもらってお会計。
で、この時「治療は出来ませんでしたのでお代はけっこうです。」って言われたんさぁ~!
うっそみたいなお医者さんだよねぇ。
で、うちに帰ってひとしきり二代目猫の文句を聞き、尻尾立てて甘えて来た二代目猫のでっかい穴めがけ消毒薬噴射!!
見事命中、こぼさず全部投入!
二代目猫はその瞬間50センチは飛び上がったね。
回復力は早かったんですぐに治ったけど、その後も何年かに一度再発していた。
私も慣れたんで、でっかくなる前に肛門腺を押して絞り出すようにしてやったんで、あそこまでひどくなる事はなかったっす。
でも、いきなり後ろから消毒薬噴射されて驚いたろうなぁ。
治すためなら、どんなに嫌がる事も手加減なしでやる飼い主なんでありました。