ぶらぶら★アフリック

アフリカ・プロモーター、ンボテ★飯村がお送りする100%アフリカ仏族ぶらぶらトーク!

高校バスケの星★八村塁くん。それとアフリカ人スポーツ留学生。

2016-01-08 07:30:34 | アフリカサッカー・スポーツ
きのう、お仕事を終え、遅く家に帰り夕食をとりながら、スポーツニュース『すぽると!』を見ていると、なんと高校生スポーツ特集だ。イントロのフラッシュ映像には春高バレー、サッカー・・・そして「あ、八村くんだ!」。



そう、八村塁。富山県出身、宮城県の明成高校に所属する高校生バスケットボール選手。全国高校バスケットボール大会で二度の優勝、昨年夏のインターハイでも明成を優勝に導いた。ジュニアの日本代表にも選抜され、いま「最もMBAに近い高校生」と言われている。

彼はベナン人の父親を持つ日本人。そしてアフリカ人の血筋引いているのか、いつでもとても前向きで、明るくて、強い。そして笑顔。

テレビにかじりついて見入る。そしてでてきた、このコメント。

「バスケはすっごいすっごい楽しいです!」


先日、プロ野球のドラフト会議で大きな話題となったのは関東一高のオコエ瑠偉くん。東北楽天ゴールデンイーグルスから1位指名を受けた。彼はナイジェリア人とのハーフだ。

ンボテにも日本で暮らすアフリカ人とのハーフの子どもを持つ友人が多くいる。ともすれば異質なものを受け入れることに抵抗を示す日本社会、子どもたちの苦労について耳にすることもある。しかし、こうやってスポーツ界で活躍し、好感を持って受け入れられているタレントを見ると勇気付けられるし、また日本社会の受容力が向上していくことを期待したい。


少し話題は違うが、日本の高校バスケ界では「アフリカ人留学生」が多数活躍する。その多くがセネガル人。高い身長と身体能力で、チームを一変、強豪校にする活躍をしている。そもそもセネガルをはじめ、多くのアフリカ諸国ではバスケが大人気のスポーツ。選手の基礎力は高い。

他方、この動向には一部、高校生スポーツの勝利至上主義、教育目的からの逸脱、商業主義などとの批判もあるという。これらセネガル人の活躍の裏には、高校教育の理念とはかけ離れた「ブローカー」が存在し、多額の契約金が動くとも報じられている。

新春恒例の箱根駅伝でも、アフリカ人留学生の活躍はすでにおなじみ。

スポーツと教育とアフリカ人と。いろいろな意見や批判もあると聞く。その是非はさておき、日本に来たアフリカ人には、是非十分力を発揮して欲しいし、彼らの人生の一ページにおいて、日本に来たことがとてもいい経験となることを願ってやまない。


バスケの話なだけに、八村くんの話題から少しトラベリングしてしまったが。

(おわり)

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